1985澪つくし-109~162
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 かをる(沢口靖子)たち親子が梅木の墓参りをしていると、惣吉(川野太郎)がやってくる。墓前に花を供える惣吉の背中をじっと見つめるかをる。惣吉はかをると二人きりになり、かをるに求婚するが、かをるはしょうゆが…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 かをる(沢口靖子)が梅木を手厚く葬ったちょうどそのころ、外川では惣吉(川野太郎)が帰還していた。そして七月、入兆創業三百年記念式典が開かれ、英一郎(鷲生功)が十二代目久兵衛を襲名した。赤川(吉村直)とツ…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 かをる(沢口靖子)がすすき野原を歩いていると、笛と鼓の音。そこでは、久兵衛(津川雅彦)、るい(加賀まりこ)、律子(桜田淳子)ら亡くなった坂東家の面々が揃って月見をしていた。かをるは仲間に入れてくれと懇願…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 満州から引き揚げてきた律子(桜田淳子)は、重い肺結核にかかっていた。律子は死を覚悟しているが、かをる(沢口靖子)は励ましながら看病する。春になり、梅木は相変わらず消息不明だが、英一郎(鷲生功)と赤川(吉…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 日本が負けた、と玉音放送を聞いた神山(牟田悌三)が伝え、呆然とするかをる(沢口靖子)。とね(草笛光子)に預けてある子供たちの様子を見に、かをるが外川を訪ねると、工場再建のための古木材を運んでくれることに…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 防空壕を飛び出した久兵衛(津川雅彦)と、それを止めようとしたるい(加賀まりこ)は爆撃に遭い、かをる(沢口靖子)たちはなんとか仮手当所に運び込む。ひん死の久兵衛は、かをるの手を握り、肩身の狭い思いをさせて…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 久兵衛(津川雅彦)たちが、入兆の庭の畑で採れた芋をふかして食べていると、かをる(沢口靖子)が来て、紀之が戦死した、と知らせる。特攻隊だった紀之は、遺骨も無い。かをるは弔問に訪れた真鍋家で、ハマ(根岸季衣…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 防空壕へ逃げ込んだかをる(沢口靖子)と惣吉(川野太郎)は、出会った頃からの思い出を語る。もしここが爆撃に遭って、二人がここにいたことが分かったら外聞が悪い、とかをるは出て行こうとするが、惣吉は、自分が出…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 銚子高女の女学生たちが勤労奉仕で入兆に作業に来ていたが、原料が手に入らなくなり、もう来なくていい、ということになる。久兵衛(津川雅彦)は、来年の入兆の創業三百年記念式典を派手にやる、と言い出し、るい(加…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 昭和十九年四月、梅木(柴田恭兵)は栄二(山下規介)を連れて、フィリピンへと旅立った。質を落としたしょうゆの出来は悪く、魚を元にしたひしおを使ってはどうかと思いついたかをる(沢口靖子)は、外川へイワシを融…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 昭和十八年になり、戦局はますます悪化していた。そこにハマ(根岸季衣)がやってきて、留置場へ入れられている真鍋(なべおさみ)を出してもらえるように助けてくれ、と久兵衛(津川雅彦)に頼みに来た。久兵衛は署長…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 開戦した当初は破竹の勢いの進撃だった。入兆では、野呂(須和田聡)と殿岡(重松収)の壮行会が行われるが、そこで竹田の戦死が伝えられ、婚約者のアミ(高師美雪)は泣き崩れる。日本が本土空襲を受けるようになり、…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 原価が高騰しているのに、商品の値上げを禁じられ、入兆では作戦会議を開いていた。品質を落として原価を抑えるしかない、という梅木(柴田恭兵)に対し、神山(牟田悌三)は安物を作るくらいなら辞める、と反対する。…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 英一郎(鷲生功)がけがで大阪の病院に入院したと聞いて、かをる(沢口靖子)と久兵衛(津川雅彦)は、急ぎ大阪に駆けつける。初めての父との二人旅に、不謹慎だが少し幸せを感じるかをるだった。英一郎のけがはそれほ…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 かおる(沢口靖子)とアミ(高師美雪)が街角で千人針を頼んでいると、とね(草笛光子)とますみ(生田智子)が通りがかり、とねはかをるに、惣吉から手紙が届いた、と知らせる。南方に行ったらしいが詳細は不明だった…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 英一郎(鷲生功)の結婚が決まり、内祝いの席で久兵衛(津川雅彦)は、英一郎に坂東久兵衛を継がせる、と宣言する。その七月には日中戦争が始まり、英一郎に召集令状が届く。久兵衛は結婚式を繰り上げようとするが、先…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 英一郎(鷲生功)の様子がおかしいので、かをる(沢口靖子)がわけを聞くと、悪友と飲みに行って関係を持った芸者を妊娠させてしまった、と言う。かをるは、だまされているのではと言うが、英一郎は、久兵衛(津川雅彦…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 惣吉(川野太郎)は何も言わず、旅立っていった。かをる(沢口靖子)は、惣吉が出て行ったことについて自分を責めるが、久兵衛(津川雅彦)は潔いと惣吉を褒める。外川では、とね(草笛光子)が、自分は引退するから吉…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 かをる(沢口靖子)はひそかに惣吉(川野太郎)を呼び出し、梅木(柴田恭兵)がおかしくなったのは、惣吉のせいだ、と惣吉を責める。いっそのこと全てを捨てて私を連れて逃げてくれ、と言うが、惣吉にそこまでの覚悟は…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 警察署で顔を合わせた梅木(柴田恭兵)と惣吉(川野太郎)。頭の神山(牟田悌三)は険悪にならないよう当たり障りのない話題でお茶を濁そうとするが、梅木が惣吉を殴ろうとしたところで、巡査が呼びに来る。その夜酔っ…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 戦争の備えが進む中、銚子の飛行場の建設現場の人手が足りないので入兆からも人を出すように言われ、広敷の職人三人が駆り出される。三人は外川の吉武家から駆り出された漁師二人と現場で意気投合し、惣吉(川野太郎)…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 惣吉(川野太郎)は海軍の夏目少佐(小野武彦)に、民間の工作員としてフィリピンに行かないか、と誘われたが、俺は漁師だから、と断る。かをる(沢口靖子)は惣吉の夢を見て、惣吉の名前を呼んだらしく、梅木(柴田恭…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 二・二六事件の新聞を読み、律子(桜田淳子)のことを心配するかをる(沢口靖子)たち。律子が家で小浜(村田雄浩)の無事を案じていると、反乱軍に入れてもらえず討伐部隊に回された、と落ち込んで小浜が帰ってくる。…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 入兆と吉武一家の対立は和解したが、世の中の戦争の色は濃くなっていた。広敷の職人の竹田(葛西和雄)に召集令状が届き、仙台の連隊へ入営することになった。その夜竹田はアミ(高師美雪)を呼び出し、兵隊に行く前に…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 吉武家と入兆の手打ち式が、銚子の料亭で行われ、かをる(沢口靖子)は出席を自重した。式は、久兵衛(津川雅彦)の挨拶で始まり、とね(草笛光子)もこれからはけんかをしない、ということから始めよう、と両家納得し…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 惣吉(川野太郎)と再会したかをる(沢口靖子)は、外川へ戻る気は無い、と宣言する。惣吉は、かをるの本心が知りたい、と浜へ連れ出す。そこでかをるははっきり惣吉と決別する。無事話をつけて戻ってきたかをるに手放…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 吉武家へ殴り込みをかけた入兆の職人たちは逮捕された。入兆からは英一郎(鷲生功)を代表として、吉武家へ挨拶に行くが、漁労長の船村(織本順吉)は、惣吉(川野太郎)に会いたかったらかをる(沢口靖子)を連れて来…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 かをる(沢口靖子)は吉武家の漁師たちにさらわれ、外川へ連れてこられた。とね(草笛光子)は漁師たちを叱りつけ、梅木(柴田恭兵)に非礼をわびるが、梅木は電話ですませるつもりか、と許さない。とねは、明日は善吉…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 惣吉(川野太郎)は記憶を戻してもらった礼を言いに来た、と言うが、梅木(柴田恭兵)が追い返す。暴風雨が銚子を襲った夜、かをる(沢口靖子)は惣吉が漁に出ていなかったか気にするが、梅木に優しい声を掛けられ、申…
公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 惣吉(川野太郎)が生還したことで、かをる(沢口靖子)の周辺も新聞記者が取材に来るなど落ち着かない。英一郎(鷲生功)は安い満州の大豆を使ったしょうゆを久兵衛(津川雅彦)に味見させて、久兵衛の怒りを買う。そ…