公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
英一郎(鷲生功)の様子がおかしいので、かをる(沢口靖子)がわけを聞くと、悪友と飲みに行って関係を持った芸者を妊娠させてしまった、と言う。かをるは、だまされているのではと言うが、英一郎は、久兵衛(津川雅彦)に知られたら、とすっかりおじけづく。なんとかしようと、英一郎は意を決して芸者置屋を訪ねると、店の用心棒ともめ事になる。そこへ、英一郎の様子がおかしい、とつけてきた梅木(柴田恭兵)が割って入り…。
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これで外川も銚子市になった。外川は専用漁業権(浜の海草を取る権利)の権利金で公共事業費を賄ってきたため、権利金を銚子市に納めず、外川に還元するという条件を銚子がのむ形になった。
そんな話をしてるところに、律子から手紙が来た。久兵衛は老眼で英一郎代読。
『拝啓 皆様、ご健勝の事と拝察いたします。ここ北満の孫呉は、ことのほか寒さ厳しく、連日零下30度という有様です。腹切り問答で広田内閣が総辞職したそうですが、ここには国境守備の軍隊と開拓農民の黙々と働く姿しかありません。別の意味でここからは日本という国がよく見えます。小浜も私も元気です。るいさん暖かいセーターをどうもありがとう。重宝しています。かしこ』
るいがかをるのために編んでいたセーターをかをるの提案で律子に送った。満州に比べれば銚子は暖かいというかをるに対して、「姉さんの気持ちがあったかいんだよ」といってくれる英一郎。
ツエは満州から日本が見えるのか?と律子の比喩表現がよく分からなかった様子。久兵衛は心の目で見たらどんな遠くでも見える。最近は十万億土が見えるようになったと言っている。十万億土は「ゲゲゲの女房」でおばばも言ってた。
父の言うとおりだとかをるは思う。心の目はその場にいない人を見る事ができる。そして目の前にいる人が見えない事もある。
え、なんか意味深だな。
飛行場が完成し、飛行学校の訓練が始まると、銚子周辺の空は騒がしくなった。
広敷組は空を見上げて戦闘機を見ている。さっさと仕事しろ!と広敷組を追い払った頭も一人空を見上げる。
昭和12年 初夏
英一郎が起きてこないのでかをるが起こしに来た。うっ前髪下ろしてる英一郎、かわいい! うーん、結婚前の梅木といい、前髪下ろしてんのが好きなのか? いや、いつも前髪あげてる人が下りてるのが好きなんだ、きっと。どうでもいい。
昨年の暮れに横宿の芸者屋で悪友に酒を飲まされた英一郎は、好きでもない芸者と関係を持ち、今になって妊娠5ヶ月で結婚してくれとは言わないけど、認知して養育費を出してもらいたいと電話が来たという。
親父に知られたらカンカンになると焦る英一郎に「さすがに自分の血を引いてるとほめてくれるかもしれない」というかをる。かをるは話を聞いた時点でだまされてると勘づいていて冗談まで言えたのね。
そこへ久兵衛からの呼び出しがかかった英一郎。久兵衛は清次に「お前もたまにはええ話持ってくるな」と褒めていた。樽作るしか能がないと思ってた→借金も作りますが、女は作りません。
このタイミングで英一郎に見合い話が来た! 相手は笹川の造り酒屋の次女で土地をたくさん持っている旧家で向こうもノリノリ。
芸者の事がバレたら一発で破談だとかをるに言う英一郎。
かをるは尻込みする英一郎を励ましながら、横宿の芸者置屋を訪ねた。
横宿通りというところがあるけど、ここなのかな? 佐原といえばかをるがお見合いした「大茂」があるところで笹川よりもさらに銚子から離れていて、ずいぶん遠くで遊ぶんだね。
芸者の浜菊に会いたいとかをるが言っても女将は出してくれなかったが、「はらみ芸者にお座敷がつとまるもんかね」とあっさり浜菊のウソがばれた。しかし、男衆に「うちの芸者にケチつけた」と英一郎が囲まれてしまった。
そこにさっそうと現れる梅木…と広敷組。入兆の法被を着て正装してるの!? 広敷達が男衆に殴りかかって拳で解決。
梅木「何となく様子がおかしかったから後をつけたんだ」キャー、かっこいいな展開かもしれないけど、勝手にタンスを漁る男なので、あんまり…しかし、かをるは梅木を頼もしく思った。
と、ここで28分。久々に「恋のあらすじ」来たー。テレビ消したけど。
ここ最近の緊迫した展開からの箸休め的な話? 芸者に子供ができたと言われた→だまされてる!は同じ女性としてはちょっと…英一郎も身に覚えはあったみたいだし、昔はよくある話だったのかもしれないけどね。あらすじだけ読んだときはやっぱり英一郎もまた久兵衛の子供なんだなと思っちゃった。今日もまた梅木上げキャンペーンに英一郎が使われたのであった。