公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
入兆と吉武一家の対立は和解したが、世の中の戦争の色は濃くなっていた。広敷の職人の竹田(葛西和雄)に召集令状が届き、仙台の連隊へ入営することになった。その夜竹田はアミ(高師美雪)を呼び出し、兵隊に行く前に結婚してくれ、と言う。アミは、自分が遊郭にいた女だからそんなことを言うんだろう、と拒否するが、竹田は戦争へ行って守るための家族になってくれ、と熱く口説く。明けて昭和十一年二月二十六日、東京では…。
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対立抗争を続けていた「入兆」と吉武一家は、かをるの勇気ある説得のおかげで一応和解する事になった。
寝間着で久兵衛とるいが手打ち式の事を話していた。惣吉が「かをるを不幸にしたら取り返しに行くぞ」と言ってたと久兵衛が言うと、るいが「はあ~!」と感嘆のため息をついた。「なかなか見ごたえのある場面やったぞ」って二人とも楽しんでない?
るいは惣吉もかをるも梅木もかわいそうって言ってたけど、こうなったのはそもそも再婚をせかしたせいではないのか?
かをると梅木は昭和を挟んで横になって話をしていた。かをるを誉めたり、前より深く愛してると言ってるけど、全く信用してません。
かをるは梅木に真心のこもった愛情を感じ取った。同時にやるせない苦悩も感じ取った。その後、「入兆」と吉武家の抗争はなくなった。口さがない世間のかをるに対する関心も次第に薄れていった。一方惣吉は黙々とイワシ漁に専念していた。
久兵衛、るいのもとに清次が来ていた。いつも店に来ることが多いから珍しく感じる。陸軍の飛行場は春日町の台地に決まったという話。15万坪を反当たり350円から400円で買収された。
土地を持っていれば作物が育てられ食糧難の時代に、おしんの兄夫婦みたいに農家が大きい顔できることもあったかもしれないけど、土地をそこそこのお金で取り上げられたんじゃどうしたらいいのか。
広敷の竹田に召集令状が来た。
殿岡「お前戦争好きか?」
竹田「好きじゃねえけどお国のためだ。しかたねえ」
昭和4年の事だけど、広敷の赤川って結局どうなった? 竹田は「3年間しっかり務めてこいよ」と言われてたし、任期も決まってるんだと思うけど…。
竹田がアミを工場に呼びだしてプロポーズ。松岸にいた女を救ってくれた男のカッコよさを描いてるのかもしれないけど、しかし、「入兆」に来て12年、酒や博打で蓄えもないとか言われてもちょっとなー。しかし、家族もいなくて、土地も財産もない。何を守るために命張るんだよと言われると…姐御肌のアミはほっとけないかな?
竹田のプロポーズが突然に感じられた人もいたみたいだけど、栄二が入った時に、竹田は栄二に親切にして、周りの広敷達に「アミ目当てだろ~」ってからかわれていた。この時は、アミが松岸にいたことを知っていたのかは分からないけど、最初からアミを気に入っていたのは確か。だったら松岸の事をからかわれていたときにもっとかばえよな!とは思うから、あんまりアミちゃんよかったねとは思えない。
昭和10年の暮れ、竹田は女中のアミを入籍して陸軍二等兵となった。
昭和11年2月26日の未明、遂に皇道派の青年将校らは首相官邸、警視庁などを襲撃した。いわゆる二・二六事件である。その夜8時15分、陸軍省は事件の概要を発表。翌27日未明、東京市に戒厳令を敷いた。律子の夫、小浜敬助の部隊も事件の中心になっていた。
小浜は律子が周りの軍人から危険人物扱いされてて仲間に入れてもらえないみたいなことを前に言ってたので心配してません。
出征前夜というとふとこのドラマを思い出し…
正直ちょっと気持ち悪いなと思ってしまった。