徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】若い娘がいっぱい

1966年 日本

 

あらすじ

大学生の村瀬(石坂)は、友人から押し付けられて依田家の家庭教師となり、短大卒業後も両親に就職を反対され家庭に渋々こもる同家の娘・久美子(浜)に出会い、悩みなどを聞くうちに惹かれていくが、彼女には知られざる秘密があった。

 

日本映画専門チャンネルの2月の蔵出し名画座

 

艶やかな着物姿の女性たち。桜丘女子短期大学若葉会に集まっていた女性たちで、その中の智恵子が恋愛結婚し、昌子は子供が産まれると言うので、その話題で持ちきり。

 

大学生の村瀬(石坂浩二さん)は友人に無理矢理頼まれて家庭教師をすることになった。石坂浩二さんは全然声が変わらない。家庭教師先はおっしゃれーな一戸建ての依田家。父・春樹は上原謙さん。母・宗子は加藤治子さんは若いけど、上原謙さんと歳の差ない?

 

いたずら坊主の春雄を親の前で叱る村瀬。両親に気に入られ、採用。その家の娘・久美子(浜美枝さん)に一目惚れ!?

 

村瀬に家庭教師を紹介した伊東博文は女所帯の美容師一家の2階に下宿することになり、村瀬も引っ越しを手伝った。家主の娘に気に入られる村瀬。

 

その後、村瀬は家庭教師のため、依田家に行き、小学生の春雄と恵子に勉強を教えた。恵子はお姉ちゃんはなんでもできるのよと村瀬に言っていて、久美子は父の会社の手伝いをしていたが、どこか会社に属していると言うわけではなく、短大卒業後は家事手伝い。宗子曰く、働かなくてもお嬢さんでいればいい。お手伝いさんもいるし、お金持ちなんだよね。

 

宗子は村瀬に女性が仕事を持つことについて尋ねた。まともなサラリーがもらえるまでになるまで30過ぎてしまうから、共稼ぎが必須だと言った。

 

久美子は宗子の本当の娘ではない。久美子の実母は3歳の時に亡くなり、7年後、父は再婚。九州に墓があるため、一度も墓参りをしたことがない。実の親子のように仲はいいけど、宗子が久美子の勤めに反対するのも実の親子じゃないからでは?と久美子は考えていて、村瀬に味方になってくれるよう頼んだ。

 

水上スキーを楽しむ村瀬と久美子と伊東と美容院の娘・貞子。貞子が村瀬に好意を持っていることを知った久美子。帰ってから貞子の母は村瀬のことを伊東からしつこく聞き出す。

 

友達の伯父の会社の社長秘書に就職が決まり、久美子は村瀬に報告に行き、二人で久美子の同級生の万理が働くバー?へ。仕事をひっくるめて愛してくれる人としか結婚しないと言っていたから、なにか専門職でバー勤めは意外…と思ったら、才能だけじゃなくお金も必要で働き始めたと言うので本職は別か。きれいでおしゃれだから芸術系かな??

 

若い娘の話だから、とにもかくにも結婚結婚。

 

万理に久美子は正真正銘のバージンねと言われたからか、村瀬に女の人を知ってる?と尋ねたり、村瀬の部屋でキスされ、それ以上されそうになると殴って部屋を飛び出した。

 

お嬢さんで何も知らないと周囲の人に言われてることが久美子のコンプレックスなのかな。勤めに出ることを宗子から春樹に話していた。春樹は偶然、民代に会ったと言っていた。高木が死んで、美容院をやっている…久美子の母は生きている…あの美容院の店主は久美子の母!?

 

村瀬が家庭教師に来た日、宗子は久美子にお見合い話をし、弟の春雄が両親の話を盗み聞きし、久美子の母が生きていることをバラした。ママ、僕悪いこと言った?って、こんな空気を凍らせる子供いないだろ!!

 

春樹から民代のことを問い詰めた。離婚の理由は言いたくないという春樹。久美子は自室で泣き崩れた。

 

アメリカ人と結婚した友人・こずえの結婚式に出席した久美子はなかなか家に帰って来ず、心配した宗子は民代のところに行くと春樹に言う。

 

帰りづらい久美子は昌子の家に遊びに行った。昌子はお腹が目立って気が引けたと結婚式に出席していなかった。

 

宗子は民代の元へ。宗子と民代は初対面。民代は久美子を置いて依田家を飛び出した。貞子は異父姉妹か。

 

久美子は村瀬のアパートへ。誰もいないのに上がり込む。貞子は村瀬に会って久美子が好きか気持ちを確認する。

 

民代の店を久美子が訪ねた。依田久美子と名乗っても、貞子の友達ですか?とずっとぼける。久美子は娘とは言わずに帰って行ったと思ったら、店先に立っていてセットを依頼した。

 

セットされながら、鏡越しに「お母様…」と呼びかけた。民代も応じ、泣きながら抱き合う。久美子が2歳の時、春樹より好きな人が現れて相談して、春樹は久美子は僕が引き受けると送り出してくれた。

 

依田家から出てきた村瀬が久美子を見つけて送ってきた。閉店する頃帰ってきた貞子は久美子が会いにきたか民代に聞いた。私の娘は貞子だけと抱き合う母娘。

 

村瀬は久美子を好きになる前に家庭教師を辞めると言った。意気地なし!と帰っていく久美子。

 

後日久美子からお見合いをしてきたと村瀬に言いにきた。そんなことを言うためだけに会いにきたんですか?と笑う村瀬にビンタ。怒って走り去った久美子はいつしか笑い、村瀬も笑いながら追いついて手をつないだ。(終)

 

 55年前の若者映画だからね…結婚結婚結婚…うっ頭が!!

 

この映画の後、東映会長で若い頃俳優をしていた岡田裕介さん特集のCMをやっていて、石坂浩二さんに似ていた。調べたら元々大学時代、石坂浩二さんとプロデューサーに間違えられたのがデビューのきっかけとありました。若い頃ほど似ている。

【連続テレビ小説】澪つくし(129)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭和十年、しょうゆ業界の販売競争は激化し、販売の景品に旅行を付けた入兆に対して、同業者の代表が抗議に来た。かをる(沢口靖子)と梅木(柴田恭兵)は、組合の総意だというなら考える、と冷静に対処する。かをるは、少年院を出た栄二(山下規介)を雇うよう久兵衛津川雅彦)に進言し、栄二は入兆で生活するようになる。ある日、律子(桜田淳子)は買い物に出かけた銀座で、惣吉(川野太郎)によく似た男を見かけ声をかける。

 

そう言えば、昨日ツイッターを見ていたら、「はね駒」のりんは恵まれているとしょっちゅう叩かれたけど、かをるはあまり言われないね、というツイートを見て、そうだよねえと思った。

 

明治時代の人を令和に生きてる人間が恵まれてるもないだろって思ってたけど、本当に恵まれてるのを分かってない的なことを言う人が多かった。かをるだって実の両親と暮らし、女中までいる生活なのにさ。

 

昭和10年 醤油業界の販売競争は激化し、ついには採算を度外視するまでに至った。一方では原料の暴騰もあり醸造業者たちは悲鳴をあげはじめた。

 

他の醤油会社から醤油の景品に旅行をつけたことを文句を言われる梅木とかをる。このシーンと関係ないけど、「あぶない刑事」っぽくない髪型の梅木が好きだったんだよぉ~、と突然のカミングアウト。なんで髪あげちゃったんだ~。

 

8月12日 陸軍省軍務局長の永田鉄山少将が皇道派の相沢三郎中佐に刺殺された。軍部内の統制派と皇道派の対立が表面化したのである。

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相沢三郎は、福島生まれ(本籍地は宮城県仙台市)で旧制一関中学出身だと―! あれまあ地元。東北出身の士族は、国に対してすごい複雑な感情を持った人が多いという事を「はね駒」で知りました。

 

新聞を読んでいた久兵衛のもとにアミが来た。わしも刺されずにすんでよかった、とまたギリギリジョーク。アミの弟がそろそろ出所するという事で謝りに来いと声をかけた。ツエさんは庭で昭和の子守り。

 

おしんの禎が昭和11年2月26日生まれだけど、「おしん」だとこの辺りは割とさらっと流してた。

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律子「天下に醜態をさらしたんじゃありませんか。国を守るはずの軍人が内部抗争を起こすなんて…」

小浜「永田は職権を利用して真崎教育総監を更迭した。ああいう卑劣な行為は絶対に許せん。相沢中佐は国家のために天誅を下したんだ!」

物騒な会話だ…律子の「軍隊が危険な集団だという事はよく分かります」という言葉にキレた小浜はちゃぶ台の食事をひっくり返した。

小浜「少しぐらい学があると思って夫のする事にいちいち口を出す。全くやりきれん!」はぁ? お前がそういうところが好きだったんじゃねえの? ただ入兆のお嬢様だったから好きだっただけ? ムカつくわ、小浜の分際で。

律子「皇道派青年将校は日に日にエキセントリックな目つきになってくわ。まさかあなたも相沢中佐のような事をするんじゃないでしょうね?」

小浜は、仲間から白い目で見られ、会合にも参加できない。それは律子のせいだと言う。偉そうにしてるな。

 

アミと栄二が庭先で土下座。入兆に強盗に入ったのは行き当たりばったりの思い付き。今後は波崎の缶詰工場に戻るという栄二の言葉に、強盗をやって元のところで働かせてもらえるわけはないと広敷で働くよう命じた。

 

竹田は、広敷でご飯を食べている栄二に親切にするが、それはアミ目当て。はぁ~、いずれ女郎だとバレる展開が来るんだろうか。

 

るいは強盗と暮らすなんて嫌だと栄二採用に反対。かをるは元々いい子だとかばう。

久兵衛「罪を許して信頼してやれば若い者は立ち直って大きく伸びる事がある」

英一郎「そうです。僕は信頼されてないから伸び悩んでいるんですよ」と自虐(^-^;

久兵衛「お前は伸び悩んでるから信頼されへんのや」

英一郎「あら? やぶへびだったかなあ」←この辺英一郎らしい。

 

梅木は英一郎は醤油業界の将来について大きな展望を持っているとかばう。文献によれば日本は江戸時代に醤油を輸出していたという話をする英一郎に久兵衛は運賃が高くて採算が合わないことも分かっていた。

 

この年 国家総動員体制強化という前提で青年学校令が公布された。陸軍省と文部省は小学校しか出ていない勤労青少年を対象に国家意識の徹底を図り、男子には軍事教練を施したのである。

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広敷連中も軍事教練へ。「こら~! そこのデブとノッポ! 何をしているんだ!?」と怒鳴られまくる栄二と猪熊。

 

8月の末、律子は銀座へ買い物に出かけた。

 

既婚者だから着物ばっかりなのかな。律子の洋装好きなのに。律子はウインドウショッピングをしていて、惣吉に似た青年を見かける。青年のあとをつけ、声をかけるが無言。声をかけたことで律子が刑事から交番まで来るように言われた。

 

昭和を寝かしつけるかをる。

 

またちゃんとオープニングを見てなかったけど、律子に声をかけた警官は加賀谷純一さん? 「はね駒」の新聞社にいた人。そんなに目立つ役じゃないけど、いろんなドラマで見る人だなと思ってたんだけど(今回みたいな刑事役も多かったように思います)、「はね駒」のときにwiki見たら2003年にお亡くなりになっていると知って衝撃を受けた。

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それにしても惣吉が戻ってきた。そっくりさん? イヤイヤ… 

 

【連続テレビ小説】澪つくし(128)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

かをる(沢口靖子)と久兵衛津川雅彦)は強盗の確認に警察に行く。強盗はアミ(高師美雪)の弟(山下規介)がアミを身受けするためにやったと知り、かをるは驚く。かをるは、アミを松岸に戻らないようにしてやってくれと頼み、久兵衛は渋い顔で聞き入れる。アミを女中見習いとして入兆に住まわせると、善吉(安藤一夫)がアミを引き取りに入兆へやって来る。過去は捨てたアミに会えず、ひとり寂しく帰る善吉をかをるは見送った。

 

強盗事件の犯人が捕まり、久兵衛とかをるは警察へ呼ばれた。

 

結構至近距離での面通し。犯人ともばっちり目も合うし、怖い~。犯人がお金を松岸の開新楼で女郎を身請けしたという話を警官がしてくれた。17のガキが?と驚く久兵衛だったが、姉を自由の身にしたい一心で強盗を働いたという話にかをるが同情。

 

犯人は少年院へ。女は松岸に返し、お金は久兵衛に返すという。そこに、アミが入ってきて、土下座をする。かをるはアミの顔を見てハッとして駆け寄る。だから、かをるも面通しに来てたんだね。久兵衛だけじゃわからないもんね。

 

家に帰ったかをるは久兵衛にあの姉弟を助けて下さいとお願いする。「あかん。あかん、あかん、あかん。あかん言うたらあかん!」と言っていた久兵衛だが…

 

鯉沼栄二は少年院へ送られた。そして姉のアミは4年半ぶりに自由の身になったのである。

 

かをるは久兵衛にお礼を言い、「私ますますお父さんが…好きになりました」と殺し文句。久兵衛はかをるには甘いからな~。でもやっぱりこういう久兵衛は私も好きです。英一郎の優しいところは千代さんももちろんだけど、久兵衛にも似てると思います。両親の優しさ成分だけを受け継いだのかも。

 

久兵衛はアミに「これからは金輪際わしの命令に背いたらいかん。分かったな?」と厳しい顔でさらに「ええか? お前は今日からここにいて下働きをせえ。この入兆で働け」と言った。

 

「お前が松岸で働いていたことはみんなには黙っとれよ」と久兵衛は言うけど、広敷の奴らがめざとく見つけたりすんのかな? そこ見たくないです。広敷連中は、ずっと見てきて、ちょっとおバカだけど気のいい奴らみたいな感じが未だにしないただのセクハラ軍団なんだよな~。

 

そこに善吉が訪ねてきた。アミは善吉に迷惑をかけたくないので会いたくないと英一郎とかをるが店で話をした。店の人が聞いてるじゃーん。善吉は結婚を諦めたが、身請け金はうちが払うと言ってきた。入兆で年季奉公してもらうから、お金のことは片が付いたというかをる。英一郎は「やっとおやじがその気になったんだ。事を壊すなよ、な?」とか言ってるけど、おめーの4000円どうなった?としつこく言い続ける。

 

ツエはアミに対して「ここは漁師の家と違うんだよ。礼儀作法が厳しいんだから。私が厳しくしつけてやるからね」「私はハマさんだよ」と厳しく接するが、アミが善吉を思って泣き出すと「私何か言った?」と慌てだした。やっぱりツエさんはツエさん。善吉は雪の降る中、帰って行った。

 

昭和10年4月 美濃部達吉天皇機関説が軍部などの攻撃を受け、不敬罪で告発された。天皇は軍部の動きを戒めたが、その意思は軍部に伝えられなかった。

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天皇機関説”を調べようと思ったら”天皇機関説 わかりやすく”という第2検索ワードが出てきました。確かに…なんかよく分からない。

 

「何が天皇機関説だ。冗談じゃない!」と児玉と中原という軍人仲間が小浜の家で飲みながら話していた。「ヒトラーいわく『ドイツの敵は共産主義ユダヤ人である』。これは我々の思想と同じだ。我々にとってのユダヤ人は財閥である。そうだろう?」

 

昨日、1989年の映画「あ・うん」を見ていて、真木蔵人さんがいかにも映画公開当時の今どきの人っぽかったけど、小浜含め児玉、中原は、いかにも(イメージだけど)軍人っぽい見た目だなと思いました。

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児玉は賢婦人である律子に意見を求めておいて、律子が「ヒトラーは下層階級に熱烈な支持を受けてました。農民や漁民など一般の労働者を味方にしない限り、クーデターは成功しないと思います」と核心を突くような鋭い意見を言ったせいか、「今の言葉の真意を聞きたい。返答によっては…斬る」とか勝手なこと言ってんじゃないよ。小浜は律子をかばってたけど。

 

はぁ~でも律子がかいがいしく夫の世話してるのは、ちょっとがっかりした気持ちになる。律子様には気高くあって欲しいのよ。

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久兵衛、るい、かをる、梅木の食事中、梅木が下志津陸軍飛行学校の分教場を銚子に造ると聞いたと話した。ツエは農地を取られたら農家はどうなるんです?と久兵衛に訪ねた。「それは転業するしかないやろな」とあっさり答える久兵衛だけど、そんなあ。

 

梅木は銚子は案外、千葉や佐倉のように軍都として発展するかもしれませんね、と話す。そこに赤ちゃんの泣き声が。

 

久兵衛「お、昭和が泣いとる。昭和が」かをるが赤ちゃんを抱き上げる。

 

かをるは漠然たる不安を感じた。昭和という名をとった昭彦と和彦の将来には、どんな時代が待ち受けているのだろうか。

 

ちょっと前まで「恋のあらすじ」連発や弥太郎のつまらないシーンとか面白いところもある一方、正直、無駄なシーンが多く思えたけど、特に今日なんて中身がぎゅうぎゅうな回だった。

 

下志津陸軍飛行学校銚子分教場のあった場所だそうです。今は住宅街っぽく見えます。「入兆」のモデルでもあるヒゲタ醤油からもそこそこ近い!?

 

戦争をまたぐ朝ドラだと中盤に持ってきて、明るい戦後を描くことが多いように思うけど、終盤でここから激しい戦争が始まるのか…。 

【ネタバレ】あ・うん

1989年 日本

 

あらすじ

昭和12年の東京・山の手。軍需景気で羽振りがいい鋳物工場の経営者・門倉は妻との間に子どもがいないが、地方勤務から帰ってきた軍隊時代の友人・水田やその一家と再会する。門倉は君子という妻がいながら、ひそかに水田の妻・たみに好意を寄せていた。門倉はそんなたみへの思いを振り切ろうと、わざと水田に嫌われるような行動を取り出すが、人々の想いはそれぞれ異なる方向に向かっていき、新たな人間模様を生んでいき……。

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2019年12月に日本映画専門チャンネルを録画。高倉健さんの作品はなんだか見てしまう。そして録画リストの中にまだいくつか残っています。

 

板東英二さんは一時期ドラマでよく見たな。ガッツ石松さん的に味がある演技って感じかな。

 

門倉(高倉健さん)は友人の水田家が東京に転勤してくるので、あれこれ世話を焼いていて、妻・君子(宮本信子さん)から嫌味を言われている。

 

水田仙吉(板東英二さん)、妻のたみ(富司純子さん)、娘のさと子(富田靖子さん)に囲まれて楽しそうにする門倉。門倉と水田は戦友で門倉は鋳物工場を営んでいて景気がよい。門倉は酔っ払いながら、水田の妻・たみを褒め、君子のことはお飾りの妻だと言った。

 

君子は、たみの元にさと子のお見合い話を持ってきた。君子は門倉がたみに好意を持っているのを知っていて「私だけ除け者はイヤ」と呟き、さと子は君子が持ってきた見合いをすることになった。

 

仙吉はたたき上げで製薬会社の支店長になった苦労人。高松支店で次長が5000円の使い込みをしたため、金に困っていた。「お前が弁償することないだろ」という門倉の言い分はもっとも。なんで?? 失敗の尻拭いでジャワに飛ばされそうってことか。

 

夜学卒業の仙吉は、さと子の見合い相手が帝大出身なのは気が重いとして見合いを断るよう門倉に頼んだ。5000円を用立ててくれた門倉だが、会社はうまく行っていなかった。仙吉までたみに向かってお前のために用立ててくれたんだぞとか、半ば公認の関係なのが気持ち悪い!!

 

さと子の見合い相手の石川義彦は真木蔵人さん。浅黒く髪も当時の現代的な感じだし、喋り方も…なんかもっとこう昭和っぽい人いただろ! 石川は肺炎になりかけたさと子のためにビワを持ってきた。

 

激しい雷雨の日、水田家に門倉がふらりと遊びにきた。仙吉がいないとわかると帰ろうとするが、たみが止めた。5000円の金を用立てたことを付き合いにくくなるとたみは言うが、門倉は会社が潰れそうでスカンピンになっても付き合っていただけますか?と言う。

 

さと子は二人の会話を聞いていて、二人の関係を石川に話す。石川は北村透谷のいうプラトニックラブだと話す。「はね駒」思い出すなあ。ドラマ内で北村透谷なんて一言も出てないけど、それっぽい人は出てきた。

 

仙吉は門倉に連れられて行った料亭の芸者・まり奴に入れ上げていた。まり奴は山口美江さん。たみは門倉に最近、仙吉の帰りが遅いと話した。酔っ払った仙吉が帰って来た。うーん、昔は気にならなかったけど、こんなに板東さんって棒だった? 酔っ払い演技が気になる。

 

ある時、会社を早引きしてまり奴に会いに行ったが、身請されていなくなっていた。さと子も書き置きを残していなくなっていた。見合い相手だった石川義彦と心中か!?と書き置きに残されていた修善寺の旅館に泊まる水田夫婦。旅館の番頭は大滝秀治さん。

 

門倉が水田夫婦を訪ねると、番頭が駆け落ち男女の元に亭主が訪ねて来たと勘違いして騒ぎ、3人は笑い合った。門倉は、さと子が石川と活動写真に行っていただけだと知らせてくれ、帰ろうとしたが、仙吉が止めた。

 

後日、水田夫婦の元に君子が乗り込んできた。門倉に2号がいると調査書を出してきた。仙吉に一緒に2号の家に行って欲しいとお願いした。

 

仙吉と君子が調査書に書かれた住所に行くと、門倉が「遅かったな」と出てきた。そこにまり奴が帰ってきて…えええー! 門倉は仙吉のため、ひいてはたみのためにまり奴を身請した。それがわかって仙吉は怒り、「当分顔を出さないでくれ」と帰って行った。

 

石川義彦の部屋にいたさと子だったが、部屋に特高が訪ねてきて義彦は捕まった。さと子が石川と別れるよう説得してくれと仙吉に頼まれるが、「みすみす実らないと分かっていても人は惚れるんだよ」と答えた。

 

門倉と仙吉は芸者遊びをしていて、この日の門倉は仙吉を怒らせるようなことばかり言う。「お前この頃顔つきが卑しくなったな」と言い、ついに仙吉から絶交を言い渡された。

 

門倉とさと子が会っていた。さと子はみんな本当のことを言わないで生きてる、石川からもうこれっきりにしようと言われたことを話すと、会いたいときに会うのを我慢するのも愛情だと門倉は言い、人生には諦めなくちゃいけないこともあるんだよとも言った。もう家には来ないの?というさと子の問いにうなずいて、門倉は喫茶店を出た。

 

戦争の影が濃くなり、門倉は道端で知り合った男(三木のり平さん)と屋台で飲む。仙吉とは会っていないが、取引先からジャワに転勤されることを知ったことや仙吉の妻が好きなことなどを話した。しかし親身に話を聞いてくれ、先に帰った男はスリだった。

 

水田家を門倉が訪ねた。開けたら離縁と仙吉は言うが、たみは家を飛び出していた。結局、仙吉は門倉を家にあげて、今後のことを話し合った。東京に残って下宿するというさと子に当然両親は反対。

 

そこに石川が訪ねてきて、召集令状がきて、1週間後に入隊すると告げた。門倉はさと子に今晩帰ってこなくていいと石川を追いかけるよう送り出した。

 

石川みたいに特高に目をつけられた奴は帰ってこれないらしいと言う噂を知っていて、門倉はさと子を送り出した。(終)

 

ん〜、向田邦子さんの作品はいくつか見たけど、向田邦子さんは美人で男性からあの時代にしてはチヤホヤされたタイプなのかな。大体不倫ばっかりで共感度が低いんだよねえ。修善寺の旅館で酔い潰れた仙吉と門倉を見て、ニヤリとするたみが嫌だった。門倉とたみの関係って一番ずるいと言うか、周りから半ば公認なのが腹立つんだよなー!

 

板東英二さんの演技も一度気になると、もっと他にいただろうと思えてくるぐらい気になってしまった。NHKのドラマ(1980年)だと仙吉がフランキー堺さん、門倉が杉浦直樹さん。たみが吉村実子さん。

 

門倉は石川が帰って来れないとわかっていてさと子を送り出すのも親じゃないから無責任だなー。向田邦子作品が合わないなと痛感した作品でした。

【連続テレビ小説】澪つくし(127)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

入兆に入った強盗は、アミ(高師美雪)の弟の栄二(山下規介)だった。栄二はアミを身受けする金欲しさに盗みに入ったのだった。善吉(安藤一夫)も金を工面して松岸へ行くが、アミはもう出て行った後。善吉が、誰が身受けしたのか問い詰めていると、警察が事情を聞きにやってくる。栄二とアミは警察に捕まり、取り調べを受ける。入兆には犯人が捕まった、と連絡が入り、ほっとするかをる(沢口靖子)と久兵衛津川雅彦)だった。

 

土曜日の振り返りから、翌朝警察が来て現場検証。梅木や英一郎は風の音が強くて気付かなかった。おい、梅木なら気付け! なーんて、そんな無茶な。

 

るいは犯人の身長が5尺8寸か9寸と言ってました。大体176cmくらいだそうです。強盗の年齢は17,8歳。被害金額は270円。強盗役の山下規介さんはジェームス三木さんの息子でwikiを見ても結構ドラマにも出てたらしいけど、知らなかったな。

 

出演ドラマの中に「新キッズ・ウォー」ってのがあってびっくり。「キッズ・ウォー」シリーズは知ってたけど、キャスト一新の新シリーズの存在は知りませんでした。山下さんの役柄は川野太郎さんと同じステップファミリーのお父さんだったらしいです。

 

強盗は松岸に行き、アミに「姉さん」と呼びかけた。強盗はアミの弟、栄二だった。栄二が大金を持って現れたのでアミは得体のしれないお金は受け取れないと怪しむが、正直に言うよと言ったのが博打。嘘つくな。

 

昭和10年 正月「入兆」には年始客が訪れ、口々に強盗事件の見舞いを述べた。

 

車を買うつもりで銀行から預金をおろした途端やられたという久兵衛。オトッツアン、ノンキナトウサン、ヤットウサン…などと真鍋が間違え続けてたのはダットサン

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今度出来た国産の自動車…と久兵衛は言ってましたが、昭和9年日産自動車になって、ダットサンがブランド名として残った。ダットが「脱兎」由来だったとは。

 

真鍋とハマが来て、従業員犯人説や番犬を飼ったらどうかとかいろいろ言う。かをるが挨拶に来て、ハマと赤ちゃんを見に行き、久兵衛は真鍋に英一郎の見合い相手を頼んだ。「坂東家の長男がお見合い断られる…開闢以来のこっちゃで」

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お見合いの事は英一郎本人の人柄にはあんまり関係ないと思うけどなー…しかし、4000円のことを思うと…。真鍋とハマの夫婦はハマが強そうで良い!

 

善吉は松岸にお金を持って行くが、店の女性にアミが身請けされたことを告げられた。身請け先は仁義として言えないと言っていたが、そこに訪ねてきた警官に「金回りのいい若え衆は来なかったか?」と言われ、「私の目の前にいるよ」と善吉が警察に連れて行かれそうになった。しかし、暮れにアミを身請けした若い衆がいたとあっさり白状。

 

栄二は捕まり、グルだと思われたアミが殴られて(酷い!)、ついに白状した。

 

久兵衛、るい、かをるが子供たちといるところに梅木が来て、犯人が捕まり、未成年だったことを告げた。「未成年…」とかをるはハッとしてたけど、誰か思い浮かんだのかな?

 

新たな展開来たー。身請けされても網主の女房は難しいかな…。 5年も気持ちが変わらない善吉がすごい。

懐かしのドラマ

第4話

元アイドルの真壁澪(田中美里)が、夫の清二(小松和重)と共に「指殺人対策室」にやってくる。既婚男性とのW不倫を報じられてしまった澪。世間から反感を買い批判が殺到、同時に誹謗中傷を伴う芸能人叩きの標的となってしまう。不倫相手は何とマッチングアプリで出会った男だった。『裏K察』という闇サイトでは次々と情報が晒され、さらには、かつて澪へのストーカー行為で逮捕された男が出所して澪をつけ回し出す…。

 

あぐり」再放送の知らせが先日あったばかりで田中美里さん! あれから歳を重ねてるけどキレイだな。田中美里さんが演じた澪が利用していたマッチングアプリの名前が「WITH LOVE」。これ、田中美里さんが「あぐり」後に出演されたドラマのタイトルで相手役は竹野内豊さんでした。

 

長谷川天(はせがわたかし)でhataさんとか懐かし~。このドラマは1998年当時普及しつつあったインターネットやメールでの出会いだったんだよね~。ヒロインが失恋して30万のデスクトップパソコンを買うところから始まった記憶…って「WITH LOVE」の話ばっかりしてるんじゃねー! 倉木が生きてた…!

 

 

第7話

世界的ピアニストである神田(草刈正雄)との才能の差に打ちのめされて以来、神田を憎んでいる日比野(平山浩行)は、先日、自分のコンサートを神田が途中退出したことに、苛立っていた。そんな中、日比野は母親(朝加真由美)から猫・マリン(声:松本穂香)の飼育を押し付けられ、しぶしぶ猫グッズを揃えるためペットショップに向かうことに。店員の佐藤(武田玲奈)に勧められるがまま、大量の猫グッズを選んでいると、偶然にも神田と再会を果たすが…!?

先週唐突に出てきたペットショップに猫を返そうとしていた女性はピアニスト・日比野の母親だった。猫を通じて仲良くなれそうな神田と日比野。日比野が一方的にライバル心を持ってただけだけど。 

 

 

寿一(長瀬智也)と腹違いの兄弟であることが発覚した寿限無桐谷健太)は、これまでの態度とは一変、遅めの反抗期を迎えていた。そして同じ頃、さくら(戸田恵梨香)は、スーパー世阿弥マシンの正体が寿一であることに確信めいたものを感じ、頭からそのことが離れない。

そんな中、寿一は寿三郎(西田敏行)との家族旅行の計画を立てていた。家族全員を参加させたい寿一は、卑屈になっている寿限無を連れ出し、無理矢理プロレスのリングに立たせる。そして、兄弟喧嘩と称し、寿限無のサンドバックになる寿一。だが、2人を追いかけてきたさくらが、寿一にあることを告げて……。

 

冒頭のそれぞれの心の声が面白い。介護されてる側の声も聞けるのがいいなと思います。 

 

 

第7話 新章突入!民放各局に激震が…バイプレウッドに朝ドラ&大河ドラマが参戦!?出演のチャンスだと役者達は浮き足立ち、熾烈な争いが始まった。そんな中、次々と民放各局の子役が消える謎の事件が発生。子役を探して山奥に踏み入ると、高畑淳子本田博太郎の不気味な姿が…。そこには、公共放送の恐ろしい陰謀があり…!?

 

公共放送=大河、朝ドラだけじゃない。イイてれ「しばいであそぼ」 見たいな。NHKEテレは民放より責めた番組が結構多い。そして来週は朝ドラヒロイン。

 

 

ブラジル、震災、家族、仕事…いろいろ濃い。でも夢に出てきたおばあちゃんの布団乾燥機は面白かった。新もスミレちゃん、幸せになって欲しい。

【ネタバレ】あなたへ

2012年 日本

 

あらすじ

富山の刑務所で受刑者たちの指導技官を長年務める倉島英二。愛妻の洋子に先立たれた彼のもとへ、ある日思いがけず、生前の彼女がひそかに書き残していた絵手紙が届く。そこには、私の故郷の海を訪れて、そこに散骨をしてほしい、という彼女の願いが書き記されていた。彼女の真意をはかりかねながらも、英二はその遺志に従い、改造キャンピングカーに乗り込むと、洋子の故郷である長崎を目指して、いざドライブの旅に出発する。

 

2020年3月放送のBSプレミアムシネマ。70年代や80年代の高倉健さんを見てきたから年取ったなあとか失礼なことを思ってしまう。でも立ち姿はさすがにカッコいい。

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妻・洋子(田中裕子さん)が亡くなり、慶弔休暇中にも関わらず出勤する倉島英二(高倉健さん)。職場に笹岡という女性(根岸季衣さん)が訪ねてきて、洋子から預かった絵手紙を手渡した。絵手紙には「私の遺骨は故郷の海へ撒いて下さい」と書かれていた。

 

洋子とは刑務所に慰問に来ていた童謡歌手として出会った。田中裕子さんは歌も上手いのか〜。きれいな声。童謡歌手と言っていたが、実は一人のために歌っていたと告白された。2年前に突然倒れて亡くなった入所者で持ち物の中に洋子からの絵手紙があった。

 

仕事を辞め、自ら車を改造して富山から洋子の故郷の長崎の平戸まで向かおうとする。同僚の塚本(長塚京三さん)は辞表を預かり、休暇扱いにしてくれた。ガソリンスタンドで元国語の教師だという杉野輝夫(ビートたけしさん)と出会い、種田山頭火の句集をもらう。

 

次に出会ったのは北海道の物産展をしている田宮(草彅剛さん)。田宮の年上の後輩は南原(佐藤浩市さん)。トーンの明るい草彅さん、トーンの暗い佐藤さんという組み合わせが珍しく感じる。

 

倉島と洋子の大阪旅行の回想。阪神優勝で大騒ぎする店内にいた客の一人が岡村隆史さん。

 

洋子が残してくれたレシピを見ながら車中で食事を作る。刑務官から指導員になり、受刑者と神輿を作った思い出。

 

杉野と再会。お互い亡くなった妻について話していたが、杉野は車上荒らしで下関で捕まった。国語の教師というのも嘘。警官は浅野忠信さん。しかし、山頭火の句集は返してくれた。心配をかけたと塚本に電話をかけた。妻は原田美枝子さん。

 

田宮から連絡があり、再び南原と3人で飲むことになった。田宮は妻に男がいることを分かっていながら、怖くて確かめられないと話した。南原は、平戸に行ったら大浦吾郎を訪ねろと連絡先のメモを渡してくれた。

 

長崎に着くが、台風が接近していていることもあり、散骨するために船を出してくれる人はいなかった。頼みの大浦吾郎(大滝秀治さん)にも断られた。吾郎の孫の卓也が三浦貴大さん。もうすぐ結婚するという相手の奈緒子が綾瀬はるかさん。その母が余貴美子さん。奈緒子は7年前に台風で漁師の父親を亡くしていた。

 

この映画は高倉健さんだけでなく大滝秀治さんの遺作でもあったそうだけど、大滝秀治さんがすごく痩せてて驚きました。

 

大浦は散骨に迷いがあるのを見抜いていたんだろうと倉島は奈緒子の母に話した。翌朝、もう一度大浦に頭を下げ、船を出してもらえることになった。

 

夜、奈緒子の母は夕食を持ってきて、卓也と奈緒子の写真も父親に見せてやりたいから流して欲しいと持ってきた。翌日、大浦の船で出港し散骨。

 

平戸から車で出発し、南原に連絡し、卓也と奈緒子の写真を渡した。えー!!! 南原は台風で遭難した奈緒子の父親!?!? 南原と別れて帰途に着く倉島だった。(終)

 

やっぱり惣吉は生きてるってことか…と再放送中の「澪つくし」を思い出してしまいました。出てくる人出てくる人豪華だったな〜。