徒然好きなもの

ドラマの感想など

【連続テレビ小説】澪つくし(137)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

惣吉(川野太郎)と再会したかをる(沢口靖子)は、外川へ戻る気は無い、と宣言する。惣吉は、かをるの本心が知りたい、と浜へ連れ出す。そこでかをるははっきり惣吉と決別する。無事話をつけて戻ってきたかをるに手放しで喜ぶ久兵衛津川雅彦)だが、梅木(柴田恭兵)は惣吉に会いに行ったかをるへの疑念が拭えない。その夜遅く帰ってきた梅木に、かをるは惣吉とのやり取りを説明するが梅木は、俺は騙されない、と声を荒らげる。

 

「やあ」とさわやかに登場した惣吉。

 

かをるの胸は一瞬うずいた。悲しいような甘いようなうずきであった。

 

惣吉はかをるのおかげで記憶が戻ったことをお礼を言いに行ったが門前払いされた。それ以前にかをるに結婚を申し込む時から若い衆のいがみ合いが始まった。

とね「ねっちょぶけえんだよな、両方とも…」

 

原因は私にあるというかをる。惣吉との結婚は後悔してないが、争いが起きるのは私が嫁に来たせい。惣吉は死んだはずの俺が戻ってきたのが間違いの元だというが、とねは誰も悪くないと言ってくれた。

 

仲直りしに来たと思っている漁労長は子供もこっちで引き取るから戻って来いとかをるに言うが、とねはかをるは所帯を持ってるからできないと言う。

 

かをるは外川に戻る気はないとはっきり惣吉に言う。梅木健作という夫がいて裏切ることができない。梅木はアレだけど、子供がいる、醤油醸造も楽しい、両親と暮らせる…入兆の方がいいように思ってしまう。

 

澪つくし」「はね駒」と偶然にも自分の両親と結婚後も同居するヒロインだったのは、嫁姑で悩む人が多かったせいなのかな。80年代というと平日午後のワイドショーなどで嫁姑問題の再現ドラマを幼い頃ですが、よくやってた気がする。「はね駒」はモデルになった磯村春子さんの実際のエピソードですが明治時代ではかなり珍しいだろうし、あえてそういう人を選んだのかも。

 

かをるは善吉の結婚式を台無しにしたことを謝り、病院代や壊れ物の損害は弁償するから二度と争いが起きないようにしてほしいとお願いした。

 

惣吉はかをるの本心が知りたいと二人きりで浜に行った。「お前は今…幸せに暮らしているか?」「梅木を愛しているのか?」と尋ねた。「愛してます」と答えたかをるの顔は曇ったまま。浜から帰る時、よろけたかをるを惣吉は抱き起こした。かをるは涙をぬぐったが、惣吉は前を歩いて行った。

 

惣吉は外川の駅まで送ってくれた。無言の別れであった。再び吉武家へ足を運ぶ事はないだろう。惣吉と暮らした3年間の思い出がちぎれ雲のように胸をよぎっていった。

 

五分五分で手打ちにしようという話になったことを両親に報告。日時と場所は入兆さんにお任せします、って何かするの?

 

ツエが昭彦をあやしていた。和彦はアミが散歩に連れて行った。部屋のテーブルの上にかをると惣吉の潮来旅行の写真が並べられていた。

 

潮来へ旅行した時の写真であった。かをるは梅木の内面にひそむ冷ややかな怨念を初めて見たような気がした。その夜、梅木の帰宅は遅かった。

 

酔っぱらった梅木だが、待っていたかをるに「風邪でも引いたらどうするんだ」と気遣いを見せる。写真の事を尋ねると、タンスの奥にしまってあることを知っていたっていつから!? 「吉武に会ったんだろう? 会って仲直りしたんだろう?」と絡む梅木に「今はとても幸せです、主人を愛してます」とはっきり言ってきたというかをるだが、涙が流れていた。

 

かをるは非の打ちどころがなくて息が詰まるという梅木。だー! クズ男の常套句というか、何か欠点があればそれが悪いというくせに、何もないとそれはそれで息が詰まると…某芸能人夫婦の不倫報道が出たときに妻が完璧すぎるのも息が詰まって家に帰りづらいっていう記事読んだよ。勝手すぎる。

 

梅木はさらに「だがな…俺はだまされんぞ。お前は律子さんと同じだ。その体の中に巣食っている虫がいつか必ず暴れだすに決まってるんだ。かをる…かをる! 俺はだまされんぞ。だまされるもんか!」と自室に帰って行った。

 

朝ドラ一のクズ夫って「おしん」の竜三だと言われていたのを聞いたことがあって、「おしん」の再放送を見たときに、私は結構好きな方だった。でも梅木は酷い。手を挙げるよりある意味辛い感じもする。