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【ネタバレ】赤い疑惑▼第19回『出生の秘密・パリ→東京』

TBS 1976年2月6日 

 

あらすじ

幸子(山口百恵)の前に、記者・石田(河原崎長一郎)が現れる。茂(宇津井健)は、石田によって幸子の出生の秘密が明らかにされることを恐れる。

ありがとう あなた

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2024.6.3 BS-TBS録画。

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作:鴨井達比古

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大島茂:宇津井健

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大島理恵:岸恵子(特別出演)

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大島幸子:山口百恵

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相良光夫:三浦友和

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相良多加子:原知佐子

ナレーター:内藤武敏

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森川助教授:福田豊

川村:川口厚

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河原崎長一郎

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西田昭一

矢崎 滋

牧田正嗣

田 利之

伊藤孝雄

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杉岡太一郎:松村達雄

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大島敏江:渡辺美佐子

 

自転車に2人乗りしてヴァンと散歩する光夫と幸子。光夫は自転車を急停止させ、人の家の表札を盗むと大学に合格すると言って、“勝田大学”という表札を盗もうしたが、家の敷地内から犬の鳴き声がして慌てて逃げた。

 

2人で手を取り合って逃げたため、ヴァンが行方不明になり、幸子はふらつきながらも必死に探す。結局、光夫たちが乗っていた自転車の前にヴァンがお座りをして待っていた。光夫の「自転車の番してたんだ」はダジャレ?

 

幸子がふらつきながらも帰ってくると、サングラスした40前後の男に写真を撮られた。百恵ちゃんも“キャメラ”って言うんだな。

 

杉岡産婦人科医院に行った男は太一郎に探偵社の調査員だと名刺を見せた。調査員は河原崎長一郎さん。

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理恵は盲腸の手術で入院していたと話す太一郎。そこは盲腸なんて言い訳せずに守秘義務で押し通していいのに。

 

翌日、大学病院で話していた太一郎と茂の前にも調査員が現れ、幸子が大島理恵の娘ではないかと言う。

 

調査員は相良家にも行き、理恵と結婚したい実業家がいると多加子に話し、17年前、理恵が英治と付き合っていたことを聞き出す。調査員と入れ違いに光夫が帰ってきた。

 

幸子は理恵からの手紙に喜んでいたが、幸子の前にも調査員が現れ、あんたの叔母さんのことだがね…と話し始めたときに、光夫が割り込んで、幸子から引き離し、殴り合いのケンカ。

 

そんな中、ヴァンは道路に向かって走り出してしまい…もー、やめて! こういう展開。

 

殴り合い続行中の光夫に動物病院に連れて行った幸子。すぐヴァンの手術が行われていたが、幸子はその場を離れようとせず、茂は幸子の命は幸子だけのものではないと言って帰らせた。

 

留置所に光夫を引き取りに来た多加子。わけもなく言い合いになったと言う光夫に調査員を大島家からの差し金だと責めた。七三メガネの若い刑事が矢崎滋さんだね。

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光夫は釈放されてから、多加子にもう何もしゃべるなと釘を刺す。

 

大島家に来た光夫に理恵のことをしゃべらないでいてくれてありがとうとお礼を言う茂。ケンカをやめて動物病院に行ってくれたほうがよかったよ。

 

幸子の状態は思ったほどよくない。あさって18歳を迎えるのにと泣く敏江や太一郎。

 

ヴァンの手術の結果も五分五分。ヴァンの名場面集。「ヴァン頑張れよ」と光夫に声をかけられて反応するとこがかわいい。

 

茂は幸子にちょっとした心理的ショックでも体に障るから、誕生日も内輪でひっそりやったほうがいいと言うが、最後だからこそにぎやかにやりたいと言う敏江で意見が対立する。最後って…

 

立ち聞きしていたであろう幸子がにぎやかな誕生日祝いをやりたいと言う。自分の体が弱っていることは分かっているけど、負けない。集まった皆さんに感謝の言葉も言いたいと言う。

 

幸子の18歳の誕生パーティー

幸子の友達のほかに川村がいるー!? いつものユミはいない。光夫が来る前に調査員が来て、週刊誌に出す原稿を持ってきた。

 

書斎

金で済むのなら金で…という茂に調査員は俺はゆすりたかりじゃないルポライターからいずれ小説家になるつもりだと言う。「本日も晴天なり」の元子ルートだね。

 

茂はせめて3ヶ月、記事を出すのを待ってほしいと頼み込んだ。そして、幸子がこの世からいなくなるのだと話し、幸子の部屋に連れて行き、日記をみせた。え!

 

幸子が歌うのは「星に祈りを」。

星に祈りを

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幸子の日記

 

神さま教えて下さい

私は白血病なんです

あと、どのくらい

 生きられるんですか?

 

ショックを受けた調査員は原稿を置いて帰って行った。ホッとする茂。

 

大島家を出た調査員と光夫が鉢合わせ。「1日でも長くと祈ってる」と神妙な顔で言う調査員。光夫はヴァンを抱えて、幸子に誕生日プレゼントだと渡した。感動ドラマの演出のために死なせるようなことしなくてよかった〜。

 

誕生日ケーキのロウソクに火をつけながら赤ん坊の幸子、入学した幸子、小学生の幸子、中学生の幸子、高校生の幸子を思い出す茂。

 

幸子はロウソクの火を消したくないと言い、お父さん、お母さん、おじいちゃん、パリの理恵叔母様、森川先生、そのほか大勢の皆さんのおかげなんです。もったいなくてありがたくて消せません。でも、消します。19歳の誕生日を迎えるために。皆様、本当にありがとうございましたとロウソクの火を消した。

若者たち~空にまた陽が昇る

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光夫のソロから、幸子、友達と「若者たち」を歌う。若者たちを見ている茂。(つづく)

 

前の雑誌記者もそうだけど、茂の言葉におとなしく引き下がるなんて、今は考えられないな〜。それはそれとして、と記事を出しそう。