TBS 1987年11月9日
あらすじ
朽果てそうなアパートで桃(泉ピン子)の社会人生活が始まった。古葉プロダクションへ初出勤し、人気絶頂のコメディアン・なみどん太(いかりや長介)の世話をすることに。その日アパートへ帰ると、父・平吉(藤岡琢也)が待っていた。平吉は芸人を目指す桃を諦めさせる為に一流の芸人になる厳しさを話すが、彼女はますます芸人への夢を膨らませる。そして仕事を通しアイドル歌手の付き人・勇たちと知り合う。
↑原作本ではなく、エッセイ集らしい。
2023.10.19 BS11(イレブン)録画。
ナレーション:奈良岡朋子
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神野桃:泉ピン子
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神野平吉:藤岡琢也
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神野高子:林美智子
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神野はつ:赤木春恵
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神野杏:佐藤由紀絵
マネージャー南:矢島健一
プロデューサー中井:早川純一
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落語家:雷門五郎
漫才師:ふじゆきえ
ふじはなこ
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大川勇:矢崎滋
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曽我:岡本信人
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青山幸代:浅田美代子
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森田春樹:水谷大輔
矢部邦子:黒川明子
アパートの女:麻ミナ
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太田事務員:山崎智巳
演出家の声:渡部猛
その他:芸プロ
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立野春子:東てる美
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和田絹子:沢田雅美
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なみどん太:いかりや長介
古びたアパートの畳を拭きながら泣き出す桃。
翌朝、春子が河岸に行く前に桃のアパートに寄って生活に必要なものを持ってきた。優しいな〜。
古葉芸能プロダクション
曽我から住民票、身元保証人を用意するように言われる桃。何をすればいいのか聞くと、なみどん太の付き人になるように言う。いかりや長介さん! そしてもう1人の付き人は沢田雅美さん。
楽屋のハゲヅラちょび髭のなみどん太の姿に笑ってしまう桃。カトちゃん風なのが面白い。浅田美代子さんはAD?
なみどん太はカメラが回っている時は全力でコメディアンになるが、カメラが回ってない時は無口で絹子がなみどん太のちょっとした手振りで動く。トイレから出てきたらおしぼり、足を拭いて靴下をはかせたり、やることがいっぱい。なみどん太のモデルは泉ピン子さんの師匠の牧伸二さんかな?
ゴシップ的な記事なのでどこまで真実か分かりませんが、後年はあまりいい関係とは言えなかったみたい。
「辰巳」のママが古葉社長から聞いて、平吉が桃のアパートを訪ねてきた。美容師になれず、芸人にしかなれないとちょっと舐めた態度の桃。平吉は「女の一生」を見て役者を志した。旅芸人になったのは戦後だが、運、根気、才能の三拍子が揃わなければ成功できない。
役者になったばかりに人の道を踏み外したと平吉が後悔を語ったのだが、父さんには運がなかった、私は芸人になる!と桃は逆にファイトを燃やした。平吉が帰った後、お札を忍ばせていたことを知った桃は借りとく!と感謝した。
神野家
心配する高子に住所も何してるかも知らせない平吉。高子は杏には元気だよと嘘をつく。
桃のアパート
春子がおにぎり持参で訪ねてきた。すぐ芸人になれると思っていた桃と春子。桃は女・なみどん太を目指す。
テレビ局で仕事に打ち込む桃。松の廊下コント? 浅野内匠頭に扮するなみどん太のためにカンペを書く桃。若い歌手・森田春樹のカンペを出す付き人の勇と場所の取り合いになる。勇は矢崎滋さん。歌手志望の22歳だが、18歳の売れっ子歌手についている。
矢崎滋さんは1980年代はいろんなドラマに出ていたバイプレイヤー。
楽屋でなみどん太をマッサージする桃。俺の若い頃は住み込みで何でもやった。努力、忍耐、根性が大事と淡々と語るなみどん太の説教は桃に響いたのかなあ。
古葉芸能プロダクション
平吉が訪ね、曽我に桃を辞めさせたいと言うが、曽我はそっけない。
神野家
はつが訪ねてきたが、平吉はイライラ。高子には黙っていても、私には言ってよと迫るはつ。一月待っていれば帰ってくると平吉は答えた。
勤務時間などない仕事で桃は朝帰りし、同じアパートの住人にからかわれる。(つづく)
新キャラ続々、目まぐるしいね〜。しかし、キャストの中に矢島健一さんの名前があったけど、どこにいたか分からなかった。
矢島健一さんも「はね駒」出てたね~。
押しの強いキャラは橋田ドラマではおなじみだけど言っちゃなんだが、「おしん」だったら田中裕子さんは美しいし、そのキャラもハマってたんだけど、正直言うと、結構ピン子さんで見るときつい。当然、あのグイグイキャラで最終回までいくんだよねえ。時が経ち、「おしん」の再現もあったりするのかな?