TBS 1977年11月11日
あらすじ
敏夫(水谷豊)が隠れている大沢家へ、病院を退院した弓子(松尾嘉代)を連れて、武(宇津井健)が帰ってきた。その矢先、家を明け渡さなければならないことになった。そのピンチを救ったのは、実(石立鉄男)だった。ホッとした敏夫は、菊子(馬淵晴子)を殺人事件の秘密を握る「Rの女」とにらみ、信一(中島久之)と宮島家に忍び込んだ。
2025.4.29 BS-TBS録画
作:安本莞二
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大沢武:宇津井健
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田代敏夫:水谷豊
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宮島華江:竹下景子
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大沢弓子:松尾嘉代
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東山正彦:前田吟
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東山菊子:馬渕晴子
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宮島あや:赤木春恵
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大沢信一:中島久之
東山明彦:堀内正美
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大沢妙子:久木田美弥
ナレーター:内藤武敏
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相良:穂積隆信
田波刑事:粟津號
刑事:加地健太郎
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宮島貞之:小沢栄太郎
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大沢実:石立鉄男
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プロデューサー:野添和子
山本典助(TBS)
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音楽:菊池俊輔
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指揮:籾山和明
テーマ曲ピアノ演奏:羽田健太郎
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ピアノ指導:熊谷洋
岡田照幸
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衣裳協力:株式会社アン
パスポート
ケン・スダ
家具協力:ダニエル
ピアノ協力:河合楽器製作所
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監督:國原俊明
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製作:大映テレビ株式会社
TBS
大沢家前には警察の車が常に止まっていて、大沢家を出入りする人を見張っている。
信一が帰ってきて、検事のくせに法を侵して真実を確かめたいと武、弓子、敏夫に話した。本選まで2週間。
ついに武の洗脳に負けたか…な~んて。
相良が訪ね、ずけずけと家に上がり、大沢家を明け渡してもらいたいと言う。武は2週間待ってもらいたいと言うが、相良が出した期限は2日。
グランドピアノだけは持っていきたい武だったが、信一は近所迷惑だからやめろと言う。敏夫は、俺のせいだねとネガティブモード。あ、妙子もいた。武は狭いちっぽけなアパートだっていい、それが家族だと熱く語る。
宮島家
華江は貞之、あや、菊子の前でピアノを弾いていた。
演奏が終わり、貞之とあやが拍手を送る。貞之は宮島家に何も事件が起きなかった、そんな気がすると穏やか。菊子は指名手配されている華江をかくまっているんだから、そんな気分にはとてもなれないと文句を言う。あやは正彦さんさえちゃんとしてくれていたらと反論し、華江を守っておやりなさいと言う。
武が訪ね、貞之たちに話があるというが、今、音楽大学の話は私たちが聞くと菊子が言い、正彦が話を聞いた。武はアパートに引っ越すにあたり、グランドピアノを預かってほしいとお願いしたが、正彦は断った。
失意のまま大沢家に戻った武は、きれいにグランドピアノを磨き上げた。敏夫が部屋に入って来たので最後に聴かせてくれと一次予選の「英雄ポロネーズ」から弾かせた。
本選まで2週間だってのに、本選の曲をやらなくていいのか!?
途中で演奏をやめ、がっくりする敏夫。実が玄関に鍵がかかってなかったと入って来た。相良に話を聞いた実は2000万円で大沢家を買い取った。武は文句を言うが、実はマンション暮らしも飽きたし、ここに住むために買った。演奏旅行に出てる間、弓子さんと一緒に留守番をしてもらいたいと頼んだ。実~!!!
赤いシリーズって最終回までに家を失うパターンが結構あったけど、今回は助かった。
実は敏夫にもピアノをいつでも使っていいぞといい、敏夫も一流のピアニストになったら、おじさんに屋敷を買うと約束した。
武は敏夫にもう何も心配することはないと言い、信一は改めて武から話を聞く。武は西条が死ぬ間際に言った「Rの女」を怪しいと思っていて、敏夫は菊子が「Rの女」と同じ香水を使っていたと話し、信一は証拠を求めた。
敏夫は明彦に電話をし、正彦と菊子をどこかのレストランに呼び出してほしいと頼んだ。敏夫は留守の間に正彦たちの部屋に忍び込むつもりでいたが、信一は渋い顔。
大沢家から出た信一は張込みしている刑事たちに敏夫のことを謝り、気をそらし、その間に車のトランクに入った敏夫と出かけた。
武と弓子はいなくなった敏夫を捜す。
宮島家を訪ねた信一は、華江を今でも好きだから慰めてほしいとあやに言うと、玄関まで華江を呼んで、貞之の看病に行くとその場を去った。残った華江と信一が見つめ合う。
は~、やっぱカッコいいわ、信一さん。
敏夫が現れ、信一が味方になってくれたと話し、菊子の部屋へ。
暖炉のある部屋
あやはいずれ信一と華江の婚約を元に戻したいと言い、貞之も同意する。貞之がラジカセをかけ、あやは貞之に背を向け、写真らしきものを見ていた。
信一と敏夫は菊子の部屋を漁る。
葡萄屋
食事をする正彦、菊子、明彦。帰ろうとする正彦たちを引き止めようとする明彦だったが、正彦たちは帰りたがった。
宮島家
正彦たちが帰宅し、部屋を荒らしたのがバレた。武と弓子も呼び出され、正彦が責めたが、敏夫は菊子をRの女だと思い、問い詰めた。菊子はフランス製の香水を使っているのは私だけじゃないと反論。
武は菊子にアリバイを聞いた。正彦とドライブに出かけたが、別に帰ってきて10時5分には宮島家にいたと話す菊子。正彦がさっさと帰れと言うと、敏夫は先生を警察に突き出したら、あんたら殺すと脅した。正彦は武が宮島音楽大学に戻るために入れ知恵したんだね?と責めるが、武は敏夫を本選に出場させてあげたいだけだと反論した。
あやが貞之を連れて来て、正彦に音楽大学を継がせるなんて初耳だと怒ると、貞之は跡を継がせる者を言うから、孫たちを退出させるように言った。
貞之は華江に立派な婿を迎えて、家と大学を任せたいと考えていた。しかし、その前に死ぬかもしれない。貞之は武に任せたい、引き受けてくれるかね?と武に言う。正彦や菊子は驚き、文句を言うが、貞之は田代清司を殺したのは敏夫君じゃないと信じていると話した。正彦は教育者として向いていない。
部屋に戻った正彦と菊子だったが、菊子は大沢武をつぶせばいいと、正彦が警察に電話をかけた。正彦~!と殴りかかる敏夫だったが、武男と華江は隠れた。信一は、正彦も華江をかくまっていたので逮捕されると言うと、正彦は、それはお義母さまたちが勝手にやったことと反論。あやはそれなら正彦の裏口入学のことを話すと言うので、駆けつけた刑事たちに正彦が敏夫と信一を見間違えたと言って帰した。
あやが暖炉で何か燃やしているのを目撃した敏夫と華江。暗がりで写真の”Rykal”なんて見えるかい!
敏夫は武にあやが「Rの女」の写真を燃やしていたことを話した。武が「Rの女」があやではないか!?と言うと、華江はすかさず否定した。ま、敏夫が抱きついた「Rの女」は若い細身の女っぽい感じだったからな~。
貞之とあやのいる部屋を武、弓子、敏夫、華江を訪ねた。あやは「Rの女」を誰か知っているが言えない。しかし、田代清司を殺したのは私ではないと言う。貞之もすべてを知っているが言えない、私を信じて待っていてくれないかと頼んだ。その代わり、宮島音楽大学を引き受けてほしいと再び頼んだ。
貞之はガンでもう治らない、私の大学を君の力で守ってくれと言い、しかし、本選までは生きていたい、毎朝音楽コンクールの審査員として帰国する木元光子に会いたいのだと語る。
パリ・ドゴール空港から飛行機が飛び立つ。飛行機に乗っている木元光子。あれー? キャストクレジットに岸恵子さんいなかったけどな?
審査委員長の貞之の前で「テンペスト」を弾くことになった敏夫。
老いたピアニストは死ぬ、若いピアニストは育つ、ピアノはいいもんだと貞之は言う。(つづく)
いよいよ佳境だねえ。あさっての最終回を見たら、この枠は、しばしのお別れ。

