「あしたからの恋」も劇中で歌うことが多かったけど、「思い橋」も多かった。
ただし、「あしたからの恋」は出演者が歌うパターンが多く、「思い橋」は喫茶店で当時の流行歌が流れるパターンが多かったな。
主題歌「夢は流れて」ひごじゅんこ/1973年発売
悲しい歌詞だと思う。
1話
ドラマが始まってすぐ静子が歌っていたのは多分、この曲だと思う。
天地真理「ふたりの日曜日」1972年12月5日発売
テレビから流れていた。5話では桂が鼻歌で「ふたりの日曜日」を歌う。
2話
「春の唄」昭和12年
桂と良男がバスの中で歌う。
3話
小椋佳「少しは私に愛を下さい」1971年10月1日発売のシングル「春の雨はやさしいはずなのに」のカップリング曲。1974年にシングルカット。
厨房で良男が歌う。16話でもギター弾き語りでもう少し長く歌う。
バッハ「G線上のアリア」
多美の部屋で幸子とレコードを聴いていた。
7話
宮史郎とぴんからトリオ「女のみち」1972年5月10日発売
伸が風呂に入りながら歌う。21話では良男が釣りしながら歌っていた。
10話
BUZZ「ケンとメリー〜愛と風のように〜」1972年11月25日発売
桂と伸のいた喫茶店で流れた曲。日産スカイラインのCMソング。多分、当時はドラマの間のCMでも流れたりしたんだろうね。
ザ・モップス「たどりついたらいつも雨ふり」1972年7月5日発売
北がいる喫茶店で流れる。
12話
1966年1月13日公開された高倉健主演「唐獅子牡丹」の劇中歌
正紀に立ち向かう良男のバックで流れる。
チェリッシュ「だからわたしは北国へ」1972年1月25日発売
桂と北のいた喫茶店で流れる。
13話
シューベルト「セレナーデ」
良男が幸子を見つめるときに流れていた。
14話
村田英雄「人生劇場」1959年4月発売
鶴吉が歌う。
ひごじゅんこ「私のふる里」1973年発売
良男と幸子の神社?デートの時に流れる。
郷ひろみ「小さな体験」1972年11月1日発売
喫茶店で流れる。
15話
バッハ「トッカータとフーガ」
喫茶店で流れる。
18話
チェリッシュ「ひまわりの小径」1972年5月25日発売
喫茶店で流れる。
20話
梶芽衣子「恨み節」1972年12月1日発売
幸子の心境を現した曲?
23話
1952年公開のフランス映画「禁じられた遊び」の主題歌
二上のロビーのテレビで流れる。あとで桂もちょっとだけ弾いてた!?
井上陽水「家へお帰り」1972年5月1日発売のアルバム「断絶」の中の一曲。
良男の弾き語り。
ザ・ワイルドワンズ「思い出の渚」1966年11月5日発売
同じく良男の弾き語り。
24話
欧陽菲菲「恋の十字路」1973年4月5日発売
桂の鼻歌。
26話
「東雲節」1900年ころからの流行歌。
鶴吉が一節歌う。
「壺坂霊験記」明治時代に作られた浄瑠璃の演目。
鶴吉が「♪妻は夫をいたわりつ 夫は妻を慕いつつ」という歌詞を「♪姉は妹をいたわりつ 妹は姉を慕いつつ」と替え歌にしていた。鶴吉の選曲は渋い。
当時の歌謡曲で知らない歌も多かったけど、旧ツイッターですぐ曲名が判明されてスッキリ。ありがとうございます。歌詞もない鼻歌でも曲名判明するのがすごい!
木下恵介アワーの作品群でも山田太一さんが全編書いた「3人家族」「兄弟」「二人の世界」「たんとんとん」では、そんなに誰かが劇中で歌ってたとかそういう印象はないなあ。「兄弟」で静男がギター弾いてたくらいか。
と思ったけど、先日、「二人の世界」を久しぶりに見たら、うぐいす店内で歌謡曲が流れていたり、「3人家族」で耕作が行ったパチンコ屋で「三百六十五歩のマーチ」が流れていた。歌謡曲が流れても知らない曲で聞き流していただけかも。でもやっぱり弾き語りするようなシーンはないけどね。
知らなかった歌が楽しめるのも木下恵介アワーのいいところ♪