TBS 1976年11月5日
あらすじ
大山友子(山口百恵)は、実業家・大山豪介(中条静夫)の娘で、日本陸上界の期待を担う短距離走者。友子の母・鈴代(草笛光子)は、豪介の後妻で友子の父は豪介でなく…。
2024.7.26 BS-TBS録画。
作:安本莞二
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大山友子:山口百恵
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新田秀夫:三浦友和
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新田雄作:田村高廣
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大山豪介:中条静夫
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矢野ジロー:谷隼人
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捜査二課長:名古屋章
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大山政子:原知佐子
大山豊:中島久之
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家政婦:矢吹寿子
石田刑事:灰地順
矢野コウイチロウ:加藤茂雄
記者:梅津栄
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記者:山本廉
矢野ジローの女:渡部真美子
記者:松島真一
黒崎勇
木の島静子
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北川和彦:長門裕之
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大山鈴代:草笛光子
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プロデューサー:野添和子
山本典助
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音楽:菊地俊輔
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ナレーター:中江真司
三味線:豊文
阿波踊り指導:花びし連
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江崎:宇津井健(特別出演)
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監督:増村保造
森の中で走っている百恵ちゃん。全身+タオルもアディダス。突然、スーツ姿の男がスタートについて指導し始める。半袖短パンだったけど、長袖ジャージに着替えてる。初対面からベタベタ触るねえ〜。友和さんでなければ許されない所業。
大山家…豪邸だね〜。
鈴代が友子を出迎えた。原知佐子さんはお姉さん!? 父が豪介、鈴代と結婚して17年だから友子が実子だけど、政子と豊は異母兄弟ということね。
ん? あらすじによれば友子の父は豪介ではない!?
豪介を迎えに来た秘書の北川。政子は鈴代を母さんと呼べないが、豊は、政子によれば友子が好きなので、鈴代のことも母さんと呼んで、政子の暴言からかばっている。政子も友子の父親は豪介でないと匂わせてるね。
政子のことを結婚に失敗したから欲求不満のヒステリーだと豊が言う。昭和の時代、女性を罵る言葉は、ヒステリーか更年期障害。ふざけんな!←これがヒステリー!?
鈴代が競技会に行く友子を見送る。友子は体育の先生になり、2人で暮らそうと提案する。なぜか友子の声が「赤い運命」の直子と声が違う気がするな〜。体育会系のハキハキした感じだから?
鈴代がかけっこしようと家から飛び出し、車に轢かれそうになった。車から出てきたのは脳外科医の江崎先生。まだどんな関係か不明。鈴代と会うのは17年ぶり。
豪介が出社。矢野コウイチロウの息子という男が突然襲いかかってきたが、部下たちが取り押さえた。
秀夫は父の雄作も刑事で射撃訓練をしている。課長が大山豪介が刺されたと知らせに来た。
大山産業本社ビルに呼び出され、豪介にお叱りを受ける課長、新田親子。矢野コウイチロウは18年前、料亭の床柱に頭を打ちつけて死んだ。現場にいたのは豪介と北川で担当刑事は雄作。捕まったのは北川で8年の刑期を終えて出てきた。カメラの前で手錠をかけた姿を見せつけないよ。
雄作は本当に矢野をやったのは豪介だと責め立てた。田村高廣さんは静かな役が多い気がして、ああやってがなり立てると阪妻っぽい気がする。そんなに声聞いたわけじゃないけど。割とガラガラ声なんだよね。
競技会
豪介は「おれのうさぎがいる」と指差す。豪介の警護をしていた新田親子。友子は秀夫の姿を見つけてピースサインを送り、秀夫もニコニコ返した。「うさぎ、よくやった」と豪介が友子を褒めた。雄作は秀夫に友子と付き合わないように言う。
料亭
大山家が家族でお祝い。うさぎを褒めまくる豪介。豊は大学の壮行会で途中で抜けた。鈴代の三味線で豪介は阿波踊りを始めた。豪介に誘われ、三味線は別の人にやらせ、友子も鈴代も踊る。政子はそんな下品なことしませんと酒飲み。よくあの場にいるなあ。
料亭のロビーに秀夫がいた。友子が話しかけたが、秀夫はそっけない。友子は両親に会って欲しいと頼み込んだ。コーチ、お願いしますと言われ、豪介たちと顔を合わせたが、豪介は怒り、雄作も秀夫を連れ戻しにきた。
これからも秀夫にコーチをお願いしたいと言う友子を殴る豪介。すごく痛そうな音をしたな。豪介は身に覚えのないことで捕まえようとしている刑事だと付き合わないように強く言う。鈴代も豪介がひとりぼっちで寂しい人だとかばい、友子は仲直りすることにした。
料亭の外で立っていた豪介を狙う矢野を狙う新田親子。豪介に抱きつこうとした友子が撃たれて倒れた。え! 背中から出血。新田親子は矢野の後を追うが逃げられた。
病院から出てきた江崎と豊たち。豊は江崎のアメリカ行きを止めようとしていた。ちょうど友子が運び込まれ、江崎たちが手術することになった。
手術室前
友子は死ぬんですよと取り乱す鈴代。お父様でなくてよかったわと北川に言う政子をぶん殴る豪介。ギャグみたいなシーンだな。北川と政子は「赤い疑惑」では夫婦だったね。光夫もいるし。
友子の背中にあった弾丸は秀夫が放ったものだった。
手術は成功し、命は助かった。豪介は銃を撃ったことを名乗り出た秀夫を責めた。
江崎は豊に友子が下半身麻痺で立てないだろうと伝えた。
病室
友子に謝罪に来た秀夫。たったひと月で元の体に戻ると言う鈴代。
うつ伏せで寝ている友子の枕元に寄り添う鈴代。(つづく)
「赤い疑惑」「赤い運命」と見てきて、キャストは「赤い疑惑」寄りで作風も似てる気がする。「赤い運命」がちょっと異色だったのかな。また原知佐子さん目的で見よーっと。
そういえば、wikiでホリプロ創立45周年・TBSテレビ50周年・山口百恵引退25周年を記念した『赤いシリーズ2005』第3弾として企画され、主演は深田恭子の予定だった、というのを見かけました。
しかし、深キョンのイメージが陸上選手と合わなかったために新作になったらしいけど、それなら「赤い衝撃」が綾瀬はるかさんで「赤い運命」が深キョンでもよかったのにねー!と思う。まあ、このドラマ見たことないから分からないけどさ。