1989年 アメリカ
あらすじ
大リーグを舞台に、個性豊かな選手たちが大奮闘するスポーツ・コメディーシリーズ第1作。伝統こそあるが30年以上も優勝から遠ざかっている弱小球団となってしまったクリーブランド・インディアンス。亡き夫の跡を継いだ新オーナーは、本拠地をマイアミへ移転させることを画策し、落ちこぼれ選手ばかりを集めてチームの最下位をねらっていた。オーナーの狙いを知った選手たちは一致団結、やがて奇跡の快進撃を開始するが…。
2023.5.17 BSプレミアム録画。
タカさんが出てたのは2と3。現役メジャーリーガーには今でもタカさんの知名度が高いらしいが、今回wiki見たら、2も3も最低続編賞や誰も望んでいなかった続編賞にノミネートされていた。3の記憶は薄いけど、2は面白かったように思う。
工業地帯が映し出される。
レストランの壁の古い新聞記事
1948年 インディアンス ワールド・チャンピオン
1954年 インディアンス ワールド・シリーズ敗北
ファンは喪に服す
1969年 インディアンス 6位止まり
1975年 インディアンス7連敗
1988年 インディアンスの不振 34年目に突入
街の小さなスペースで野球をする子供たちやインディアンスのスタジャンを着てハトに餌をやるシスター。
インディアンスのオーナーが亡くなり、元ショー・ダンサーの婦人が経営を任されることになった。噂し合う街の人たち。グランドキーパー?に日系人がいるのか「本当に下手くそねえ」と日本語のセリフあり。2でタカさんが日本人選手としてチーム入りするけど、1でも微かに日本の香りがしてたんだね。
新オーナー・レイチェルはチームをマイアミに移転させようと、最下位でシーズンを終えるためマイナーで30年監督をしているルー・ブラウンや問題ある選手たちを招聘した。
メキシカン・リーグにいたジェイク・テーラー、亡命してきたペドロ・セラーノ、ゴルフバッグを抱えて球場入りするロジャー・ドーン、奇抜な髪型のリッキー・ヴォーン、お調子者のウィリー・メイズ・ヘイズなど個性的な面々が集まる。
翌日から練習が始まる。寝坊するが足の速いウィリー(打つ方はさっぱり)、ジェイクはキャッチャーだが膝が悪い。ヴォーンは154キロと速球を投げられるがノーコン。セラーノは打撃がいいと思ったが、変化球に弱い。
練習を終え、ロッカールームに戻る選手たち。解雇される者にはロッカーに赤い札が下がっていると聞き、恐れるヴォーンだが、ジェイクに初日は大丈夫だと教えられる。
ブードゥー教徒のセラーノをからかうベテラン投手のハリスに備え物の酒は飲むなと注意する。
練習、試合、練習後のロッカールーム。解雇される者も出始めるが、ジェイク、セラーノ、ウィリーは大丈夫。ヴォーンのロッカーには赤い札が貼られていたが、ドーンのイタズラでケンカになる。チャーリー・シーン若い。
再び「本当に下手くそですねえ」としゃべるグランドキーパーたち登場。選手には一切絡まないキャラ。
ジェイク、ウィリー、ヴォーンがネクタイ着用のレストランで食事していると、偶然、ジェイクは元カノ?を見かけた。店内の電話を利用してすぐ連絡し、再会。ジェイクはリンにインディアンスに復帰したことを報告したが、リンは昔とは違うと弁護士と付き合っていることを話す。構わずジェイクは電話番号を聞き出した。
ニューヨーク・ヤンキースとの試合が始まる。エラーも多く、ヴォーンはストライクが入らず、デッドボールで退場。9対0で負け。
図書館
リンが嘘の電話番号を教えたことを責めるジェイク。リンはアスリートで3年前に引退して司書をしていた。リンってアスリートだったんだ。
レイチェルはチームが15勝もしていることが不満でボロボロの飛行機で移動させ、試合も負け。「メジャーリーグ」は結構昔の映画だけど、こういう移動の時によく見られる映画らしい。
リンに会いたいジェイクはウィリーのアドバイス通り、リンを職場から尾行した。リンの入って行った家はリンの婚約者の弁護士の家でホームパーティーをしていた。パーティーの参加者から質問を受けたジェイクは引退後に水泳の200メートル個人メドレーの子供を育てたいと言う。リンがかつて水泳の200メートル個人メドレーの選手だったことが参加者にもバレ、気まずい空間。
ヴォーンは監督の勧めでメガネを着用することに。ハリスはセラーノの供え物の酒をこっそり飲み、グランドに出た途端、飛んできたバットが頭に当たって倒れた。
実況アナウンサーは酒を飲みながら実況してんだね。
豪邸に住むドーン。ジェイクは全力プレーしない理由を聞く。来季はFA権を使うし、引退後の予定もあるため、ケガをしたくない。ジェイクはチームの足を引っ張るなと強く言う。
バーで流れるおなじみの曲。
グランドキーパーは「まだまだ下手くそ」と言う。
ロッカールームに現れたレイチェル。監督がシャワーなど設備を直さないことについて不満を漏らすが、チームが弱いせいで収益が少ないせいだと言い返す。
試合終了後、ジェイクは客席にリンの姿を見かけ、ユニフォームのままリリーフカーで追いかける。
リンは婚約者の家に行くために家を片付けていた。ジェイクは遠征でいないことも多く、浮気もしていたとこれまでの生活ぶりを責めるが、ジェイクは強引に迫る。
チームは60勝60敗。勝ちすぎだと苛立つレイチェル。
ボロボロのバスで移動して再びヤンキース戦。初球ホームランを打たれてうなだれるヴォーン。60勝61敗。
ゼネラルマネージャーで前監督のチャーリーは現監督にレイチェルの思惑を話す。その話は選手たちにも伝わり、残り32勝を目指す。チームは2位に浮上する。
スーツを着てクレジットカードのCMに出演したり、街も活気付く。
“ヤンキースと首位タイに”という見出しが踊る。
祝勝パーティー?の中継でドーンが女性とベタベタしているところを見かけた妻・スザンヌはバーで1人飲んでいたヴォーンを誘惑して関係を結んだ。ヴォーンは後から名乗られて驚き、スザンヌも自分から夫に白状した。よく分からない心理。
ミュニシパル・スタジアム
地区優勝をかけてニューヨーク・ヤンキースと対戦。6回裏まで0-0
7回表 ハリスが打たれ始めて2点入る。
7回裏 ドーンが塁に出て、セラーノは宗教に頼ることをやめ、ホームランを打って同点に。
チャーリーはレイチェルの前でも堂々と拍手を送る。
9回表 いよいよ疲れの見えてきたハリス。ヴォーンに交代。ここでまたあの曲が流れる。ヤンキースベンチの上の観客たちも大盛り上がり。ヴォーンの天敵ヘイウッドと対戦する。マウンドのヴォーンのところに来たドーンはストライクで片付けろとだけ言って、自分のポジションに戻った。2球目ストライク159キロ。3球目162キロ(101マイル)で三振。
9回裏 俊足のウィリーが塁に出て、盗塁を決める。ジェイクは予告ホームランをするが、デッドボールを受ける。ジェイクは次の球をバントし、ウィリーはホームまで走る。インディアンスが勝ち、スタジアムにはファンもなだれ込む。
優勝のどさくさでドーンに一発殴られたヴォーンだったが、すぐハグされた。ジェイクの前にはリンがいた。(終)
エンディングはしっとりした曲。
インディアンスは今はガーディアンズにチーム名が変わった。
懐かしいな~、これ。昔は割と地上波でやってたと思う。本編2時間もないからテンポいいし。
しかし、今年は本物のWBCにかなり感動した。しかも、この映画と違って女要素ないからね。男性向け?映画のせいかリンとかオーナー婦人とかスザンヌみたいな同性から見ると、はあ?と思うような女性が出てきたのは、ちょっと醒める。面白い映画ではあるんだけどさ。
これまで見てきた野球映画。
↑これは当時映画館に観に行った。↓以下、WOWOWの野球映画特集。
今また見たいのは「プリティ・リーグ」!
これは女子プロ野球だから変な女要素ないよ。