公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
あぐり(田中美里)がチェリー(名取裕子)に弟子入り志願に行っている間に、世津子(草笛光子)が来て、光代(星由里子)は世津子に、健太郎には充分尽くしたからこれからは東京で暮らす、と言う。あぐりはチェリーに弟子入りの試験として、明後日までに子供服を百着縫ってくるように、と課題を出され、一人で懸命に縫っていると、エイスケ(野村萬斎)が帰ってくる。エイスケは裁縫を手伝い、あぐりは弟子入りが認められる。
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弟子入り志願したあぐりの「私本気ですから」にちょっと鼻で笑うチェリー山岡。「ここへ来る人はみんなそう言うのよ。『私は本気です』って。でもね、大抵は…そうね、半年ももたないでやめてくわ」と、根性試しをすると言った。
光代と世津子の会話。ん~ここのシーンもまたすごい共演だ。光代は岡山でのことを詫びた。「私、下手なお芝居をしてお恥ずかしいですわ」。そして、エイスケが世話になってることに頭を下げた。光代さんの着物の所作が美しいのよね~。
世津子はエイスケが小説を書けたことをあぐりに知らせに来て、光代が家にいる事はエイスケを連れ戻しに来たと思っていたが、光代が「望月には十分尽くしましたので」と岡山を出てきたことに驚いていた。
チェリー山岡からあぐりへの根性試しの方法は子供服100着を完成させること。元々完成品でない洋服を売って家でお母さんに縫ってもらう目的の服なのにいいのか? リボンを縫い付けるだけに見えるけど、もっといろいろ工程があるのかな。あさっての朝までに100着を誰にも手伝わずにやること。
家に帰ったあぐりは早速作業に取り掛かる。集中力の高いあぐりは、「そろそろ晩御飯の準備せんとな」という光代の声も耳に入らない。光代は、自ら包丁をとって料理を始めた。「あぐり。あなたが奉公へ出たらこれからは私がエイスケや淳之介の食事を作るんよ。これからは何でも一人でやらんと」←そういえば光代さん家事出来ないのにあぐりの修業時代どうだったかな?と思ってたところだった。できるんじゃないか!
その日の夜、淳之介が熱を出した。心配して見に行くと「お仕事続けなさい。子供はこんな事しょっちゅうあるんよ。これぐらいの事で仕事ができないんじゃ奉公に出たらどうするつもりじゃ? そんな弱い気持ちでやるんなら初めから美容師なんかやめなさい!」とピシャっと言われた。
朝になり、淳之介の熱が下がった。あぐりは光代に昨晩の礼を言い、作業を続けている。光代が淳之介をおぶって玄関先を掃いているとエイスケが帰ってきた(キャーエイスケさん!)。
「これはこれは母上様」と驚き、淳之介を見て「あれ? この方もしかして…僕のお子様ですね?」「やあ淳之介君、お久しぶりですねえ…。おお、しばらく見ない間に随分大きくなりましたねえ…。にいちゃん僕のこと覚えてる? パパですよ~」これ、発言だけ見るとクズなんだけど、エイスケさんだと許せてしまうんだよな~。光代は「何です、パパって?」と驚く。
「あぐりただいま」と帰ってきたエイスケに、作業に夢中のあぐりは「お帰りなさい」とそっけない。
エイスケ「何だか忙しそうだね」
あぐり「はい」
エイスケ「いいねえ。忙しい事はいい事だよ。じゃあ」
あぐり「あれ?」
光代はなぜこの家にいるのかエイスケに聞いてほしくてついてきた。岡山の家を出てきてこの家に住むと言っても、「そうですか、どうぞご自由に」と理由も聞かない。光代が理由を話そうとしても「すいませんね。ちょっと書きたいものありましてね。また今度」とそっけない。
自分一人でやり遂げると勢い込んだあぐりでしたが、2日目の夜になってもまだ半分も完成していませんでした。
エイスケ「ふ~ん。あぐりが美容師にねえ…。それはいいねえ。う~ん、いいよ…」言いながらコーヒーを淹れてくれる。しかし、あぐりの「今日までどこ行ってたんですか?」の問いには答えない。
期限日の朝、あぐりが目を覚ますとエイスケが子供服を縫っていた。うーん、器用。「寝てていいよ。僕がやっとくから」一人でやらなくちゃいけないというあぐりに「いいからさ。ねえ、ほかにもやる事あるんだろう?」の言葉に完成した子供服のアイロンがけをした。
チェリー山岡は100着完成したことに驚き、「誰かに手伝ってもらったわね?」と聞いてきた。あぐりは正直に謝った。チェリー山岡は、あぐりがどうするか見たかったと言い、あぐりが夫に手伝ってもらったと言うと笑った。「すてきなご主人ね」の言葉に「はい」と笑顔になるあぐり。ついにチェリー山岡から合格がもらえた。
周囲の人たちに支えられてあぐりの夢が少しずつ現実になりはじめていました。
次週予告
義姉の苳子です。ほんまにあぐりは内弟子になんかなるからじゃわ。弟子の派閥争いに巻き込まれるわ、子供の世話させられるわ…。その子がまた嫌な性格らしいんよ! ハッハッハッハッ…。次週「内弟子1年生」。じゃから言うたのに…。
次週予告に出ていた吉野紗香さん、かわいかったな~。
アメブロを投稿しました。
— SAYAKA YOSHINO (@sayakayoshino) May 10, 2021
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最近お子さんが産まれたんですね。
「おしん」の髪結いの店とほんの数年の違いだけど、チェリー山岡みたいな店がまだ少数だった時代か。大正末期、おしんは佐賀から3日かけて東京に戻ってきた頃。でも手が…(-_-;)
おいしいとこ持ってくエイスケさん。あぐりも苳子には多少嫌な顔をするけど、光代にはすごく素直だし、いいと思う。結婚が早かったせいで、健太郎と光代が本当の親っぽい感じもあるんだよね。しかしこれから修業時代になるとまたエイスケさんには会えなくなるんだよな~。
来週から「おかえりモネ」が始まります。子供の頃から何度となく訪れた事のある気仙沼が出てくるので初回くらいは見ようと思ってます…が、本当は時代物が良かった~。「あまちゃん」も現代ものだったし、知らない郷土の歴史が知りたい。だからこそ、「はね駒」の明治三陸津波のシーンはよかった。きっと朝ドラの題材になりそうな人がいないんだろうな(-_-;)