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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(147)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

大正時代の末期、佐賀から東京までは3日がかりの旅だった。幼い息子を連れて東京へ着いたときは、さすがのおしん(田中裕子)も疲れ果てていた。広い東京で迎えてくれる人も家もなかった。おしんが頼れる人は、髪結いの師匠・たか(渡辺美佐子)しかいなかった。たかは喜んでおしんを迎えてくれた。おしんは、そんなたかに、産まれたばかりの子を発育不全で失ったことなど、佐賀でのつらかった出来事を話し始めた。

 

 

あらすじはこれだけだけど、冒頭からホテルに帰ってきた老おしんと圭(まだ佐賀?)、おしんの子供たち(三重)、東京へ来たおしん、佐賀での竜三とお清など盛りだくさん内容でした。

 

おしんおしんの子供たちも標準語を話しているので東京の話かな、と一瞬思ってしまうけど、今現在おしんが暮らしているのは三重なんだよねー。なぜ三重パートは方言にしなかったんだろう? おしんは三重に住んでもずっとお師さんみたいなチャキチャキの東京弁だったみたいだし。

 

現代パートは1話から4話めの半分くらいだっけ? 子供の頃の話から始まると思っていたから、最初はこの渡鬼ワールドに戸惑いました。それからも時々挟み込まれては来たけど、こんなにがっつりやるのは久々。佐賀編を見た後だと、あんなに嫁姑で苦労したおしんが結局嫁とうまくいってないんだなーと思うと何とも複雑。ばんちゃんみたいなお姑さんになれる人はめったにいないということでしょうか。

 

お師さんに会って話すうち泣き出すおしん。ああやって人前で泣くことのなかったおしんだったので驚きました。恒子さんともそうやって腹を割って話ができればよかったね。恒子さんはそういうのも受け止めてくれる人だと思うなぁ。

 

お清は雄を気に入ってると言ってたけど、いなくなると早速竜三の後添い探しをしようとしていました。こういう性格なのも恒子さんは見抜いていたんだね。きっと、雄が来る前は福太郎夫婦の子供たちだってそれなりにかわいがってきたんだろう。竜三は今更おしんの寝床に行っても遅いわ! しかし二人の間では離婚しようといってたわけではないんだよね?

 

竜三にしたら干拓で土地を持てたら迎えに行こうとか思ってんのかなぁ? 佐賀は出たほうがいい。東京のあの快活な竜三さんがまた見たいです。

 

おしんはお師さんのところに泊めてもらうも、右手に不安が…。どうなる?

 

 

それにしても昨日は結構恒子さんのことを考えていて、あの村を出ることはなくても戦後はそれなりに福太郎と温泉などちょっとした旅でもできていたらいいなぁとか、お清みたいな姑にならないといいなとか、昨日の回は地味でコツコツ頑張ってる人に花を持たせる展開が好きだったのかもしれません。おしんにはあんまりありがたみを感じてないとこもまたリアルといえばリアルだったのかも。一緒に暮らしてたおしんより視聴者の方が恒子さんの人柄をよく分かっていたと思うから。