公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
真っ白なカンバスを前に座りこむ林（高嶋政伸）。支店２０店舗達成パーティーで、あぐり（田中美里）はチェリー山岡（名取裕子）から「日本一の美容師になる、という夢がかないましたね」と賛辞を贈られるが、林に「本当に君の夢はかなったのか？」と聞かれふと考えこんでしまう。ある晩、世津子（草笛光子）がパーマをかけに訪れ、翌朝盛岡へ旅立つ。そして自分の絵が描けず悩んでいた林も、フランスへと絵の勉強に行ってしまう。
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真っ白いキャンバスの前にじっと座り、自分の絵が描けないことを悩んでいる林。
カフェ・セ・ラ・ヴィでは「あぐりさんを励ます集い」として、ビューティーサロン光美堂 20店舗達成のパーティーが行われ、とめも駆けつけた。
司会は、「あぐり」のナレーションを担当した堀尾正明アナウンサー(当時)。ナレーション担当を終盤に出すの好きだね～。最近のナレーションの人は劇中ですでに出てる人だったりするから、こういうサプライズ結構好きです。
チェリー山岡が挨拶し、あぐりさんはもう忘れているかもしれませんが、日本一の美容師になると言った言葉を覚えてます。夢を実現させた自信にあふれていますなどと言ってくれた。
しかし、ここに来て、それが君の追い求めていたものだったんだろうか？と冷や水をぶっかける林。なんだよ、おめでたいパーティーの席で。
以前、森に言われた「猫も杓子もおんなじ髪型が大嫌い」という言葉を思い出す。
ある夜、今はビューティーサロン光美堂と名前の変えた元あぐり美容室前に世津子が待っていた。マッチの火でタバコをつけるのがかっこいい。非喫煙者だし、たばこの煙も嫌いだけど、劇中で吸ってるのは副流煙関係ないので普通にかっこいいと思えます。
世津子はどうしてもあぐりにセットしてほしいと来店した。明日の朝、盛岡に発つ。あらすじで見たときに、盛岡に行くというのは、鈴音が疎開したのも盛岡だったから、てっきり鈴音の所で暮らすとかそういう展開だと思ってた。名前だけでも鈴音ちゃんが出てきたらうれしいなって。
だが、世津子が盛岡に行く理由は違った。
芸者時代に交際していた長堀俊介という作家が盛岡に疎開し、妻が亡くなり、その後、脳溢血になり、病院に1人でいることを聞き、世話をする事にしたという。この年で夢を追いかけるなんておかしいかしら？と世津子は笑う。
ビジネスで成功したチェリーもアメリカで夫の世話、世津子も長堀俊介の世話…女が世話好きと思うな！ 「やすらぎの郷」でもかっこいい入居者の男性の世話を女性が取り合うみたいな描写があったなあ～。好きで世話してると思ってるのか？
長堀俊介の奥様は「澪つくし」でも入兆の本妻・千代を演じた岩本多代さんだった。はかなげな美人なので、夫より先に亡くなるイメージなのかな？
カフェ・セ・ラ・ヴィは若い人に任せると言ってたけど、今週に入ってから？ドラマ内では何の説明もなく世津子の隣は高山から若いバーテンに代わってた。世津子不在の間もカフェ・セ・ラ・ヴィを守って来たのに。役者さん都合というか、このドラマの翌年に高山役の秋山武史さんが亡くなったことを知ってると体調不良で急遽降板されたのではとか余計なことを思ってしまう。
林は林でしばらくフランスに行って絵の勉強をするとあぐりに伝えた。2年ほど留守にするけど、家のことよろしくって！ 結婚して、経済的安定を得て新聞社を辞め、子供の世話もしなくてよくなったのでフランス留学って、勝手すぎない？
しかも、本当の再婚相手の方はずっと新聞社勤務だったらしいのに、結局あぐりってヒモ体質な男が好きなのねーってことにしちゃいかんでしょ。
まだ入院中の淳之介はベッドで森から話を聞いた。結局森は実際のモデルより10年も長生きしてるんだー。
1か月後、朝起きたら林は置き手紙を残して消えていた。このドラマは最初から最後まで”夢”がテーマだったね。
明日の最終回は11年前の再放送で見たからなんとなく覚えてます。
そういえば、今日はドラマの前に「マー姉ちゃん」の紹介番組をやってました。金八先生が始まる前にカンカン(森田順平さん)も出てたんだなー。「澪つくし」の河原畑や「あぐり」でもエイスケが着てたようなルパシカ着てた。ドタバタ劇っぽくて、見た人は「あぐり」みたいなライトな朝ドラだというので楽しみ。
