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【連続テレビ小説】あぐり (67)「でっかいお年玉」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

倒れたあぐり田中美里)に付き添うエイスケ(野村萬斎)。医師(波多江清)はかなり危険な状態だと言うが、エイスケは、あぐりは絶対死なない、と自分に言い聞かせる。チェリー(名取裕子)たちも店が終わって見舞いに来るが、どうすることもできない。あぐりの夢に、亡くなった父・晃(田村亮)が度々出てきて、あぐりをどこかへ連れて行こうとするが、あぐりは夢の中で、エイスケが若い女の子と一緒にいるのを見て引き返し…。

肋膜炎で倒れたあぐりの病室についているエイスケ。

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↑淳之介が肺炎になったのも関係あるのかな?

 

病室に来た世津子に「あぐりは絶対に死なない」 と自らに言い聞かせるように言うエイスケ。

 

岡山にも知らせが入り、健太郎が万が一のことがあればこっちで葬式を出してやりたいと妻五郎や磯辺に話す。妻五郎、泣く。磯辺ももらい泣き。勇造、久々の登場。

 

健太郎と一緒に上京する美佐もあぐりの好物を持って望月組に来た。好物を食べれば絶対に元気になるという美佐を慰めるしかない光代。

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どちらも岡山の郷土料理。あぐりの岡山愛がすごい。

 

あぐりの夢の中(出たー! 朝ドラヒロインの夢!)には父の晃が登場。回想などではなくあぐりに一緒に行こうと誘いに来た。お前はまだこっちに来るのは早い!じゃないのもまた「あぐり」の世界らしくていい。

 

エイスケの元にうめと春子が淳之介を連れてきた。淳之介にうつるかもしれないからと言われ、病室の入り口から抱っこしてあぐりの顔を見せた。

 

チェリーと弟子たちも病院へ。雪は自分が辞めてしまったから…と後悔する。まあ、あの感じで1年はそりゃ辛い。でもその仕事の後芝居に行ける辰子さんすごい。

 

燐太郎も病室へ。いいのか、病室に入って! エイスケはあぐりが死んだら僕も死ぬと言った。エイスケはあぐりがいて小説が書ける、書けなければ死んだも同じ…確かに吉行エイスケの作品には働く女性や妻が出てきて、あぐりがいて書けた作品も多かったろうなと思う。

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書けなくなったエイスケが浮上するきっかけになった「それは風が決めることだから…」というあぐりの言葉を燐太郎に話した。

 

あぐりの夢の中には晃の他に姉の紀美子、富美子も登場して一緒に行こうと急かす。あぐりの前には淳之介やチェリー以下同僚の姿が見え、誰もいなくなったかと思うと、エイスケが若い女性とあやとりしている姿を見て、晃に「エイスケと決着をつける」と言って、父たちについて行かなかった。

 

カフェ・セ・ラ・ヴィに電話がかかってきた。あぐりが持ち直したという知らせに世津子や鈴音が涙を見せる。チェリーたちの元にも知らせは届いた。

 

あぐりが目を覚ますと目の前には笑顔のエイスケ。いつもの「やあ…」であいさつを交わす二人。あぐりは夢を思い出してムッとするが、何も知らないエイスケは不思議顔。「なんでもない」と言って笑顔になったあぐりでした。

 

おしん」の世界には夢のシーンはなかったし、意外と「はね駒」もなかった。「澪つくし」は結構バリエーション豊かな夢があったよね。惣吉だと思って抱きついたら高神村村長でギャーッみたいな。

 

リアルタイムで初週を見ていなかった私もあぐりの父と姉二人は度々回想やこうして夢に出てきたので顔を知っていました。

 

原作の吉行あぐりさんのwikiを見ると、姪がピアニストでその夫や息子がまたwikiにも載ってるような医者や学者さんで…姪というのは、てっきり弟妹の子かなと思ったら、あぐりさんの姉の子だそうです。ドラマでは長女は神戸に嫁いだばかり、二女は光代の甥っ子と結婚する予定となっていたけど、実際は子供もいたのかな。

あぐりさんの姪でピアニストの島村千枝子さんの夫の島村喜久治さんも岡山出身。

息子の英紀さんは地震学者…でも島村千枝子さんはなかなか詳しい情報が分からなかった。

 

あぐりは長生きすると思って見てるからそれほど心配して見てなかったけど、それでもよかったねと思った。

 

あぐりさんの師匠が山野千枝子さん(チェリー山岡)、あぐりさんと同年代の美容家・山野愛子さんは苗字は同じだけど親戚とかではないらしい。