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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】芋たこなんきん(41)「おくりもの!?」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

清志(小椋悠聖)が一生懸命さかあがりの練習をする理由を聞いた昭一(火野正平)は、町子(藤山直美)と健次郎(國村隼)にはないしょにしておくことを約束する。一方、町子は純子(いしだあゆみ)から、昭一が何かの保証人を探しているらしいと聞く。町子は昭一にレストランを開く場所を見つけたと打ち明けられる。「お兄さんは何か頼み事があるのでは」と、それとなく町子は健次郎に話すが…。

仕事部屋

純子「授業参観?」

町子「日曜日に授業参観があんの、私、すっかり忘れてたんです」

純子「週末は締め切りあるんじゃありません?」

町子「けど、なんとかこれだけは…。これ…痛! あ…痛! 痛い、痛い、痛い…!」

純子「大丈夫ですか? ここ?」

町子「ええ。打ち身でね。翌日の方が痛なるらしいんですけど…痛い! 大丈夫です」

 

長男の清志に逆上がりを教えようとして…

peachredrum.hateblo.jp

回想

町子「ここやねん。太ももでガンと上げんねん。太ももで」

昭一「ちょっとちょっと…」

町子「分かる? それだと手と太ももがガンと一緒にならなあかんで。分かるか? いくよ。こうやってね、例えばこうやって、こう…」と鉄棒代わりの物干しざおに本気で逆上がりしようとする。

昭一「肩が、肩が、肩が…!」

物干しざおが折れる。清志、あぜん。

町子「痛~い」腰を強打。

回想ここまで

 

腰を痛めた町子でした。

 

純子「何かございましたら、お呼びになってください」

町子「ありがとうございます」

純子「それじゃあ…」仕事部屋を出ていく。

 

町子「ああ…」まだ腰痛。

 

純子「あの~」

町子「あっ、はい」

純子「余計なことかもしれないんですけど…う~ん…昨日、帰り…」

町子「え?」

 

診察室

一真「ハハハハハハ…! 逆上がりでひっくり返ったんか!」

健次郎「ほんまにちょっと目離したら何するか分かりませんわ。子供のつもりで体、動かしよるから」

一真「6人目の子供やなあ」

健次郎「ほんまに」

2人で笑う。

 

一真「それなあ…」

健次郎「え?」

一真「この間から気になってたんやが…」

健次郎「あ~、これ?」

診察室の机の上にある昭一が津軽の女性にあげた石をまじまじ見る一真。「うん。ああ…。あ~、ほうほう、ほうほう」

 

健次郎「何ですの?」

一真「あ~、やっぱりな。ほうほうほう。そやで、これ。うん」

健次郎「だから何ですのんて!」

一真「エメラルドの原石と違うんか?」

健次郎「え~っ!?」

↑検索すると出てくるもんだねえ。

 

一真「エメラルド! 間違いないで。ワシ、高校で考古学クラブやったから石には詳しいねん」

健次郎「考古学クラブ?」

一真「うん」

健次郎「初耳ですわ…。そやけどね、この医師は兄貴の石やから、ええ加減なもんですて」

一真「え、いや、けどやな…ほら、ほら! 光にほら、かざしてみい! ほら、ほら、ほら! おいで、おいで、おいで! ほら。ほらほらほら…ほら! 光ってるやろ!」

 

健次郎「え…どこが?」

一真「ここ、ここ、ここ! ほら、見て! ここ、この辺! ほら…ほらほらほら! 光ってる、光ってる!」

 

戸が開き、鯛子が立っていた。「次の人、呼んでもよろしですか?」

健次郎「うん」

 

一真「ほんまもんやったら、これ2~3万はするで!」

健次郎「え? うそや! これ、偽物ですって」

一真「ううん、そんなことない、そんなことない。この光り具合から言うてな…ほらほら、あっ、ここも光ってる! 光ってる、光ってる!」

健次郎「どこが?」

一真「これ、これ! ほれ、ほれ! こ…こりゃ、そやで、エメラルドや~! うん!」

健次郎「光ってるかもしれん…」

一真「やろ、やろ? ほら!」

 

縁側

ひとり座っている町子。「保証人…」

 

さお竹屋「竹や~、さお竹~」

 

昭一が竹竿を買って帰ってきた。

町子「お兄さん、わざわざ買うてきてくれはったんですか?」

昭一「いや、なかったら不便やろな思て」

町子「痛い…」

昭一「まだ痛い? 腰」

町子「うん。ちょっと」

 

昭一「おわびのしるしに後で洗濯させてもらうわ」

町子「お兄さん、そんなこともしはるんですか?」

昭一「洗濯?」

町子「うん。健次郎さん、絶対、洗濯なんかしてくれません」

昭一「俺は一人も長かったしな、旅も多いし…」

 

町子「いっぺんも結婚してはらへんのんですか?」

昭一「正式にはありません」

町子「へえ~。うちもね、まだ、婚姻届出してませんねん」

昭一「何でよ?」

町子「う~ん、何となく」

 

昭一「あいつはしゃあないやっちゃなあ!」

町子「『行っとけ』言われてるんですけどね、私がまだ行ってませんねん」

昭一「なあ、あんた、おもしろい子やな。俺と一緒になったらよかったのにな」

町子「私と健次郎さんね…」

昭一「うん」

町子「運命の出会いなんです」

 

昭一「やられた~!」

町子「ハハハ! ハハハ、もう~! いや、もう! てれるて、もう! ハハハハハ…!」←ミニ予告はここか。

昭一「ええな」

 

病院の廊下から町子と昭一が並んで座っているのを見た健次郎。ちょっと複雑な表情!? そのまま歩いていく。

 

昭一「今晩一晩泊めてもろて明日、帰るわ」

町子「お仕事、終わらはったんですか?」

昭一「ああ、済んだ…」

町子は、じーっと昭一を見つめた。

 

昭一「あんたの顔見てるとどうもうそつけへんな。あんね、千里にええ出物があってね、レストランできるとこ探してたんやけど…。もうじき万博あるやろ。道もようなるし、人も増える」

町子「ああ~」

昭一「うん。ええとこ見つけたんやけどなあ…。そろそろ落ち着こかなと思てたんやけど…」

歩いていく昭一を見ている町子。

 

公園

清志の逆上がりの練習を見ている由利子。清志君の逆上がりできない演技?うまいなあ。リアル。

昭一「もうちょっとやのにな…。何であんな一生懸命やんのやろな」

由利子「あんな…」

昭一「うん?」

 

由利子が昭一に耳打ち。

昭一「あ、そうか。ああ…」

由利子「お父ちゃんとおばちゃんには言わんといてや。清志に口止めされてんねん」

昭一「うん、分かった。男と女の約束やな」

 

診察室

健次郎が入ってきたが、机の上から石がなくなっていた。

鯛子「何か捜し物ですか?」

健次郎「うん…。あ~、それそれそれ! はい? いや、その石…」

鯛子「あっ、これ、漬物石にちょうどええから頂こうかと」

 

健次郎「あかんあかんあかん。これ、エメ…」

鯛子「エメ?」

健次郎「いや…何でもない。これは、あの~、あれや漬物石には小さいぞ」

鯛子「1人用に小さいのがあるんです」

健次郎「いや、小さいと思う…」

鯛子「はいはい! お返ししますよ! ケチ」

診察室の机の上に石を置き、眺める健次郎。

 

仕事部屋

町子、執筆中…が、ハタと気付く。「そうや。あのプリント、どこ行ったんや。あの授業参観のプリントなかったら時間、分っからへんねん、これ。もう、ええわ。後から捜そか…。『対決が始まる…』」

純子「あの~」

町子「はい」

 

純子「実は…今日これから面接してくれる会社があるんです」

町子「面接?」

純子「知人の紹介で。急に欠員ができたそうで。旅行会社なんです」

町子「そうなんですか」

 

純子「すいません、こんな時に…」

町子「ううん。頑張ってください」

純子「はい。じゃ、行ってきます」

出ていった純子を見送り、ため息をついた町子だったが、再び原稿に向かう。

 

夜、茶の間

町子「はい。ええ、分かっております。月曜日ですね。はい、必ず。では、お願いいたします。失礼いたします」

電話を切った町子が腰を押さえて立ち上がる。「よいしょ」

 

健次郎「締め切りか?」

町子「うん」

健次郎「あんまり無理しなや。腰、長引くで」

 

登「お兄ちゃん、今日はできたん?」

健次郎「お前は! 『もう、その話はするな』言うてあるやろ」

登「そやかて逆上がりでけへんかったら恥ずかしいって」

町子「そんなことあらへんよ。別にそんなこと、恥ずかしがることと違うもん」

登「違うねん。そやかて、学校でな…」

由利子「登!」

 

隆「なあ、おっちゃんは?」

町子「おっちゃん?」

健次郎「伯父ちゃんはお出かけや」

隆「いつまでいてんの?」

健次郎「さあな…」

 

台所

後片付けする町子を手伝う由利子。

町子「ありがとう。助かった」

由利子「うん」

 

茶の間のテーブルに座っていた健次郎に話しかける町子。「ねえ…」

健次郎「ん?」

町子「お兄さんのことなんやけど…」

健次郎「うん」

 

町子「何か頼み事があんのと違うやろか?」

健次郎「頼み事?」

町子「うん。そやから、あの、ほれ、お兄さんの方からは何か頼みにくいなあていうような頼み事ね」

健次郎「何か頼まれたんか?」

 

町子「違う、違う…。いや…何も頼まれてないよ」

健次郎「言うてみ」

町子「いや…何にも頼まれてないよ…」

健次郎「ええから、言うてみ」

健次郎さんにはうそつけない町子がかわいい!

 

町子「頼みたいけど頼まれへんのと違うやろか、その保証人のこと。矢木沢さんもね、『ちらっと耳に入っただけやから確かなことは言われへん』て…。いっぺん、話、してみたら?」

健次郎「何を?」

町子「お兄さんとそのこと」

 

健次郎「向こうが何にも言うてきてないのに、こっちから保証人になったろかて? そんなアホな!」

町子「困ってはんのと違うやろか」

健次郎「はあ…。あんたは知らんからな」

町子「『知らん』て?」

 

健次郎「兄貴、何回、こんなことしてると思う? 喫茶店やっちゃ潰し、鍋釜売る会社おこしては倒産し…『外国から何たら輸入して売るんや』言うてはだまされ…。そのたんびに借金作って僕やおやじにチョコチョコッと借りに来て、いっぺんも返したことありません」

町子「そやったん…」

 

健次郎「はあ…。やっぱり懲りとらんな、まだ。そやないかなとは思とったんやけど。別にな金のことやないねん。親がいてくれてるうちに安心さしたろいう気がないのがな…」

町子「けど『今度は落ち着けそうな気する』て言うてはった…」

健次郎「あんた、それはあかんで!」

町子「え?」

 

健次郎「あんた、今、ちらっと考えたやろ。あかんで。保証人になんかなったらあかんで」

町子「考えてないよ」

健次郎、疑わしい目を向ける。

町子「ほんまに考えてないって!」

 

昭一「ただいま~」

町子「あっ、お帰りなさい」

昭一「『お帰りなさい』てええな。世話になったな。明日、帰るわ」

健次郎「うん。そうか」

昭一「ほな、おやすみなさい」

町子「おやすみなさい」

 

口を出せないもどかしさを感じている町子でした。そして、昭一がたつ朝がやって来ました。

 

朝、茶の間

新聞を読んでいる健次郎とコーヒーを飲んでいる昭一。立ち上がり、台所で後片付けをしていた町子に声をかけた。「世話になったね。おおきに」

町子「もう、行かはるんですか?」

昭一「うん。あんな、町子さん」

町子「はい」

昭一「参観日、行ったってほしいねん。忙しいやろけども見に行ったってほしいねん」

 

町子「できるだけ行きたいと思てます」

昭一「うん。あんね…なんぼ子供でも男っちゅうものは、好きな女の人の前で恥かくのが一番嫌なんや」

町子「え?」

昭一「ええとこ見せたいねんな」

町子「はあ…」

昭一「頼むわ」

 

出ていこうとカバンを手にした昭一。「健…」

健次郎「何?」

昭一「頼み、あんねけどな…」

健次郎「うん…」

 

ミニ予告

授業参観に行っている町子!? 多分、隆か登が後ろを向くので目で注意してるのかな? 町子さんは表情豊か。

 

昭一は何を健次郎に頼むのか? 清志は逆上がりができるのか? 純子は就職が決まってしまうのか? あ~、明日で全部カタがつくのかな? 純子さんはこのまま町子の秘書になってほしい~!