TBS 1977年7月29日
あらすじ
武(宇津井健)は、娘の妙子(久木田美弥)が敏夫(水谷豊)と一緒に音楽大学の合宿に行きたがっていると知って、敏夫に合宿行きを勧めた。敏夫は、一旦は断ったものの、華江(竹下景子)から最後の願いだからと頼まれ、合宿に参加することになった。合宿での夜、華江は、自分に別れを告げる敏夫の本心を聞こうと迫った。
2025.4.7 BS-TBS録画
華江にピロポーズした敏夫。画面がチカチカして見づらいなあ。うちのテレビだけ?
作:安本莞二
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大沢武:宇津井健
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田代敏夫:水谷豊
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宮島華江:竹下景子
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大沢弓子:松尾嘉代
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東山正彦:前田吟
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東山菊子:馬渕晴子
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宮島あや:赤木春恵
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大沢信一:中島久之
東山明彦:堀内正美
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三郎:鈴木ヒロミツ
良介:大石悟郎
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大沢妙子:久木田美弥
ナレーター:内藤武敏
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真山れい子:瞳麗子
綾川香
大堀早苗
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田代清司:緒形拳
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大沢実:石立鉄男
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プロデューサー:野添和子
山本典助(TBS)
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音楽:菊池俊輔
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指揮:籾山和明
テーマ曲ピアノ演奏:羽田健太郎
ジャズピアノ作曲・演奏:鈴木宏昌
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ピアノ指導:熊谷洋
柳井修
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衣裳協力:株式会社アン
パスポート
ケン・スダ
家具協力:ダニエル
ピアノ協力:河合楽器製作所
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挿入歌:「草の夢」
唄:水谷豊<フォーライフ>
協力:ホテルマウント富士
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監督:國原俊明
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製作:大映テレビ株式会社
TBS
宮島音楽大学
夏季子供音楽教室へ行った敏夫。清司は今もきちんとスーツを着て仕事をしている。敏夫は夢の中で父さんを殺した、そんな思いをさせないでくれよと言うが、清司は夢の中で何度も大沢を殺したと聞く耳持たない。
敏夫は自宅で武のレッスンを受けていた。武は音楽教室の評判がいいと褒めた。敏夫は親父は狼だと言う。弓子は清司が何か企んでいるんじゃないかと疑う。武は絶対立ち直っているとスーパーポジティブ。
今日も「英雄ポロネーズ」を弾く。
正彦は清司を連れて行きつけのバーへ。正彦は清司がトイレに立ったときにマダムにあの男には気を付けろと耳打ちする。マダムはホステスに自分の娘が入学するときに正彦の世話になったことや店でも正彦の世話をした人が大勢いると話していると、清司が陰で聞いていた!
宮島家
正彦を訪ねた清司は正彦が裏口入学をしたことをネタにゆする。1人1000万として30人いる。清司はピアノ科の助教授になりたいと話し、マダムと正彦がいい仲であることも見抜いていた。あの奥さんなら浮気するのも分かる、って失礼な。
清司が帰ると、菊子が話を聞いていて、浮気や裏口入学について責める。バーの女とはすぐ別れろ、裏口入学もどうにかしろ、そうじゃなければ離婚だと言うが、正彦は離婚をして家を出たら、大沢武の思うつぼだと脅す。
宮島音楽大学
毎年夏恒例、山中湖のホテルマウント富士で合宿を行うと正彦が言う。特別講師のハンス・シュルツ氏も来る。秋の毎朝ピアノコンクールの審査員でもある世界的ピアニスト。妙子、華江、明彦も同じ教室にいるんだね。全員ピアノ科!?…妙子って高校生だと思ってた。
敏夫は三郎、良介と上半身裸で練習。妙子は照れて目をそらす。三郎たちは歓迎すると、敏夫に合宿へ一緒に行くよう誘い、お父さんに会ってと強引に大沢家へ。
大沢家
華江やあやもいて、武は妙子のために合宿へ行ってほしいと頼んだ。妙子は内気ではにかみ屋だが敏夫を兄として慕っている。信一は仕事が忙しく構ってやれてない。華江も頼むが、敏夫が断るので、最後の思い出にしたいと頼み込んだ。
しょんぼりしていた妙子だが敏夫が合宿へ行くというと喜んで弓子に抱きついた。妙子の弓子や敏夫の懐きっぷりがすごい。
華江とあやの帰り道。あやは敏夫さんと別れられるのね?と華江に念を押す。
ホテルマウント富士
シュルツ氏?のピアノ演奏を聞く学生たち。
水谷豊さんの「草の夢」が流れる中、バーベキューする学生。妙子は仲のいい敏夫と華江を見て何を思う? 華江も華江で妙子と仲良しの敏夫を見てる。
同行した正彦は明彦に敏夫たちを監視するよう命じる。
敏夫と華江が歩いていると明彦がついて来た。敏夫が明彦に「君は覗きの趣味があるのか? ついてきてもいいよ」と言うと、明彦は簡単にあきらめて帰った。
森の中をかけっこする敏夫と華江。
敏夫は清司が突っ走るのを止められないと華江に話す。そんなところに華江を引っ張り込めない。親父を一生背負うので、君を幸せにできない。宮島家の孫に生まれた華江も田代清司の息子に生まれた敏夫も生まれた時から一生は決まっている。敏夫は華江が好きだと言い、キスをした。さよなら、と去ろうとした敏夫だったが、もう少しこのままでいてと華江が抱きついた。2人を見て泣く妙子。
妙子は森を駆け抜け、湖の前へ。衝動的に湖へ入っていった。「赤いシリーズ」の女の子は失恋すると自殺するよね~。
ホテルマウント富士前にパトカーが止まった。敏夫と華江がホテルに向かって歩いていると警官が大沢妙子が湖に飛び込んで自殺したと知らせた。
大沢家に連絡を入れた正彦。合宿の責任者として弱り果ててるよと全然、妙子を心配してない。
妙子の病室を見舞った敏夫と華江に妙子は背を向ける。
夜、武、弓子、信一が駆けつけた。信一は妙子を心配し、自殺の理由を聞き出そうとする。武は、そっとしておけと止めるが、信一は敏夫にも問い詰める。
武が必死に妙子に訴えかけると、敏夫と華江が林の中で抱き合っていたと泣きながら話す。病室で話を聞いた信一は廊下にいた敏夫に自殺の理由を話した。女なら誰にでも手を出すのか、って。ま、妙子にセクハラはしてたけどな!
敏夫は妙子さんのこと何も知らなかったと落ち込む。
実が武から電話を受けた。
武は妙子に自殺なんて2度と考えないでくれと言っていると、実が来た。早い。実は自殺する奴なんて大嫌いだ、慰めないという。敏夫が好きなら愛し抜け、どんなにつらくても最後まで愛し抜けと妙子をガンガン責める。人に迷惑をかけたこと、周りの人を不幸にしたことについて、手をついて謝らなければならないのは妙子の方だと言う。
実が妙子の部屋に敏夫を呼んだ。敏夫は妙子にお礼を言いたい、もう2度とこんなことするなと約束させた。妙子も「兄さん、兄さん」ってわけ分からんよ。妹としてのやきもち!? う~ん…
武は何もなかったことにして忘れたほうがいいと信一に言うが、信一は敏夫がいることで面倒が起きる、家がめちゃくちゃになる、ピアノのレッスンをやめてくれないかと頼んだ。敏夫は家を出ようとするが、武が止めた。
敏夫は独学でやっていくと目の前でピアノを弾いた。
敏夫は清司のマンションへ。清司は酒でも飲もうと誘う。
フランス料理屋でエスカルゴを食べる清司。大沢武を助教授から引きずり下ろすつもりの清司に敏夫は清司を殺すイメージシーン。
大沢家
弓子と武の思い悩んだような表情。(つづく)
妙子…謎の娘過ぎる。

