TBS 1974年9月11日
あらすじ
一郎(春田和秀)と晃(吉田友紀)を心配する両家に、ふたりが三島駅で保護されているという連絡が入る。二組の夫婦はタクシーに相乗りし、夜道を三島へ向かう。そのころ留守番をしていた春生(高沢順子)は…。
2024.5.27 BS松竹東急録画。
福山大吉:松山省二…太陽カッター社長。字幕黄色。
福山紀子:音無美紀子…大吉の妻。字幕緑。
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和泉和子:林美智子…元の妻。
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滝沢春生(はるみ):高沢順子…和子の姪。
福山隆:喜久川清…大吉の弟。浪人生。
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福山一郎:春田和秀…大吉、紀子の息子。小学1年生。
和泉晃:吉田友紀…元、和子の息子。小学1年生。
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警官:城戸卓
ナレーター:矢島正明
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鉄道公安官:名古屋章
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福山ゆき:小夜福子…大吉の母。
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和泉元(げん):杉浦直樹…中学校教師。
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監督:中村登
23話の続きから。着信音が鳴り、福山家では大吉が、和泉家では和子がそれぞれ電話に出た。子供たちが三島駅で保護されたという連絡が入った。
大吉は電話を終えて、家族に報告。「ヤツら、新幹線に乗って三島の駅、行ったらしいんだよ。この間、みんなで富士山行ったのが忘れられなかったんだな。とんでもねえヤツらだよ」
紀子は2人が元気でいるか気にするが、大吉は聞き忘れていた。大吉はすぐ迎えに行こうとするが、紀子は和泉家へ連絡した方がいいと言い、着替えを用意する。ゆきは食べ物を持って行ったほうがいいという大吉におにぎりを作ると申し出る。隆は向こうへ着くころには夜明けで寝てるというが、大吉は迷子になってる子供たちは怖くなって泣いていると心配していた。
隆「あ~あ、俺も蒸発したくなったな」
ゆきに手伝えと言われても何を手伝えばいいか分からない。
大吉は電話をしたが和泉家は話し中。すぐ元から電話があった。「あっ…乗せてってくださるんですか」と笑顔になってるけど、あらすじではタクシーに相乗りとあったので、また大吉におごってもらうの?と思ってたら、今日は大吉が運転していた。あらすじと違うじゃない! ていうか、福山家に自家用車があったのね。
運転席に大吉、助手席に紀子、後部座席に和子と元。
和子「誰が怒ったわけでもないのに何が不満で飛び出したのかしら」
元「別に大した意味はないんだよ。ただもう一度、富士山でも見たくなったんだろう」
和子「それにしては大げさすぎるわ。みんなが心配するの分かってるくせに」
元「向こう行ったら、よく確かめてみるよ」
大吉「だんだん腹が立ってきたな」
元「でもまあ、無事でいたからよかったじゃないですか」
大吉「少し甘やかしすぎたんですよ。こっちが後ろめたいからご機嫌を取ったでしょ? いい気になってたんですよ」
和子「そういうとこは多少ありますよね」
元「でも、子供のころ、時々、遠っ走りしたくなったことがあるじゃないか」
大吉「それにしたって今回はひどすぎますよ。新幹線ですよ。三島駅まで行ったんですからね。そんなのんきな話じゃありませんよ」
紀子「ケガなんてしてないでしょうね」
大吉「ケガしてたら大変だよ」
和子「私がもう少し気をつけていればよかったんです」
元「どの辺ですか? ここは」
大吉「厚木をちょっと過ぎたとこですね」
元「まだ厚木か」
結構かかるね~。
福山家
ゆき「あら、もう2時過ぎてんの」
隆「こんなことこれから何年も続けてくんじゃかなわねえな」
ゆき「続けていかれりゃ結構なんだよ」
隆「どうしてさ?」
ゆき「ケンカでもして行き来しなくなったら大変だ」大あくび
隆「面倒くさいもんだね。もう少しさ、理性的にうまくいくと思ったけどな」
ゆき「お前に親の気持ちなんか分かりゃしないよ」
電話の着信音
ゆき「ほら、起きててよかったじゃないか」
隆は座ったまま、おにぎりを頬張っていると、電話の相手は春生だった。うちの周りを誰かが歩き回っているというので、ゆきはすぐ警察に電話したほうがいいとアドバイスしていると隆が受話器を奪い取った。「もしもし、大丈夫? そう、俺だよ」
春生「あっ、隆さん? そうなの。なんだか足音がするのよ。気味が悪いの。1人でしょ? ねえ、どうしたらいい?」
隆「鍵は閉まってんの? そう。よし、じゃ、俺これからすぐ駆けつけるよ。いいかい? どんなことがあっても、絶対俺が行くまで戸を開けちゃいけないよ。いいね? よし」
隆はこれから行くというが、ゆきが変なヤツに襲われたらどうすんだい?と止める。
隆「女の子が1人で震えてんの、ほっとけるかよ」と2階へ。困ったわね~とウロウロするゆきに早く警察に電話しなよって。若者パートいらない。
まだ車は走り続ける。
大吉「親が心配するのを承知のうえでどっちかが言いだしたわけですね」
元「まあ、それほど大きな意味はなくて、なんとなく両方で行こうってことになったんでしょうね」
大吉「絶対そんなことありませんよ。だってそうでしょ? すぐ近くの公園へ行くわけじゃないんですから。子供たちだって一大決心をして行ったんですよ。ただなんとなくなんてことはありませんよ」
元「まあ、それは…」
大吉「いいですか? 新幹線に乗るということはですね、国電の蒲田駅から東京駅までの切符を買って電車に乗って東京駅で降りるわけでしょ。そこでまた新幹線の切符を買うわけですよね。ひかりじゃなくてこだまに乗るんですよ。どっちかがどうしても行きたいって言いださないかぎり行けるわけありませんよ」
元「そういうことになりますかね」
大吉「そうですよ」
元「でも、まあ、どっちが言いだしたにしても無事でいたんですから」
大吉「僕が言いたいのはね、気持ちの問題なんですよ。さっきも言ったように親が心配するのを承知のうえで出かけてますからね、これは。こういう無責任さはね、いくら子供といえども断固許しちゃいけませんよ」
和子「晃は大体、出不精ですからね。それに新幹線に乗るお金も持ってないし」
大吉「いや、晃ちゃんが…いや、晃が悪いと言ってるわけじゃありませんよ。本人に聞いてみなくちゃ分からないんですから」
紀子「一郎は何回も新幹線に乗ってるから自分から乗りたいとは言わないんじゃないかしら」
和子「じゃあ、まるで晃が誘ったみたいですね」
元「まあ、落ち着きなさい」
紀子「いえ、私、そんなつもりで言ったんじゃありません」
大吉「とにかくどっちかが言いだしたんだよ。着いて確かめれば分かるはずだよ」
和泉家
玄関に春生と警官が立っていた。隆が「春生さん、大丈夫?」と近づく。警官に知り合いの者で近くに住んでいると説明。警官は帰っていった。警官役の城戸卓さんは「おやじ太鼓」でも大亀建設の社員として出演している。今回はほぼ後ろ姿だけ。
春生から木戸や玄関を閉めるよう言われ、朝までいてねと言われ戸惑う隆。
この2人がもうちょっと親しみのあるキャラクターならなあとつい思っちゃう。「3人家族」のあおい輝彦さんと沢田雅美さんのような、「太陽の涙」の沢田雅美さんと小倉一郎さんのような。今、並行して見ている「ちょっといい姉妹」の若者パートくらい白ける。
鉄道公安室に晃と一郎がいた。紀子と和子に名前を呼ばれ、にっこり笑う子供たち。日に焼けてるね。紀子は一郎に近付き、「あんた悪い子ね」とお尻をたたく。和子も「どうしてお母さんにこんな心配させるの」と晃のお尻をたたいた。
元「待ちなさい、よしなさい!」
和子「ダメじゃないの、もう…」
元「どうもご迷惑をおかけしました。私が和泉晃の父親です」
うなずく鉄道公安官。
紀子「申し訳ございませんでした。あたくしが福山一郎の母親です。あの大きいほうです。それから主人です」
公安官「いや~、元気なお子さんたちですなあ。ハハッ、寝かせようと思ってもね、全然、寝ないんです」
元「申し訳ありません。こんな時間までお騒がせして、どうも」
公安官「今晩中に皆さん、来るっていうんでね、待っとったんです」
元「そうですか。どうもすいません」
公安官「とりあえず始末書、書いてもらうしかありませんな」
元「はい」
笑顔で子供たちに近付く大吉。子供たちも笑顔。しかし、大吉は「こら!」とゲンコツを頭に振り下ろした。「こら、お前たちはどうしてこういうことをしたんだ? みんなが心配してんのを分かってるだろ? えっ? どっちが誘ったんだ? 言いなさい! 一郎か? 晃か? 言うんだよ! 言わないとまたゲンコツが飛ぶぞ!」
笑顔でぶん殴りそうな怖さがあるな~とは思ったよ。
元「福山さん。いけません、そんなことしちゃ」
大吉「何がいけないんですか?」
元「子供の頭叩いたりしちゃ、いくらなんでもいけませんよ」
大吉「いいんですよ。悪いことをしたときは。尻なんか叩いたって、ききやしないんだから」
元「話せば分かりますよ」
大吉「分かるくらいだったらね、こんな遠出はしませんよ。少しは痛い目に遭わしたほうがいいんですよ」
元「むちゃですね。子供の頭は大事なんですよ。そんなとこ叩いていいわけないじゃないですか。それに第一叩いたりしたら、余計、素直になれないじゃないですか」
「たんとんとん」の新さんと同じように非暴力主義の元さん。
大吉「だからダメなんですよ。そんな教育をしているから善悪のけじめが分からない子供が育ってしまうんですよ!」
元「どういう意味ですか? それは」
大吉「厳しくするとこは厳しくした方がいいって言ってるんです」
元「そんな教育ってのは、なんですか?」
大吉「時には厳しくしなきゃならないときも必要だって言ってるんですよ!」
元「あなたに教育が分かりますか! 厳しくすることと叩くことは同じことじゃないんですよ。殴ったりしたって、厳しさを伝えることはできるんですよ。叩いてものを教えるのは動物だけだ」←動物だって叩いちゃダメよ、やっぱり。
大吉「そんなのは理屈ですよ。結果的には子供にお世辞を言ってるのと同じじゃありませんか」
元「そうですか。じゃ、叩いてごらんなさい。どこまで叩けるもんか叩いてごらんなさい。叩けば教育できるなんて、人間はそんな単純なもんじゃありませんよ」
だけど、「岸辺のアルバム」の謙作は割と殴りつける親なんだよね。
大吉「こら!」子供たちに向かう。
和子「やめてください、乱暴な! 失礼ですよ、他人(ひと)の子を!」
大吉「何が他人(ひと)の子ですか!」
紀子「あなた!」
大吉「俺はね、こいつらがなぜそういうことをしたのかね、それを聞きたいだけなんだよ」
紀子「だからさ、それはあとでゆっくり聞けばいいでしょ?」
大吉「今、聞く必要があるんだ。あとになったらどうでもよくなっちゃうじゃないか」
奥に座る公安官は平然とお茶を飲んで言い合いを見守っていたが口を挟んだ。「そりゃあね、あんた方、親がね、子供を放っといたからだよ」
大吉「そんな話をしてるんじゃないんだ、今!」
公安官「な…なんだ、その口の利き方は」
大吉「もっと大事な話をしてるんだよ、こっちは!」
紀子「あなた…」
公安官「先に手続き済ませなさいよ」
元「はあ、私がしましょう」公安官のデスクに近付く。
公安官「ほら、あんたも」
大吉「おい! いいか、一郎!」
紀子「私がやります」慌てて公安官のデスクへ。
公安官「ダメだよ」←なんでさ? 「あっ…子供とは、うちに帰ってから、ゆっくり話しすればいいじゃないですか。あんたの子供が誘ったんだよ」
大吉「うん?」
公安官「それが分かりゃいいんだろ?」
大吉「なんの証拠があって、そんなこと言うんだよ!」
公安官「自分の息子が言うんだから間違いないでしょう」
大吉「おい、ホントか、一郎! ええ!?」
公安官「僕がウソをつくわけないでしょう。早く手続きを済まして帰んなさいよ」
大吉「うるさい!」
公安官「うるさいだと?」立ち上がる。
紀子「あっ、どうもすいません。すいません」
公安官「冗談じゃない…冗談じゃないよ! 黙って聞いてりゃいい気になりやがって、なんだい! 早く手続きを済まして帰んなさいよ!」
大吉「分かったよ! 帰りゃいいんだろ、帰りゃ!」
公安官「当たり前だよ! 迷惑ってことを全然考えないんだから。それから、いいですか? 今後ね、子供たちを野放しにしないこと! 特にね、あんたの子供は行儀から教育し直すこと。もう全然言うこと聞かないんだから。出来の悪いのは親の責任だよ」
大吉「何? もういっぺん言ってみろ!」
公安官「何べんでも言うよ。いいかい? 出来の悪いのはね、親の…親…親の…」←無音タイムじゃないよ。
元「あんた、なんですか」
大吉「いやいや、あんたまで出てきたら話がこんがらがっちゃうからさ」
元「どきなさい、どきなさい」大吉を脇によけて、公安官と向き合う。「あなた、なんですか。子供を目の前にして」
公安官「いや…いや、あんたの子供のこと言ってるんじゃないんだよ」
元「な…あなたね、いい年して、もう少し口の利き方、考えなさいよ!」
公安官「いや、だ…だからね、あんたの子供はいい子だと言ってるんだよ。いいだろう? それで」
元「それじゃ…なら、あなたに子供の見分けがつくんですか? 謝んなさい、ほら」
公安官「はい? なんで私が謝らなくちゃいけないんですか。あんたね、今、この男と子供の教育のことについてケンカしてたでしょう? だから、私はね、あんたと同じ意見だってこと、それを言いたかったんですよ」
元「だから、あなたが、あなたが謝ればいいんです!」
公安官「だ…どうして、私、謝らなくちゃいけないんですか。一晩迷惑こうむってんのは、こっちのほうなんですよ、まったく」
元「僕はね、子供の名誉のために言ってるんですよ」
大吉「そうだよ! 他人(ひと)の子供をバカにしてさ!」
公安官「(元に)あんたには関係ないでしょ。変な人だな、あんた」
大吉「あんただけが一番よく分かってないんだ。黙って、すっ込んでればいいんだよ」
公安官「あっ…なんちゅうことを。若造め、この!」
大吉「何!?」
公安官「我慢できないな…おい!」大吉につかみかかる。
大吉「なんだってんだ、なんだってんだ!」
二人を止めようとする元。紀子や和子も「やめてください!」と止める。
公安官「バカにしてる!」
大吉「バカにしてるのはお前じゃないか! 何をしてる!」
公安官「謝んなさい、謝んなさい!」
大吉「謝んのは、お前だ!」
元「よしなさい!」
子供たちまで参戦してる!
公安官「痛い! 痛い、痛い!」
紀子「やめなさい!」
公安官「痛い! 痛いじゃないか、痛いじゃないか」
元「あんたが悪いんだ。謝りなさい!」
大吉「謝れ!」
一郎・晃「謝れ!」
公安官「なんだ、お前たちは」
また春田さんが撮影で忙しかったんだろうか…なーんて思ったら後ろ姿で出てたよ。さすがに影武者ではないだろう。
公安官役は名古屋章さん。この間、「赤い疑惑」でも見たばかり。
そういや、織本順吉さんが刑事役で出演していた「赤い疑惑」3話でも家族がもめだして、止めるんじゃなく、やれやれって感じであきれてた。暴力やケンカを見慣れてる感じがあったな。
和泉家
茶の間のテーブルに突っ伏して寝ている春生の寝顔に近付く隆。しかし、春生が目を開けた。夜が明け、春生は顔でも洗うと席を立ち、隆は帰ろうとした。コーヒーを作るという春生。「私のこと好き?」と聞き、キスくらいしてもいいと隆に近付く。慌てて帰ろうとした隆に「私には恋人がいるの」って。
ちきしょう!と言いながら帰った隆は玄関が開いておらず、はしごを使って2階へ。
ベランダに上がったところで植木鉢を割り、そのまま戸を開けようとしたが、戸も閉まっていて、ゆきに気付かれた。向こうの家で何をしてたか聞かれたが、寝ると言って強引に自室にこもる隆。どうでもいいカップル。
帰りの車。運転席の大吉の隣は元。「大体、あんたはカッカしすぎるんですよ。そのたんびにケンカじゃないですか」
大吉「申し訳ない」
元「今日だって始末書だけ黙って書けば、すぐ帰れたのにケンカなんかするもんだから1時間もお説教です」
大吉「いや、でも、今日のケンカはあなたが最初ですよ」
元「そんなことありませんよ」
大吉「そうですよ。あなたが間に入ったときから本格的になったんです。確かそうですよ」
元「僕は止めに入ったんでしょ。それをあなたがぶち壊したんじゃないですか」
大吉「いや、違いますよ」
元「そうですよ。僕がケンカするはずないじゃないですか」
大吉「でも、今日は特別ですよ。あいつが一郎の悪口を言ったとき、あなたが怖い顔して僕にどきなさいっつったでしょ」
元「そりゃ言いましたよ、でもね…」
和子「いいかげんに静かにしてくださいよ」
元「うん?」
和子「ケンカはお二人でやったんでしょ? ねえ?」
紀子「そうですよね。子供たちだって先が思いやられるわ。一緒になってケンカしたんですからね」
笑い出す大吉。
紀子「笑い事じゃありませんよ。ケガでもしたら大変だわ」
和子「昔、晃はあんなことはしなかったんですけどね」
申し訳なさそうに頭を下げる紀子。
元「ああいうときはいいんだよ。親の味方をしたんだから」
大吉「そうです」
和子「いいことありませんよ。親があんな姿を見せれば子供は乱暴になるだけですよ」
元「男にはね、戦わなくちゃならないときだってあるんだ」
大吉「そうそう。それは大事なことですよね」
和子「今後は頭なんかぶたないでくださいね」←そりゃそう!
元「んっ…その話はよそう。また大騒ぎになるから」
大吉「いや、でもね」
元「いや…まあ、いいじゃないですか」
紀子「あなた、眠たくないんですか?」
大吉「えっ? 大丈夫だよ。一晩ぐらいの徹夜、どうってことないね」
元「僕も意外に平気だな。ハッ」
和子「そんなに興奮してると、あした疲れますよ」
元「それほどの年じゃないよ」
和子「まあ」
一同笑う。
大吉は今日、子供の頭をぶちました。その手の痛さにわが子、他人(ひと)の子の区別があるはずはなかったのです。大吉はほんの少しわが子・晃に近づけたように思いました。その思いは他の親たちも同じでした。それが小さな安らぎとなって二組の親子は眠りに落ちていったのです。
助手席の元も、後部座席の和子、晃、一郎、紀子も全員眠り、大吉はタバコを口にくわえた。子供たちの寝顔のアップ。(つづく)
どうでもいい隆と春生の恋愛模様?より子供の弁明でも聞きたかったね。
松山省二さんの声、演技、ちょっと癖になっている。
そういや、このドラマに出てたことも思い出した。「わが子は他人」より3年くらい前だけど動物園で働く18歳の青年を演じていた。作業着姿に違和感ないのはこのドラマを見ていたせいかも。
◤懐かしの日曜劇場◢
— 日本映画専門チャンネル (@nihoneiga) April 12, 2020
◆4/13(月)~17(金)あさ9時放送📺✨
今週は#中島丈博 名作ドラマ選をお送りします📖☕️
「デートをへらせ」
「雨ニモマケズ」
「波の影」
「おかしな夫婦」
「海はこたえず」
近年は昼ドラでも有名な
中島先生の描くドラマをお楽しみください😊https://t.co/lKNXsdI47U pic.twitter.com/UYaxDerJrk
左上が「デートをへらせ」。写真は白黒だけどカラー作品です。右下は今度「幸福相談」に出演する倍賞千恵子さんの「おかしな夫婦」。倍賞千恵子さんは映画のイメージが強いけど、日曜劇場にも何本か出てました。
数年前の日本映画専門チャンネルの東芝日曜劇場特集は1話完結だったから、いろんな俳優、脚本家を知るきっかけになってたな~。
「おやじ太鼓」第一部完結。進藤英太郎さんの「長い間ありがとうございました。第二部でお目にかかります」という丁寧な挨拶がよい。
ただ、前の放送のときはみんな並んであいさつの後、満月が映し出されて「第一部、完」というテロップが出てたように思ったけど、今回はみんな並んであいさつしたところで終わってなかった!?
今週金曜、来週月曜はゴルフで休止。朝の時間帯は休止が多いね。
週末の「兄弟」は13、14話。紀子の雅子や信吾への対応が好き。
「おやじ太鼓」を65話までやったら次は「あしたからの恋」、「兄弟」の次は「たんとんとん」と予想します。