徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】ウホッホ探険隊

1986年 日本

 

あらすじ

「やさしい離婚」をテーマに決別(離婚)から生まれる新しい家族の絆のかたちをユニークに描いたネオ・ホームドラマ干刈あがたの同名小説を映画化。森田芳光の脚本を得て根岸吉太郎が監督した感動のホームドラマ。夫(田中)の浮気を機に離婚に踏み切った妻(十朱)が、世間体を気にする周りの人たちの目や、難しい年頃の子供たちを抱えながら、明るい母子家庭を築いていく。そんなある日、夫が女と別れたと告白するが・・・。解体しつつある家庭の新しい絆を求める現代人たちが見事に描かれている。

2022.3.18 日本映画専門チャンネル録画。

 

登起子(十朱幸代)は取材したテープを聞きながら書き起こしをしていた。夫・和也(田中邦衛)から今度の土曜日に帰ると言われ、息子2人と迎えに行った。

 

日曜日は家族4人で公園でピクニックしたり、ボートに乗ったり。和也は息子の中学生の息子・太郎と話をする。

 

月曜日の朝、登起子の運転する車で和也を送りがてら、子供たちも学校に送る。小学生の息子・次郎が車を降りた時、和也も降りて、お父さんとお母さん2人が写った写真を登起子や太郎には内緒にして送って欲しいと頼む。

 

子供たちを学校に送り、ホテルのロビーで話をする登起子と和也。和也から女がいると告げられた。

 

登起子はインタビュアーとして野球選手の景浦に取材に行く。景浦選手は柴田恭兵さんでチャラい野球選手を演じている。登起子と一緒にいるカメラマンが時任三郎さん。若っ。今んとこセリフなし。

 

和也は食品会社の研究員? 白衣を着ていて、浮気相手の良子(藤真利子)は社内では公認の仲なのか堂々とイチャイチャ。和也に一度来て欲しいと言われて、子供たちを母・くに子(加藤治子)に預け、和也の単身赴任先へ向かう。

 

和也と夕食をとっていた登起子。その部屋に良子が普通にお酒を飲みに来て、修羅場。良子は悪びれもせず、自然とそうなりましたと言う。酔っ払って寝てしまった良子をベッドに運んだ登起子と和也。

 

家に帰ると、話がつまらないとかビーフシチューがまずいとか文句を言う子供たち。登起子が泣き出すと慰める。母親の態度に敏感な優しい子供たちかもしれないが、なぜかいちいち鼻につく。

 

ロックシンガーの定岡(陣内孝則)にインタビューする登起子。いい質問だけど色気を感じないとセクハラめいたことを言われる。定岡の妻・みどりは斉藤慶子さん。

 

登起子は、ある日、みどりに呼び出されて定岡の家へ。定岡はみどりの前で堂々と他の女といちゃついていて、みどりに泣きつかれた。酔っ払ったみどりを自宅まで運ぶ。翌朝、みどりは子供たちにフルーツサンドを作ってくれた。

 

子供たちと過ごした休日。夜、登起子は子供たちにお父さんと別れていいか聞く。子供たちは和也に懐いており、離婚に反対。太郎は何となく分かっていたと冷静だったが、次郎はショックを受けて部屋にこもってしまった。

 

太郎は一人で電車に乗って父の元に出かけた。阿曽尾駅というのは架空の駅らしい。

 

次郎は、くに子の家に寄るが、公園にいたところを登起子に見つかり、一緒に帰る。登起子は、くに子をお母さんと言ったり、子供たちには、くに子おばさんと言ったり関係性がわからないな。単におばあちゃんと言われたくない人?

 

登起子は役所で離婚届を提出し、あっさり受理された。

 

その足でくに子と父の墓参り。親子2代で離婚だと話してるから普通に母娘なんだね。

 

和也は良子から今度、私が奥さんの立場になるのは嫌です。とこの先を望んでいないと告げられた。

 

ある朝、子供たちは登起子のために朝食を作り、鍵をかけて、学校に行った。

 

夕食を作っている時、景浦から電話。編集部から電話番号を聞き出したと言い、ヘルメットをポンと叩いてホームランを打ったら、あなたのためだと言った。子供たちと一緒にテレビでナイター観戦していると本当にホームランを打った。景浦選手と結婚したらと盛り上がる子供たち。

 

その直後かかってきた電話は和也からで今度の日曜日空いてないか?という電話だった。

 

子供たちとおめかしして和也とレストランで待ち合わせ。久しぶりに会った登起子に「きれいだよ」という和也だったが、良子とも別れたと言った。(終)

 

これ、映画なの? 2時間ドラマじゃなくて??

 

変に物分かりのいい小生意気な子供たちにゾッとした。インテリでカッコいい田中邦衛さんの役にも違和感あったしな〜。