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ドラマの感想など

【ネタバレ】ホット・ロック

1971年 アメリ

 

あらすじ

ロバート・レッドフォードが大泥棒を演じる、スリルとユーモアたっぷりの傑作犯罪アクション。刑期を終え出所したプロの泥棒ドートマンダーは、盗みをやめるつもりだったが、早速、相棒から仕事を持ちかけられてしまう。目標はブルックリン博物館にあるダイヤモンド。完璧なはずの計画だったが、手違いで仲間の一人がダイヤを飲み込み、逮捕されてしまう。ドートマンダーたちはダイヤを奪還すべく、今度は刑務所を襲撃するが…。

2022.4.4 BSプレミアム録画。

 

ジョン・ドートマンダーは出所した。出迎える者もなく荷物を持って歩いていると、車がゆっくり脇についてきた。しつこく追いかけてきたのは、ジョンの妹の夫・ケルプだった。

 

ケルプは凄腕の泥棒のジョンに早速仕事をさせようとした。中央バタウィ国の永世国連大使のアムーサ博士の依頼により、博物館のサハラの石を盗むことになった。

 

サハラの石が展示されているブルックリン博物館に行く前にケルプから仲間を紹介されたジョン。運転手のスタン、爆発物の専門家・アラン。

 

夜、博物館の外で暴漢に殴られたふりをしたケルプと暴漢役のジョン? 変装してるし、暗がりでよく分からない。博物館から警備員が出てくるが、2人で警備員に銃を突きつけ、目隠しをする。

 

その直後、博物館近くて車が横転し、派手な爆発音がした。運転手は血まみれで博物館から出てきた警備員たちに助けを求める。

 

博物館内に侵入したケルプとジョンは警備員の服を着て、ケルプが錠前を開ける。

 

外では事故を起こして血まみれのスタン(血のり?)と医師に扮したアランがいて、アランがスタンの上半身を起こしてそのまま動かないように警備員たちに命じて博物館内に侵入した。

 

サハラの石を手にしたものの事故処理が終わって戻って来た警備員たちに見つかり、追いかけっこになる。サハラの石を持っていたジョンはアランに渡して散り散りに逃げた。

 

追い詰められたアランはサハラの石を飲み込み逮捕。後の者たちは逃げた。スタンは救急車の中、救急隊員を殴って逃げた。アランの弁護を引き受けた弁護士はアランの父のエイブだった。

 

ケルプはアムーサ博士に大きなトラックを用意するように言った。

 

大きなトラックをスタンが運転し、ジョンとケルプがアランのいる拘置所に忍びこむ。アランを連れ出し、スタンの運転する自動車に乗り、トラックの荷台に乗り込み、他のトラックが動き出す朝まで待った。

 

ケルプがアムーサ博士に依頼し、用意させたのは4人乗りのヘリコプター。乗り物なら何でも任せろと言うスタンが操縦した。ビルの間をすり抜けながら飛び、4人は警官の服を着て警察署の屋上へ…と思ったらホテルの屋上で2ブロック先に向かう。

 

警察署の屋上に着いたジョンたちは電話や無線機の線を切る。アランの爆弾を次々投下し、留置所を占拠した。アランはそこにダイヤを隠していたが見つからず、またヘリコプターに乗って逃げた。

 

スタンはあんな石はどうでもいいとジョンに言うが、最後まで探すと言った。アランは父親に事実を全て話したと言うので、ジョンがエイブに会いに行った。エイブをアランに会わせるとアランはケルプにボコられていた。

 

アランを高い所から落とそうとしても石のありかを話さないエイブ。自身が落とされそうになり、ようやく貸金庫にあることを話した。アランは落とされたように見せかけて助かっていた。

 

エイブは自分の署名がないと貸金庫は開けられないと高笑い。

 

ジョンは策を練る。ジョンが銀行に行き、貸金庫を借りる手続きをし、催眠術師が銀行員に「アフガニスタン バナナスタンド」という言葉を聞いたら何でも言うことを聞くと言う術をかけた。

 

アムーサ博士はケルプたちをクビにし、エイブと手を組むと告げた。

 

ジョンは一人で銀行へ。貸金庫の鍵を開ける男に「アフガニスタン バナナスタンド」と声をかけた。男はエイブの貸金庫を開けた。貸金庫からサハラの石を見つけたジョンは貸金庫を後にした。

 

銀行を出たジョン。その少し後、エイブとアムーサ博士が銀行に入って行った。ジョンは歩いてケルプ錠前店に向かう。錠前店に停まっていた車に乗り込むジョン。車の中から歓声が上がった。(終)

 

ロバート・レッドフォードの映画にしては女っ気がないね。最後の最後が催眠術師というのも何かなあ。凄腕+人脈ということだろうか。