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【ネタバレ】ちょっといい姉妹 #12

TBS 1982年1月28日

 

あらすじ

昨夜、姉妹げんかの末、華子(山岡久乃)が家を出たので、今朝の京(かなどめ)家はひっそり、しょげ返っていた。悠子(大空眞弓)が朝食を整え、こんなときは顔を合わせたくないものと、一正(松田洋治)が三子(京塚昌子)の部屋に届けたが、面会謝絶の貼り紙。一正は朝食を差し出すのも控えた。 日曜の朝だったので、順司(川崎麻世)がやって来た。父親の孝司(山村聰)と顔つき合わせて食事するのも冴えないというのだ。大山君(堤大二郎)が早々と勉強道具を提げてやって来た。

この家の方が受験勉強がはかどるというのだ。華子先生家出の緊急事態に、村瀬(高岡健二)、古谷(河合宏)がやって来た。 その頃、華子は幸代(浜美枝)のアパートで爽やかな朝を迎えていた。華子の家出の原因は幸代にある。幸代は華子を残して京家に向かった。孝司と話してみたかったためである。幸代を見るなり嫌な顔をしたのは順司である。孝司と幸代と悠子、村瀬が一つ部屋で相談を始めた。大人組というわけだ。

華子の行方が知れてホッとした。子ども組の順司と一正が華子を迎えに行くことになった。健気な彼らの演技に、華子は涙ぐみながら無事戻ってきた。と、今度は三子が置き手紙を残して家を出ていた…。

ちょっといいもの

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2024.5.16 BS11録画。

peachredrum.hateblo.jp

作・北原優

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京(かなどめ)三子:京塚昌子…京家の三女。歯科医。45歳。

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京華子:山岡久乃…京家の二女。歯科医。47歳。

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京悠子:大空眞弓…京家の四女。離婚してパリから帰国。33歳。

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津村順司:川崎麻世…津村孝司の息子。20歳。

古谷健:河合宏…歯科技工士。21歳。

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大山広樹:堤大二郎…患者。

舟山一正:松田洋治…悠子の息子。小学6年生。

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村瀬雅夫高岡健二…非常勤の歯科医。27歳。

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折原幸代:浜美枝…悠子の友人。33歳。

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津村孝司:山村聰…京家の長女(故人)の夫。53歳。

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プロデューサー:石井ふく子

 

まだ泣き続ける三子…って前回の振り返りね。

 

日曜日の朝。朝食作りをしている悠子。順司は朝から京家に来ていた。華子を心配した大山も勉強道具を持参して来た。村瀬、古谷も京歯科医院前に集まる。順司くんが~とお前が順司じゃ!?と思ったら、古谷だった。男も女もみんなフワフワの同じ髪型なんだもん。ややこしい。

 

孝司も和服に赤いマフラーを巻いて来た。順司は朝食を食べてない孝司のために台所に入ったが、孝司が昨日、話し合った内容を聞かれたくない大山、一正も追い出されて台所へ。大山は受験勉強以外のことは大体得意だと料理も器用にこなした。

 

華子がいたのは幸代の部屋。華子は優雅にコーヒーを飲みながら幸代にいろいろ話をする。どう収集するかは幸代にお任せって何よ!?

 

茶の間に集まるのは孝司、悠子、村瀬。ダイニングには一正、順司、大山、古谷がいる。

 

幸代が孝司を訪ねて京家に来た。ダイニング組も玄関に集まり、順司は幸代の顔を見てムッとする。

 

悠子は茶の間に孝司と幸代を2人きりにした。大山、順司、一正は台所へ。古谷は悠子にみかんを持たされて帰った? 残ったのは村瀬と悠子はダイニング。

 

幸代は孝司に華子が家にいることを話し、村瀬も華子は幸代の家にいるのでは、と悠子に話していると、台所から順司が出て来て幸代を追い出そうとした。悠子や村瀬が止める。村瀬は父親が情けないと言い出し、孝司は父親は昔は何でも知っていたが、今はそうではないと話した。一正も父親について語り出す。ん〜、大人っぽ過ぎて理解できない。

 

村瀬は京歯科医院の院長である華子先生だから、土曜日の夜に家出して、月曜日の朝には戻ってくると言うが、一正、順司、大山は華子を迎えに行くべきと言い、順司と一正で幸代のマンションを訪ねた。迎えに来てもらい、嬉し涙を流す華子。

 

悠子は一正から報告を受け、幸代とご馳走を作って待つことにした。いつの間にか戻っている古谷。捜しに行ってた?

 

一正たちが華子を連れ帰って来た。照れくさそうな華子と気まずい雰囲気。料理も出来上がるので、一正と順司が三子を呼びに行くと手紙が残されていた。

 

ん〜、何なんだあ、この展開は。

 

お姉ちゃまに合わせる顔がないと三子が家出していた。私が家出なんかしたもんだからと泣き出す華子。切羽詰まった気持ちではなく、昨日は土曜日で今日は日曜日だから、くらいの理由だった。めちゃくちゃ反省してるんだけど、なんだ、この姉妹は?としか思えない。涙ながらにしゃべり続ける華子だった。(つづく)

 

このドラマは脚本家が2人いるけど、北原優さんはどうもウェットすぎる気がするんだな。一正に肩入れしすぎな感じで、小学生の一正にすごく大人びた発言ばかりしてるのがまたゾッとしてしまう。ちょっと「兄弟」を見て気分を変えよう。