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【ネタバレ】トッツィー

映画 映画-1980～1989

1982年　アメリカ

 

あらすじ

名優ダスティン・ホフマンの女装が話題を集めた大ヒットコメディー。実力はあるが演技へのこだわりが強く、仕事がない役者のマイケルは、ひょんなことから女優としてオーディションに合格しＴＶドラマに出演、たちまち人気者になってしまう…。共演のジェシカ・ラングがアカデミー助演女優賞を受賞、「追憶」などのシドニー・ポラック監督が、軽快なタッチで女性への差別やフェミニズムの主張を笑いのなかにさり気なく描いた快作。

トッツィー [ ダスティン・ホフマン ]

トッツィー [ ダスティン・ホフマン ]

たまった録画分の映画を観なくてはと思いつつ、昨日録画したばかりの映画を観ます。

 

女装する人が出てくる映画ということで、家政婦になる映画でしょ？と思ったら、それは「ミセス・ダウト」でした。こっちもいつか観たい。

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オーディションに落ちまくりのマイケル。バイト帰りのマイケルは芝居仲間で脚本家のジェフからサプライズパーティーに連れて行かれた。いつも熱い演劇論を話すマイケルは2年も役者仕事は失業中。仲間に演技指導するなど演技力は確かだが、こだわりが強くよくケンカになってしまうせいだった。

 

役者仲間・サンディのオーディションの特訓に付き合ったマイケルは翌日のテレビ局のオーディションにもついて行った。しかし、サンディはロクに台本も読ませてもらえないまま落とされた。さらにマイケル自身も決まりかけた仕事が演技は下手だが知名度のある俳優に決まったと知り激怒。

 

マイケルは女装し、ドロシー・マイケルズと名乗ってサンディが落とされたオーディションに参加した。男勝りの女性を熱演し、見事役を勝ち取った。大げんかしたエージェントに女装したまま会い、マイケルだと明かし、昼メロ「病院物語」の管理部長役に決まったことを報告して、1000ドルを借りて女性用の服を買いに行った。

 

ほんとに女性に見える〜。舞台公演の資金を貯めるためだとジェフに言い、ドラマ出演のギャラをあてた。サンディが落ちたオーディションに受かったことは内緒。サンディを送り、成り行きで肉体関係を持つ。こら！

 

撮影が始まった。看護師役のジュリーも気になるマイケル。おい！　院長役のベテラン俳優・ジョンは常にカンペを読みまくり、ドロシーがアドリブでキスシーンをなくしたのに、カットがかかってからキスしてきた。セクハラの横行する世界。

 

ジュリーの家に招待されたマイケル。ジュリーの家には子守がいてジュリーが未婚の母だと知った。すっかり打ち解けて話し込んでしまい、サンディの約束に遅れてしまった。サンディはマイケルの家に太った女が入っていったと話し、「病院物語」のドロシーも男勝りのはずなのにヘナヘナしてるとこき下ろした。それを聞いたドロシーはセリフも変え、アドリブで強い女性を演じ、どんどん人気者になった。

 

ある日、サンディとマイケルがパーティーに参加すると、ジュリーが来ていた。マイケルとして口説くが、コップの水をかけられた。

 

次の撮影の時、プロデューサーのロンがいつものように男性を名前、女性をトッティーやハニーというあだ名で呼ぶことを毅然として「私にはドロシーという名前があります」と言い返した。トッティーは「お嬢さん」「かわいこちゃん」「ねえちゃん」などという女性に呼びかける言葉だそうです。

 

ドロシーはジュリーの実家に招待された。ジュリーの父・レスに口説かれそうになり、ジュリーの部屋に戻る。どうせ一晩中話をするだろうと大きなベッドが用意されていて、ドロシーはそっとジュリーと一緒のベッドに入って眠った。

 

女性プロデューサーのリタに呼び出され、ロンに逆らってばかりだと注意を受けるが、反響の手紙がたくさん届き、視聴率も上がっているとして契約を1年延長すると言われた。エージェントにこのままじゃ一生女役になるから降ろさせてくれというが、できなかった。

 

またジュリーの家に招待され、ジュリーは父親と出かけてしまった。赤ちゃんの世話を任され、右往左往。

 

帰ってきたジュリーは酷く落ち込んでいた。ドロシーのような強い女性になれないと言っていたので、正体を明かそうとキスしようとしたが、ドロシーを同性愛者と勘違いしたジュリーは父親に説明して欲しいと言った。

 

父親とバーで会うが、突然プロポーズされた。家に帰ると家の前に今度は院長役のジョンが待っていて、無視して部屋に上がると大声で歌い出した。部屋にあげると襲われそうになった。そこにジェフが帰ってきて事なきを得た。

 

しかし今度はサンディが訪ねてきた。サンディはマイケルをゲイだと思い込んでいて、真実を話してと言ってきた。マイケルが正直に他に好きな女性がいるというが信じてもらえなかった。またエージェントにとにかく役を降ろしてくれと言った。

 

次の撮影。ジュリーとは気まずい雰囲気のまま。テープの不調で急遽生放送に。ドロシーはその放送でとうとう自分が男だとバラした。カットがかかってジュリーはマイケルに腹パンチ。

 

マイケルの姿でロンに指輪を返し、ロンにジュリーが好きだと言った。ジュリーを出待ちしていたマイケルだが、ジュリーに無視された。仕事のためで君を傷つけるつもりはなかったというが、ドロシーはどこ？と言われた。

 

女装して男として成長したと言うマイケルにジュリーはあの黄色い服貸して？と女友達のように聞いた。ジュリーはワインをこぼして汚すからダメだと答えるマイケルに笑顔で近付き、その服どうするの？と聞きながら並んで歩いて行った。(終)

 

コメディっぽい描写が多かったから、ドロシーを友達として信頼していたジュリーがマイケルがストレートの男とわかって嬉しー！って感じにならなかったのがよかったな。じんわり感動しています。今観れてよかった。

 


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