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【ネタバレ】オズの魔法使

1939年 アメリ

 

あらすじ

カンザスの農場に住む少女ドロシーは、家ごと竜巻に襲われ愛犬のトトと共に魔法の国オズへ運ばれてしまう。故郷へ帰るためオズの魔法使いが住むエメラルド・シティを目指す途中、脳を欲しがるカカシ、心を持たないブリキ人形、臆病なライオンが仲間に加わり、不思議な冒険を繰り広げる。

2022.12.9 ムービープラス録画。このチャンネルでこんな古い映画をやるのは珍しい。

虹の彼方に

虹の彼方に

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この物語は約40年にわたり人々を虜にしてきました。その魅力は時が経っても色あせません。長年愛してくださった子供の心を持つ皆さんに本作を捧げます。

 

カラーじゃなくてセピア色みたいなカラーリング。

 

ドロシーは犬のトトがガルチにいじめられるとエムおばさんやヘンリーおじさん、ジークに訴えるが、家畜の世話に忙しい大人たちは聞いてくれない。トトがガルチの家の庭に入り込んで猫を追い回すという話なので、ガルチが怒るのも分かるような? でも叩くのはダメ!

 

ドレスで自転車に乗ったゲイルがドロシーを訪ねてきた。トトに足をかじられたので処分するという話で保安官からの許可ももらったという。大地主のゲイルの言うことを聞くしかなく、小さなカゴに入れられて自転車の荷台に乗せられたトト。しかし、トトはカゴから抜け出し、ドロシーの元に戻ってきた。

 

wikiを見るとミス・ガルチとなってるから、ガルチ=ゲイルなのね。独身女性で大地主??

 

またゲイルは家に来るだろうと考えたドロシーはトトと家出。

 

マーベル教授

水晶玉で全てを見通す

 

という看板を見つけ、川のそばに住んでいるマーベルを訪ねる。紳士のような格好してるけど馬車の荷台で暮らしてる!? 怪しいなあ。マーベルはドロシーが目をつぶっている間にドロシーの持っていたカゴの中からエムおばさんとの写真を見て、家の形など見たようなことを言う。

 

話しているうちにエムおばさんがドロシーを心配して病気になったと勘違いしたドロシーはトトを連れて慌てて帰る。外は嵐でエムおばさんたちは地下に避難したのだが、それを知らないドロシーは家に入って気を失ってしまう。

 

ドロシーは家ごと竜巻に巻き込まれて何処かに飛ばされた。途中、窓から見えた自転車に乗ったゲイルが魔女に変化したのは幻!?

 

竜巻が収まり、扉を開けるとフルカラーの世界へ。おお! この時代にカラーってすごいなあ。色鮮やかな世界でここはカンザスではないとドロシーは言う。

 

目の前に現れた北の魔女グリンダから「あなたは魔女?」と尋ねられたドロシーは「カンザスのドロシー」だと答える。突然歌が始まるの好きだわ〜。ドロシーは悪い魔女を倒してくれたと住民たちに歓迎される。オズの国マンチキンの市長からも挨拶される。「チャーリーとチョコレート工場」を思い出させるような世界観。悪い魔女はドロシーの家の下敷きになったということか。

peachredrum.hateblo.jp

北の魔女グリンダは「花嫁の父」のドリス。ケイの結婚相手の母。

 

しかし、そんな歓迎ムードの中、死んだ東の魔女の姉・西の魔女が現れた。顔が緑でいかにも魔女といういでたちで、ゲイルと同じ人が演じている。

 

ドロシーは家に帰るため、死んだ東の魔女が履いていたルビーの靴を履き、黄色いレンガの道を行き、エメラルドシティを目指す。エメラルドシティにはカンザスへの帰り方を知っているオズの魔法使がいる。

 

歩き始めると道端の畑にいるカカシから突然話しかけられる。頭はワラだけどしゃべることができる。カカシは脳みそが欲しいと言うので、縛り付けられていた柱から外し、一緒にエメラルドシティを目指すことにした。

 

途中、リンゴの木からリンゴを取ろうとするが、リンゴの木がしゃべった。カカシはリンゴの木を怒らせてリンゴを投げつけさせ、落ちたリンゴを拾った。その時、ブリキ男と出会う。ブリキ男は錆び付いて動けなくなっていたが、カカシが油を差して復活。ブリキ男は心が欲しいと歌い出す。

 

時々現れる悪い西の魔女。ドロシーはカカシやブリキ男と昔からの友達のように感じ、3人でオズの魔法使に会いに歩き始める。

 

夜、森を歩いているとライオンに出会う。動物じゃなく着ぐるみ。ライオンは臆病な性格ですぐ泣く。俺はライオンじゃないダンデライオン(タンポポ)だと歌う。ドロシーは勇気をもらいにオズの魔法使に会いに行こうと誘う。

 

ルビーの靴が欲しい西の魔女な一面のケシの花でドロシーを眠らせようとする。えっ、ケシの花、大丈夫!? エメラルドシティが見えてきたが、ケシの花畑を歩いている途中、眠気に襲われたドロシーやライオンは寝てしまう。カカシとブリキ男はグリンダに助けを求め、花畑に雪が降った。

 

ドロシーは目覚め、4人でエメラルドシティへ向かって歩き出す。門番にオズの魔法使に会いにきたことを伝え、北の魔女からエメラルドの靴をもらったことを伝えると街に入ることができた。全身紫の馬車に乗る。次の瞬間、黄色に変わる。昔の染料、大丈夫かなあ。

 

ドロシーたちはピカピカ&ゴシゴシ社に入り、それぞれ身なりを整えてもらう。

 

外に出たドロシーたちに箒に乗った西の魔女が黒煙で文字“ドロシーを渡せ”と書いていた。器用だね。

 

いよいよオズの魔法使に会えるとなり、ライオンは森の王になると歌い出した。しかし、門の前で騒いでいたせいか門番に追い出された。

 

ドロシーがエムおばさんが病気で死んだら私のせいと泣き出す。その話を聞いた門番が感動の涙を流し、ようやく宮殿?に入れてくれた。オズの魔法使はホログラムみたいでえらく近代的! 玉座前に大きな顔が浮かび上がる。

 

西の魔女の箒を取ってきたら願いを叶えると言われて宮殿を飛び出した。おどろおどろしい森に行った4人。

 

西の魔女は羽のついた悪魔?に小娘と犬を生きたままさらえと命令した。ルビーの靴が欲しいだけなら靴だけ盗めばいいのに。生きたままというのが優しいとすら感じる。

 

ドロシーが生きていると靴が脱がせられないと気づいた西の魔女。その間にトトが逃げてしまった。一人にされたドロシーが泣き出すと大きな水晶玉にドロシーを探すエムおばさんが映った。

 

トトはカカシたちの前に現れた。西の魔女の住む崖を上がるカカシたち。手下に捕まえられそうになるが、逆に手下の格好をしてドロシーのいる部屋へたどり着いた。

 

しかし、西の魔女に見付けられ、追い詰められる。カカシに火をつけるが、ドロシーがカカシにかけた西の魔女にかかり、西の魔女は消滅した。

 

オズの魔法使の元へ行き、箒を持っていくが、トトがカーテンを開け、機械を操作する白髪の男を発見した。男はカカシに博士号の証書、ライオンに十字勲章、ブリキ男に赤いハート型の時計を渡す。

 

男こそオズの魔法使でドロシーをカンザスに送ると言う。ドロシーはオズの魔法使と一緒に気球に乗ったところ、トトが猫を追いかけ気球を降りてしまい、ドロシーも気球を降りた時に気球が飛んでいってしまった。

 

俺たちと暮らそうと言うカカシたちだったが、ドロシーはカンザスはこことは違うと言う。北の魔女が現れ、この靴で帰れると言った。カカシたちに涙で別れを告げるドロシー。心を持ったブリキ男も涙を流す。

 

「やっぱり家が一番」と念じたドロシーはベッドで目覚めた。またセピアの世界。エムおばさんとヘンリーおじさんが看病してくれていた。マーベル教授、農場の使用人ハンク、ヒッコリー、ジークが顔を見せる。マーベル教授=オズの魔法使、ハンク=カカシ、ヒッコリー=ブリキ男、ジーク=ライオンでドロシーは驚く。ドロシーのベッドの上にはトトもいて再会を喜ぶ。(終)

 

この時代にこの世界観、すごいな〜。昔、アニメで見たなと思ったら1986年に全52話でテレ東系でやってらしい。時代的にもこれかな? テレ東系は見られない地域だけど、私の地域では1988年の日曜の朝9時からやってたらしい。うん、確かに日曜日だった。カカシとかは出てくるけど話は全く違っていたように思う。

 


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