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【ネタバレ】クレッシェンド 音楽の架け橋

2019年 ドイツ

 

あらすじ

紛争中のパレスチナイスラエルの若者たちでオーケストラを編成し、平和コンサートを開くという企画を引き受けた指揮者のスポルク。オーディションを経て、家族の反対や軍の検問を乗り越えた二十余人が音楽家になるチャンスを掴むが、両陣営は激しく衝突。リハーサルどころではなくなってしまう。

クレッシェンド 音楽の架け橋(字幕版)

2024.2.9 ムービープラス録画。

 

さ、古い順から消化しよう。

 

カルキリア出身のオマル、テルアビブ出身のシーラというカップルのドキュメンタリー風自撮りから始まる。2人は逃げ出し、捕まった!?

 

フランクフルト 7週間前

 

イスラエルパレスチナの若者たちでオーケストラを作り、1公演だけ演奏するので指揮をやって欲しいと依頼されたスポルク。今は大学教授をやっている。

 

家の外では「アッラーは偉大なり」と言う声と爆発音。レイラはオーディションに参加するため玉ねぎをかじりながらバイオリンの練習をする。

 

明日はサラメ家の娘の結婚式だと宣伝カーが走る。オマルの演奏が聴けるよと運転しながら男が言う。助手席にはオマルが座っている。

 

レイラもオマルもオーディションに参加するため、許可証を取りに検問所へ。やたら高圧的な軍人たち。オマルは父親と一緒に行くつもりが1人しかいけないと言われ、道を知らないため戸惑うが、レイラと合流して歩き出す。

 

オーディション会場に間に合ったレイラたち。オマルはフレンチ・ホルンの奏者である金髪女性に話しかけた。これ、シーラ?

 

スポルクが一人ひとりオーディションをする。衝立がしてあって演奏者は見えない。その場で合格と言われる者もいたが、シーラは翌日再テスト。レイラは合格。オマルはクラリネットで自作の曲を演奏し、明日課題曲を演奏することになった。

 

家に帰り、合格を伝えたレイラ。翌日、婚約式を迎えるムハンマドの家が襲撃され、レイラの母はイライラして、公演より家にいて欲しいと声を荒げる。

 

一番に来て練習をするレイラ。シーラはクラリネットの彼が来ないと練習しないと言い、スポルクに毎日6時間練習しなさいと言われる。

 

スポルクはロンという人気者の男性バイオリニストとレイラを集めて、レイラをコンマスに指名した。ロンは怒り、椅子を蹴飛ばして部屋を出て行った。レイラも自分が選ばれると思わず、スポルクに理由を聞くが、今みたいに逃げ出してしまうからレイラを信頼していると言う。

 

さっそくレイラがコンマスとしてまとめようとするが、「アラブ人は敵だ!」「パレスチナはアラブ人のもの!」と対立する。

 

アルプスで合宿することになった楽団員たち。レイラの母は24にもなって独身で音楽のことばかり!と反対するが、父はレイラの味方。オマルの父もレイラが一緒なら行かせられると説得をする。オマルのほうが若いんだろうね。

 

合宿所

着替えているオマルの部屋にシーラが入ってきて、ケータイがつながらないというオマルに親切に教える。

 

ことあるごとに対立するロンとレイラ。ロンはテルアビブ出身。

 

ムービープラスも間にCMが挟まるけど、BS松竹東急みたいな下品なのはやらない。

 

スポルクの指示でレイラとロンは「カノン」を演奏する。レイラは感情を込めていない、2人で話し合うよう言う。ロンはレイラがパレスチナ人だからコンマスになれたと言うが、レイラはロンに敵意がないと言う。

カノン

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次に楽団員を集めたスポルクは紐を置いて、二手に楽団員を立たせ、それぞれ不満を言わせた。人殺し、テロリスとお互い罵り合う。オマルもシーラも何も言えずに泣き出してしまう。

 

落ち着いたところでレイラは70年前に故郷を追われた曽祖父の話をした。他の楽団員たちもそれぞれ家族の話をする。

 

スポルクは独特な方法で楽団員をまとめようとする。

 

並行して練習。

お互いの民族衣装を着てみる。シーラとオマルが衣装を身につけると、すぐにケータイで撮影しようとするのをロンやレイラが止めた。

 

ユダヤ人とアラブ人は和解できないとなかなか仲が深まらない楽団員たち。スポルクの両親は強制収容所の医師で南チロルからアルゼンチンに逃走したが射殺された。大量殺人犯の息子という汚名が血糊のように貼り付き、両親を断罪してもナチの息子という汚名は消えない。しかし、プロジェクトを引き受け、イスラエルへ。共存は不可能ではないと語る。

 

ロンはそんなのSFだと言うが、スポルクは君たちがやるんだと熱心に語りかける。ロンは椅子から立ち上がり、レイラに握手を求めた。レイラも立ち上がり握手をし、他の楽団員たちもそれぞれハグをする。

 

仲が深まる楽団員たち。オマルとシーラも仲良く話していたが、シーラが2人きりになろうよと誘う。レイラはオマルにシーラに深入りしないよう注意した。

 

みんなでサイクリングしているなか、対向車がすれ違いざま、スポルクにペンキの袋をぶつけて走り去った。楽団員がSNSで投稿するため、スポルクの居場所が特定されたのだろうと警備員が言い、投稿を禁止させたほうがいいと言うが、若者たちは喜ばないだろうとスポルクは答えた。

 

オマルは留学したいが、バンドのお金で食べているため、親に言えないことをスポルクに相談。芸術家として自分の道を決めろとアドバイス

ヴィヴァルディ:冬

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コンマスのレイラの考えでロンのソロがあるのはこの曲か。お互いの音を聴けるようになったとスポルクが褒め、早めに練習を終えた。

 

3日後には永遠にお別れだとナーバスになっているオマル。レイラからイスラエル人は18歳になったら銃を持たされるからシーラが検問所に立っているかもと聞かされていたせいで、シーラはデタラメだと言う。

 

プールの中でキスした2人。シーラは寝ているオマルと自撮り写真を撮り、親友に送った。しかし、親友は親にバラしてしまった。今っぽい話。

 

最終リハーサル。演奏の模様はテレビ中継されると喜ぶ楽団員たち。

 

シーラはオマルにパリに逃げようと言うが、オマルは両親がいると尻込み。その後、オマルが倒れたと聞いたスポルクは昨日の話を負担に思うなと心配する。

 

ここから冒頭のオマルとシーラの自撮りになるのね。車が2人の前に迫るが、2人のどちらにも分からない言語で語りかけたため、2人は走り出し、別の車にオマルは轢かれた。過激派の犯行か?とニュースが流れるが、そうかね!?

 

シーラの父親が迎えにきた。終始、積極的だったシーラのほうが生き残っちゃうんだもんねえ。なんだかなあ。

 

スポルクは落ち込んでるけど、2人が勝手に盛り上がってやったことだから。レイラはユダヤ人に殺されたと泣き叫び、ロンたちに止められる。

 

空港に集まった楽団員たち。オマルの写真と共に和平コンサートが中止になったというニュースが流れた。

 

ロンはバイオリンを取り出し、演奏を始める。

ボレロ

ボレロ

  • provided courtesy of iTunes

レイラも演奏を始め、2つに分かれた双方の待合室で向き合って演奏をした。(終)

 

演奏は素晴らしい。でも、パレスチナイスラエルの対立と関係ないところで事故が起こって中止になるというモヤモヤ。シーラが常にオマルに積極的に絡んでいたのもモヤモヤ。最初にシーラに話しかけたオマルが悪かったと思えてしまう。

 

しかし、映画を観てから、しばらく考えてスポルクがペンキの袋をぶつけられたんだから楽団員含めて狙われてた!? 殺すまでは考えてなかったけど、オマルが飛び出してしまったとか!?!? ん〜、あいつが犯人だろうなんて考えるのはよくないかな。

 


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