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【連続テレビ小説】あぐり (62)「噂の断髪(ショートヘア)」

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

勢いで石坂和子(高橋ひとみ)の店でショートカットにしたあぐり田中美里)は、チェリー(名取裕子)に、勝手な行動を反省しなさい、と叱られ、雪(多田慶子)たち先輩美容師たちも、下品だ、客層に合わない、と酷評する。世津子(草笛光子)の雑誌の企画で、和子と対談したチェリーは、世津子から、和子にはアメリカから帰ってきた時のチェリーのような勢いがある、と言われ、和子が気になり始めたチェリーは横浜の支店を…。

細かいところは忘れてるもののどういう風になるかという大きな流れを知ってるため、昨日の回であぐりがライバル店で髪を切ってもらったため、チェリーに店を辞めさせるんじゃないか、先輩たちにいじめられるんじゃないかなどという心配の感想を読み、いやいや「あぐり」界はそれほど深刻なことにならないから大丈夫と心の中で思ってました。

 

チェリーは「考えなしに髪を切るのは女性を切り捨てること!」「勝手な行動を反省しなさい!」と怒り、先輩たちも怒ったり、「カッパ」と言ったりしてるけど、どうしてこの人、そんな勝手なことしちゃうかなぁ?的な感じでそれがきっかけでいじめられるとか無視されるとかはないんだよねー。雪と時子はバチバチだけど、弟子同志はそこまでじゃないのが「あぐり」のいいところ。

 

カフェ・セ・ラ・ヴィに行ったあぐりは、エイスケから「とっても似合ってる」と褒められ、燐太郎も「素敵だよ」と言われ、淳之介が今度の月曜日に東京に来ると知り、なんだかんだすぐ立ち直る。今度、そのチェリーと石坂和子の対談があると知り、喜ぶ鈴音。

 

家に帰り、うつ伏せで新聞を読むエイスケに「髪が伸びましたね」とニコニコと話しかけるあぐりあぐりも断髪がしたかったのねー。結局、お稽古台でレザーカットの練習。普通に夜、家にいるエイスケさんが新鮮。

 

お店にくるお客様も横浜支店の店長は誰になるのか気になる。そして、あぐりの髪型を気にする。鎌倉や横浜から銀座に髪切りに来るなんておしゃれだなあ。「澪つくし」の律子さんは登場した時から断髪だったっけ。

 

チェリーと石坂の対談。石坂は遅れてきて「初めまして」と挨拶するが、チェリーは前に一度会ってると最初からバチバチ。対談は世津子と燐太郎がメモを取っているけど、大変だよなあ、この時代。

 

あぐりがチェリーの弟子で断髪に来たことを知っていた。そして石坂も横浜に支店を出すことを知る。

 

店であぐりに石坂和子美容院へ行った感想を聞く。料金が安く若い女性がたくさん来る、夢は誰にも平等などを臆せず話すあぐり(そうでなくっちゃ)。

 

チェリーは、横浜の支店を任せるのは時子に決めた。若い感性を…ってことなんだろうけど、雪は悔しいかもしれないけど、上流階級のお客様がたくさんついてる雪なら本店にいた方がいいように思うんだけどな…。自分が年取ったせいなのか、何もかも若い感性に合わせなくっても、落ち着いた高級店があったっていいのにねーとか、今は思うようになった。普及期だからそうも言ってられないってことか。

 

あぐりは岡山時代もエイスケさんが学校に乗り込んだりいろいろあったけど、なんだかんだやっぱり東京は楽しいのよ。で、もっと楽しかったのが今よりもっと先だった。だからまだまだ楽しめる。

 

雪さん! 舞台中心の俳優なんですね。出身は兵庫だから、本当は関西組だったのね。