1997年 アメリカ
あらすじ
NYで記者として活躍するジュリアンは、大学時代の恋人マイケルから結婚の報せを受けて大ショック!相手は20歳の富豪令嬢キミー。今も残る彼への想いに気づいたジュリアンは、結婚を阻止しようと彼の滞在先のシカゴに乗り込むが、人懐っこい笑顔のキミーに出鼻をくじかれてしまい・・・。
2022.1.4 ムービープラス録画。
ウェディングドレス姿の女性が歌い、招待客っぽい女性3人がコーラスをするオープニング。
キャメロン・ディアスは1994年の「マスク」でヒロイン、1998年「メリーに首ったけ」で大ブレイクしたそうです。その直前の作品ということか。この映画の主人公はジュリア・ロバーツだけど。
シカゴのドレイク・ホテルにいるという元ボーイフレンドのマイケル・オニールから電話が欲しいと連絡があり、ジュリアンが連絡を取ると、今度の日曜日結婚式を挙げるという。
相手はキミーという女性で父親は大金持ち。
あと4日で結婚を阻止しようと考えるジュリアン。マイケルと再会すると、キミーも一緒に来て、ジュリアンに抱きついた。
かなり運転の荒いキミーの車に乗ってジュリアンのブライド・メイド(付き添い人)としてドレスを選ぶ。
キミーにマウントを取ろうとするジュリアンだが、マイケルの心にジュリアンがいると思っているキミーは、ジュリアンをマイケルの女神だと思っていると話す。
かなり広い飲み屋。キミーの目の前でもイチャイチャするマイケルとジュリアン。女子大生のキミーは結婚を機に大学をやめるという。マイケルは出張ばかりで忙しいというが、ジュリアンはこれからのキャリアに学位は必要では?と話す。
カラオケのマイクがキミーに回ってくる。下手なりに一生懸命歌うキミー。シーンとなるんじゃなく、周りも盛り上げる所がアメリカっぽい。キミーが健気で泣けてきた。
スポーツライターで薄給のマイケルにキミーの父の会社の宣伝部で働くよう言ったらどうだとジュリアンが提案。マイケルはコネが嫌なのか猛反発。ケンカになるが、結局、キミーは泣きながら謝り、提案を取り下げた。結婚式2日前。
友達で編集者のジョージの留守番電話に愚痴をいうジュリアン。ジョージはジュリアンの元に駆けつけた。
マイケルの衣装合わせ。マイケルはジュリアンに弟では頼りないと結婚指輪を預ける。ジュリアンは気持ちを打ち明けようとするが回りくどくなり伝わらない。挙句、ジョージを婚約者としてマイケルに紹介した。
外国人の顔を見分けるのが苦手なので、マイケルとジョージは身長が全然違うんだけど、顔の系統は似て見えるんだよな〜。
教会にいたキミーとキミーの母にもジョージを婚約者として紹介するジュリアン。ジョージは話が上手で、歌い出すと周りの人も一緒に歌い出す。
帰り際、ジョージはジュリアンにマイケルに愛を告白し、キミーとマイケルの結婚式に出て、ニューヨークに戻るよう言う。
マイケルにジョージは嘘の婚約者だと話すジュリアン。ジュリアンの理想に程遠いが、前に婚約してたけどジョージの方が未練があるのだと説明した。マイケルもマイケルで何だかな〜。何でジュリアンに気があるような素振りするの?
ジュリアンはキミーの父の会社であるウォレス産業に行き、電話をしたいと言って、社長室のノートパソコンからマイケルの勤務先の会社へキミーの父からのメールを書き始めた。マイケルの上司にウォレス産業にいいポストができたから、会社を解雇するようお願いする内容だった。送信せず、保存…ええっ! 結婚指輪をうっとり眺めている場合じゃないよ。
マイケルにメールを見せるつもりだったが、会社は閉まっていた。
ジュリアンが書いたメールを受けて、マイケルの勤務先から手紙が届いていた。キミーに電話するというマイケル。
部屋を出たジュリアンは廊下でタバコを吸い始めた。通りかかったホテルのボーイから廊下も禁煙だと言われるが、危険な犯罪者だから逮捕して欲しいというジュリアン。ボーイは祖母から「悩みは時と共に去る」という言葉を残して去っていった。
電話を終えたマイケルは「終わりだ」とキミーと結婚しないことを告げた。預かった結婚指輪が指から抜けないというジュリアン。今夜は一人になりたいというマイケルはニューヨークに移ろうかなとジュリアンに行って去っていった。
翌朝、朝食パーティー。マイケルはこの場で結婚解消を発表するつもりでいた。キミーを見つけたジュリアンは、マイケルは高級なクリーム・ブリュレより食べ慣れたゼリーの方がいいのだという。マイケルの説得を頼まれたジュリアンはマイケルの元に。
キミーの気持ちを伝えると、マイケルは予定通り6時に式を行うと言った。喜ぶキミー。うまくいった…けど、ここでジュリアンが9年分の思いを伝えてキス。目撃したキミーは走り出し、マイケルが追いかけた。
キミーの車を車で追いかけるマイケル。ジュリアンもパン屋のバンに乗って追いかける。追いかけながら、ジョージに電話。
車を降りたジュリアンは駅のベンチに座っていたマイケルにEメールを出したのは自分だと告白。マイケルは軽蔑の言葉を投げたものの、それほどまでに愛していたんだと許した。
分かれて探そうと提案するジュリアン。パーティー会場にいるキミーの従姉妹から野球場にいるんじゃないかと言われ、球場のトイレにいたキミーを見つけた。キミーから罵られるジュリアン。周りの女性たちも事情を知って、キミーに拍手する。
ジュリアンは負けを認め、一緒に教会に行こうと誘う。キミーは、表情が柔らかくなり、ジュリアンに抱きついた。周りの女性たちも拍手。
ブライド・メイドとして結婚式に参加するジュリアン。
結婚式後のパーティー。ジュリアンがプレゼントとして歌を贈るとキミーの従姉妹2人が歌う。
人がごった返す中、マイケルが近付き、ジュリアンにハグをした。
ジュリアンが電話に出る。ジョージが会場にいた。ジョージはゲイだから結婚もセックスも無理だけど踊ろうと誘う。ジョージと笑顔で踊るジュリアン。(終)
結局、アメリカでも若くて健気な女の子が勝ってしまうのかな〜。まあ、ジュリアンのやったことはひどいけど、マイケルもマイケルって感じだな〜。そもそもマイケルがカッコよく見えなかったせいかそんな追っかけるような男かあ?って思っちゃった。