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【連続テレビ小説】澪つくし(99)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

事件からひと月ほどたって、るい(加賀まりこ)が吉武家にやってきた。律子(桜田淳子)に、入兆へ帰ってきてほしい、と言いに来たのだった。初めは帰らないと答える律子だったが、るいとかをる(沢口靖子)に説得され、入兆へ帰り久兵衛津川雅彦)と和解する。善吉(安藤一夫)の廓通いを止めようと、惣吉(川野太郎)は松岸へ乗り込み、善吉の廓通いは、幼なじみのアミ(高師美雪)が一家離散して、廓にいるからだと聞くが…。

 

無理心中事件からひとつき近く経ったある日、るいが吉武家を訪れた。

 

るいに会えたツエは「ご出世おめでとうございます。何と言っても入兆の奥様ですからね」。やっぱりツエさん面白い。

 

河原畑の葬式に出ようとしても断られたり、水橋の両親から法外な見舞金を要求されたり、肩身の狭い思いをしている久兵衛を思い、律子に家に帰るよう言いに来たるい。水橋の両親もまた結構な人なんですね…(-_-;)

 

不景気で店の景気はどん底、妻を亡くし、娘たちからも背かれ、一人になると沈み込んでいる。かをるからも「私の分までお父さんを慰めてあげて下さい」と説得され、一人で「入兆」へ帰ってきた。

 

寝間着で新聞を読んでいた久兵衛は律子が帰ってきたと分かると布団に横になった。風邪を引いたということだけど仮病? 

律子「一度死に損なったんですから長生きすると思いますよ」

久兵衛「『憎まれっ子世にはばかる』か?」

律子「この親にしてこの子あり」

憎まれ口をたたきながら笑い合う親子。横になった久兵衛の背中越しに「お父さんごめんなさいね」と律子。

 

惣吉の弟 善吉の松岸通いには悲しい理由があった。幼なじみのアミが一家離散の非運をたどり、遊郭に身を沈めていたのである。

 

おしん」にもこういう女性は出てきたけど、「はね駒」でも思い出した。嘉助が街にできた遊郭に行ったら同級生がいて居座り続けたという話が最初の方にあった。嘉助はきっと何もせず居座り続けたんだろうなと想像できたけど、善吉は朝から結構濃厚なキスシーン。

 

善吉の用心棒の弥太郎は店に入ってすぐの待合室?みたいなところにいたのかな。さすがにあの場所でサービスは受けないでしょう!? 店に惣吉が乗り込んできて、弥太郎と部屋を出てきた善吉とアミの姿を見つけた。

 

そして、家の前?で惣吉が善吉を殴る。仕事を休んで昼間からというのもひどいが、惣吉も久兵衛に会うために何度も店の前に長時間立っていませんでしたっけ? 早朝に漁に出てたからいいのか。恋愛に熱い兄弟だね。

 

アミを身請けして女房にするという善吉に「身請けしたらアミの家族はどうなる? 仕送りがなくなって一家野たれ死にしちまうんだど!」 

 

かをるが結婚する前、アミの兄が生きてた頃はアミはよく吉武家で今のツエさんみたいに下働きしてたこともあったと思うんだけど、そういう感じで働き続けることは無理だったのかな。仕送りできる額じゃないかもしれないけど。

 

朝からエロと暴力…どうにもならないことでモヤモヤ。