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【連続テレビ小説】澪つくし(106)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

かをる(沢口靖子)を取り返しに来た吉武家の漁師たちと入兆の面々が小競り合いをしていると、るい(加賀まりこ)が出てきて、かをるを惣吉との思い出にあふれる外川へ返すことは出来ない、と頭を下げた。それを聞き入れ、善吉(安藤一夫)は引き揚げるよう促す。久兵衛津川雅彦)が、かをるの戸籍のこともあるから吉武家と話をつける、と言うと、かをるは惣吉が生きている可能性を信じ、吉武家から離れたくないと言うのだった。

 

病院から久兵衛のもとへ引き取られたかをるは徐々に健康を取り戻しつつあった。その反面惣吉を失い、みごもった子まで失ったという事実が逃れられない現実としてかをるの胸を締めつけていた。二度とあの笑顔を見る事はできないのだ。

 

武家の漁師が入兆へ。「おかみさんを取り返しに来た」という漁労長に双方ぴりつく。英一郎と善吉は久々の再会なのかな。広敷連中も出てきて小競り合い。そこにひょっとこのお面をかぶった弥太郎が出てきて仲裁するとか何とか…だからー、まだ出る!?

 

番頭の小畑は土下座しろと言うが、善吉が「その事は俺から謝るよ。うちの若い衆が見当違いの事を言って悪かった」と頭を下げた。いちばんの大人だな。

 

そこにでてきたるいが久兵衛が出かけていることと、かをるが身も心も疲れ切っている事、外川へ帰れば惣吉の事ばかり思い出してしまう事、周りは他人だけだから、かをるを返すことは許して下さいと告げた。いくらとねが寝てていいと言ったって、やっぱりさそりゃ無理な話だよ。

 

その話を聞いた善吉は「お邪魔しました」と引き揚げて行った。英一郎の切なそうな顔がよい。英一郎は事務所でお店のことを教えてもらっているときの横顔がすごくいいなあ~と思う。

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↑今はとっても渋い感じのおじさまになってる。そして、あの当時の津川さんより年上なんだよなーと思うと、津川さんの貫禄半端ない。あと調べたら、鷲生さんと千代役の岩本多代さんはその後も何本かドラマで共演してるみたいで機会があれば見たい。

 

食卓で、るいさんも立派だったけど善吉君も立派だったと褒める英一郎。同級生やけど、見違えるほど成長した、僕とは雲泥の差だとも言ってた。僕の場合はお父さんが健在だから成長しにくいのかな?と笑っていたけど、そういや多額の借金は…

 

久兵衛が吉武に行って話をつけると言っても、かをるはまだ惣吉が生きていたら…という希望を持っていた。

 

そこにツエが帰ってきた。吉武家から黙って出てきたというが、ホントにツエさんの給料の出所が謎。働いて寝るところがあって、ご飯も食べさせてもらえるから給料みたいな現金はもらえないとかそんなわけないよね?? 

 

ハマ、早苗、みね、ツエと女中が4人で贅沢だとは言ってたけど、それは割り振る仕事がないかもという心配で人件費の事ではないかったとしたら…そんなわけない…と思う。広敷には賄いの人もいるし、事務所にいるし、結構従業員いるね。

 

小畑と梅木は事務所で酒を飲みながら話していた。惣吉を惜しむ小畑と渋い顔の梅木。そこにウキウキした感じで入ってきたハマは、きっと梅木しかいないと思ってたのか、紀之を捜してると言ってすぐ出て行った。

 

察しのいい小畑は、ハマさんをどう思ってんだい?と直球質問。従業員同士の関係はご法度、しかし所帯を持つ気があるなら旦那にお願いすると言ってくれたが、梅木は所帯を持つ気はないと。ハマさんにとったら残酷な言葉。

 

小畑「罪作りな野郎だ」ホントホント! 「その気がねえんならすぐに手を切れ。その方がお前のためだ」あの時じゃなくて、その後も逢瀬を重ねてた?

 

昼の間は周りの心遣いで気が紛れる事もある。だが夜になるとさまざまな光景がかをるの胸によみがえってきた。

 

かをると惣吉のラブラブ名場面で終わり。←興味ない人

 

姉弟仲がいいのが幸い、るいもいるし、今の環境最高だね。かをるもだけど、久兵衛も試練がいっぱいで史上最高年齢朝ドラヒロインかも。ヒロインじゃないか。