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【連続テレビ小説】澪つくし(69)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

文吉の四十九日の法要にはるい(加賀まりこ)もやってきて、久しぶりに母と顔を合わせるかをる(沢口靖子)だった。外川の浜辺では、アミ(高師美雪)が善吉(安藤一夫)に、アミの家は大黒柱を失って家族はバラバラになると、別れを告げる。入兆では、久兵衛津川雅彦)の愛車を手放すことになり、千代(岩本多代)を連れてドライブで花見に来ていた。千代はそこで、自分が死んだらるいを後添いに迎えてほしいと言い出す。

 

文吉の四十九日の法要にるいも来た。その席上、善吉の漁業組合への就職が決まる。すぐ漁師になるものかと思っていたから意外。善吉は銀行員になりたかったらしいです。英一郎は結局浪人することになった。

ja.wikipedia.org昭和4年3月に英一郎も善吉も銚子商業を卒業。この頃は5年制で、4年修了後に旧制高等学校や大学予科の受験資格が得られけど、英一郎は5年進級時も今年もダメだったと。

 

銚子の川口てんでんしのぎ…川口付近を航行するときは他の船のことはかまって居られず、それぞれ自分の船の安全だけで精一杯。

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他のところでは家族で同じ船に乗るなみたいなのも見かけたから、善吉も実際に船に乗る漁師の道を選べなかったんだろうか。元々なる気がないのか。

 

アミの一家は結局銚子を離れることになった。他にも亡くなった漁師がいるのにアミの家だけが網元に手厚い補償を受けるわけにはいかない。

 

アミと母親と弟は波崎のおじさんのところへ。あとのふたりは里子、もう一人は子守奉公と一家はバラバラ。善吉が嫁にもらうんじゃダメ? 今までみたいに吉武の奥の仕事を手伝うのもダメ? 

くるんずまるんずを調べてたときに、波崎の方言を書いてるホームページが見つかったので、言葉とか近いのかな。

 

善吉はアミに好きだと告白し、きっとアミも同じ気持ちだったんだろうけど、アミはもう善吉には会えないと去って行った。

 

入兆でも久兵衛がついに自動車を手放すことになった。なべおさみさん演じる真鍋という金貸しが200円と足元を見るようなことを言い、久兵衛からは800円、結局450円で手放すことになってしまった。

 

塩原太助、青の別れ

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実在の人物なんだ。

 

最後に車に乗って花見。メンバーは久兵衛、千代、英一郎、ハマ。ハマはるいがいないので奥様の世話ができて嬉しそう。千代はこの場で「るいを後添いに迎えて欲しい」と久兵衛にお願いする。英一郎はあっさり賛成してたけど、ホントに屈託ない子だね。なさ過ぎてちょっと怖いほどだ。

 

るいに世話してもらって人格に惚れたというか、この人なら久兵衛を任せても大丈夫と思ったか。ハマがぶつぶつ言ってたけど言いたくなるのも分かる。千代の心の代弁者だと思ってます。

 

惣吉は漁師たちと話し合いの末、漁師たちをまとめ上げた。とねは女親方を辞めて隠居すると言うが、惣吉はまだ船に乗っていたい。そうか、親方は一緒に船に乗らないのか。善吉はアミの処遇について不満があるみたいだけど、網元がしてやれることにも限界があるもんね。

 

とねが隠居して孫の世話をするとか言ってたけど、まだ生まれてもいない孫の話をし始めたら今の世なら問題になるかな。