徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】京都・女性記者シリーズ13 京都日野殺人街道(主演・若村麻由美)

1995年2月28日 日テレ

 

あらすじ

京都の清滝で女性の死体が発見された。近くに珍しい金属製の和鏡が埋め込まれていて、捜査についた川北刑事は首をかしげる。一方、隣の家に住む雑誌記者の桂は、露店で古い和鏡を見つけひかれて購入する。なんと、母の珠枝が昔婚約者にもらい、別れるときに鏡神社に奉納した鏡だという。

www.nihon-eiga.com

日本映画専門チャンネル植木等さんの他の作品をチェックしてたら、村田雄浩さん主演の2時間ドラマがあり、そのキャストの中に「澪つくし」英一郎役の鷲生功さんの名前を見つけ、さらに鷲生功さんの名前で検索したらこちらの作品もヒット。こちらは出演者の中に岩本多代さんの名前もあったので見ることにしました。「澪つくし」から10年後で火曜サスペンス劇場で親子共演。

 

岩本多代さんは、ヒロイン・村上桂の母親の珠枝。関西弁だし、着物だし、「澪つくし」の奥様みたい。しかし、珠枝は関西弁(京都?)で、桂が標準語なのかは謎。シリーズものだからなあ。

 

若村麻由美さんと相棒のカメラマン役の田中実さんは無名塾の同期だそうです。共に朝ドラ主人公を経験。若村さん主演「はっさい先生」は1987年10月の朝ドラで田中さんは「凛々と」1990年4月。

 

鷲生功さんは、被害者の女性をたどっていて話を聞いた古美術商・松本康彦。骨董品を買ったり、修復もするボンボン。これまた関西弁の役だったけど、鷲生さん自体は東京出身なのね。潔癖症でしょっ中、ウェットティッシュで手を拭いている。髪は、英一郎の頃の丸刈りよりは長いけど、でこっぱちは健在(失礼)。そして眼鏡。

 

桂が帰ったときに、珠枝が歌いながら演奏してたのは大正琴かな?

 

珠枝の手元に戻って来た古い和鏡の磨き方を康彦に教わりに行くが、忙しいと断られてしまった。しかし、こちらで磨いておくと預かってくれた。いつもウェットティッシュで神経質に指先を拭いてる人が、この時は上着の裏側で指先をこすっていた。

 

で、康彦が犯人?! あなたが愛してるのは自分だけ、と二連続でフラれた。自分のことだけ考えているうちに悪魔になってしまったと康彦は言い、薬を飲んで自殺しようとしたのを桂が止め、刑事達が踏み込んできた。ボンボンらしく素直な人でした。

 

桂と珠枝は奈良の鏡作神社に康彦が磨いた珠枝の鏡を奉納した。(終)

 

思いの外、岩本さんも鷲生さんも出番が多かった。贅沢言えば、康彦が珠枝に直接鏡を届けるシーンがあればなあ。相棒っぽいと思っていたカメラマンの田中実さんより、隣に住む刑事の阿藤海さんの方が相棒だった。

 

こういうドラマを見ていると誰かしら知ってる人が出てきて面白い。だけど今はこういうドラマなくなっちゃったもんねえ。