公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
源造(渡辺謙)は、埼玉・深谷の瓦工場から帰宅した途端倒れてしまう。猛暑の中、西洋瓦の販売に精を出しすぎたのだ。看病しながら動転するりん(斉藤由貴)。源造の体調不良に気づかなかった自分を責める。妻として失格だと。しかし源造は病床から起き上がり働こうとする。必死で止めたりんだったが、結婚し守る自分ができたから、源造はここまで頑張るのかと考え込む。このまま源造に頼るだけではいけないと思ったりんは…。
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源造が倒れたことで、りんは松浪先生が倒れたときのような狂気を感じるくらいの慌てっぷり。
やえも言ってたけど、源造の母が倒れたときは落ち着いてテキパキ動けてたのに、好きな人大事な人となるとああなっちゃうのね。
今日1日くらいは休んで…と言っても、安藤くんを呼んで指示させるくらいはいいんじゃないのかなとも思ったりして。まあ上に立つ人がそこまで働く人だと下の人間が結構しんどくて部下たちだっていい休みができたかもしれないけど。
結婚して、守らなければならない人がいるから夢中になって働いてる源造。りんは結婚して頼れる人ができて幸せだったけど、頼られる人間がどんなに大変かそこまでは考えてなかったと、やえに明かすが、それが男の仕事、とばっさり。
でもこれが明治の価値観なんだよなー。りんは男の人に頼ってばかりでいいのかな?ともいうけど、やえは子供を産み育てるという大事な仕事があんだよとも言う。
ことは軒下の花にそっと手を合わせる。こういうセリフのないシーンがよかったりするんだよね。
彌七が源造を見舞う。源造と袂を分かち、彌七は博愛生命の社員となり、自分の家を取扱所として加入者拡大に励んでいるという。
そのころできたばかりの生命保険会社という仕事に対し、徳右衛門やことは「人の命をお金に換える商売なんて」とか「人が死ぬのを待ってるみたいで愉快ではない」と否定的。やえもまた「人が死んでたくさんお金をもらってもうれしくもなんともない」と言った。
しかし、彌七は「自分に万が一のことがあって、家族が食べるに困るようなことがあれば安心して死ねない。備えあれば憂いなし」。
その言葉にりんも応じ、やえやことに「私たち女で下宿屋をやりましょう」と提案した。
おぉー! また新たな道が! 源造が何ていうだろうか。怒鳴り散らしたりしないでほしいなー。