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【連続テレビ小説】はね駒(138)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

りん(斉藤由貴)の長男・弘の小学校入学式の日、源造(渡辺謙)は出られず、りんも式が終わりしだい出社しなければならなかった。満州行きと高木みどり(美保純)との結婚を許された嘉助(柳沢慎吾)が再びあいさつに来る。急に予定が変更し、明日満州に出発するという。その晩、みどりと彌七(ガッツ石松)も含め、弘次郎(小林稔侍)、やえ(樹木希林)、徳右衛門(山内明)、嘉助の壮行会のうたげで小野寺家は盛り上がった。

 

弘の入学式。源造は仕事、りんは式が終わり次第出社することになっていたので弘次郎が付き添いで行くことになった。

 

見送った徳右衛門とやえと明子。徳右衛門も湯島天神で弘と嘉助のためにお札を頂戴してくると言って出かけてしまった。やえと明子で残された広い家。

やえは、がらんとした部屋で明子相手に「1日でいいから子供のいねえとこでゆっくり昼寝がしたいって思ってっ時が女にとっては一番いい時なんだわ…。何でも持ってっ時は気がつかねえでなくなっちまうと気がつくんだなぇ…」と語る。昔の子役の棒演技がいとおしい。

 

そこに現れたのは嘉助で、予定が繰り上がって明日出発することになったと告げた。表情が曇ったやえだけど、気持ちを切り替えてごちそう作りを始める。

 

編集部。イケボの波多野は「しょうがないな女は時間にルーズで」といつまで経っても嫌味炸裂。遅れてきたりんを伴って編集長が出かけようとすると「お似合いの御夫婦に見えますよ」。呼び止めてまで言うことか(怒)。英語を勉強してりんから仕事取れば?

 

嘉助が魚を焼きながら口笛で「故郷の空」。やめてー不吉な歌! やえの手を取りながら子供の頃の思い出を語る。

 

夜。彌七やみどりも加わって宴会。源造は欠席。彌七おんつぁんからの「とにかく絶対着弾距離の中に入ってはならねえぞ。弾丸が飛んで来たらまず逃げろ」と具体的なアドバイスを受け、嘉助は「俺は満州に行ったら男になって帰ってくる」という言葉に、弘の「おじちゃん今、女なの?」というツッコミがツボでした。

 

みどりが「雪の進軍」を歌いだし、嘉助と一緒になって歌う。

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楽しそうに歌う二人を見守る弘次郎ややえは決して楽しそうな顔をしていなかった。

 

夫婦の部屋。源造は今日の罪滅ぼしに嘉助の見送りに行くと言ってくれた。 仕事のことは仕方がない、弘にもわかってもらうと言ったりんは笑顔だったけど、源造はちょっと微妙な表情だったな。弘の教科書に名前を書く源造を見守るりんだった。小学校入学時に名前を書くというと、「おしん」の希望を思い出しました。

 

あの陽気キャラの嘉助やみどりがここまでりんの物語に絡んでくるとは思わなかったな。