公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意
りん(斉藤由貴)は妊娠5か月。この日は戌(いぬ)の日、母・やえ(樹木希林)と一緒に、水天宮に岩田帯をいただきに出かけた。その帰り、叔父・彌七(ガッツ石松)の上野の家に寄る。彌七は、きわ(永島暎子)とついに同居し、きわは小料理屋を、彌七は生命保険の取り扱い所を開いたのだった。一方、西洋瓦の製造販売に取り組む源造(渡辺謙)は、外国への輸出も視野に入れていた。持ち帰った英語の資料を見たりんは…。
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ことさんとお産婆さんに行ったときは、三か月と言われていたので、今は明治30年の9月くらいかな。
朝の風景。やえが大声を出して下宿人を起こしていた。役所勤めの後藤だけはきちんと起きていたが、大学生の花田や浦野は夜遅くまで勉強をしていたせいで、やえに起こされてやっと起きてきた。
やえが一人なんでもやってしまうせいで下宿屋のおばさん失業しそう、と源造に漏らすりん。みつのことがあったから、やえや弘次郎がりんの体を心配しているのだとも言っていたけどね。
りんとやえは戌の日に水天宮に出かけ、彌七は源造の店で保険のセールスをする。
りんとやえは、その足で彌七の家に寄る。彌七ときわは籍は入れずに二人で暮らしていた。彌七は保険取扱所、きわは小料理屋とそれぞれに職を持ち、子供は持たずに私たちだけでおしまいにすると決めたときわが言っていた。
やえの「幸せなんてのは人がしてくれるもんでねえ。自分の心がけがつかむものなんだから」っていい言葉だなぁ。
彌七ときわの暮らしは80年代後半に流行語になったというDINKsという言葉が浮かびました。共働きで子供を持たない夫婦のことで、彌七ときわは明治というより放映されていた80年代の世相を表した夫婦なのかなーと思いました。DINKsは籍は入れるみたいですが。
彌七が帰って来て、源造が横文字の書き物を見せてくれたと言われたが、りんは仕事のことを聞いておらず知らなかった。
源造にぜひ手伝わせてほしいと言って、張り切って早速夜遅くまで辞書片手に調べていると、やえが起きてきて「女房だから主人の仕事を手伝うのは当たり前だなんて言葉を亭主の前で平気に口にするのはお前の思い上がりだ。手伝ってもらわねくたって源造さんはそれくらいできるんだ。お前の出しゃばりを許してくれた源造さんの優しい気持ち、よく分かって手伝うんだぞぃ。いいなぃ?」
やえはずーっとぶれずに男は男の仕事、女には女の仕事と言い続けた人だけど、何となくショック。私がその人のために役に立つと思っていったことややったことが実はその人の優しさでやらせてくれただけだったのかも?と思うと、ちょっとな…
りんの行動が全く出しゃばりとも思ってなかったから、こういうのが出しゃばりというのか…と思ったりして。
ツイッターで、下宿人が「踊る大捜査線」シリーズに全員出てると書いてたのを見かけたので調べてみました。
下宿人ではないですが、桐山役の北村さんも
斉藤暁…秋山晴海/湾岸警察署・副署長・警視
この辺はレギュラーでおなじみのメンバー。
矢島健一…菅野/警視庁公安部部長・警視長
光石研…1998年の「踊る大予告編」の亀川プロデューサーと「踊る大捜査線 秋の犯罪撲滅スペシャル」の渡瀬刑事。光石さんの顔と名前が一致したのはもっと後の作品だと思ってたけど、亀川プロデューサーは何となく覚えているような?
竜三も出てたのか。