TBS 1971年6月5日
あらすじ
吹けば飛ぶような介抱泥棒が偶然巻き込まれた4億円の争奪戦。必殺の殺し屋、赤頭巾とかたや大幹部の位置を狙うギャング。どこでどうしたかコソ泥が赤頭巾と間違えられて、さあ大変。赤頭巾の命を狙う女殺し屋とキイハンターが絡んで大混乱。命の綱渡りはキイハンターの網にうまくかかるかどうか。
2026.5.19 J:COM BS録画
黒木 啓子 吹雪
島 ユミ 風間
小田切 村岡 壇
KEY
HUN
TER
黒木鉄也:丹波哲郎
津川啓子:野際陽子
吹雪一郎:川口浩
島竜彦:谷隼人
谷口ユミ:大川栄子
風間洋介:千葉真一
ナレーター<きょうもまた地球のあらゆるところで、陰謀、裏切り、暴動が渦巻く。その渦中に飛び込む彼ら。恋も夢も望みも捨てて非情の掟に命を懸ける。彼らの求めるものは自由、願うものは平和。彼らは、こう呼ばれた…>
国際警察特別室
仲谷昇
中丸忠雄 宮内洋
KEY
HUN
TER
制作:東映・TBS
1971年6月から始まったのは「たんとんとん」。森田健作さんは、この時期、日テレで「おれは男だ!」に主演もしていた。
酔っ払って「同期の桜」を歌う男性。
いつメンの大泉滉さん。オープニングから出てくるのは珍しい。
雨森「よう、旦那! ハハハハッ。いいご機嫌ですなあ、ええっ?」
これまたいつメンの玉川良一さん。
親しげに話しかけ、男性と同じテンションで「同期の桜」を歌い、接触し、財布を盗った。中身は150円。しけてんなあと財布を投げ、またフラフラ歩いてきた男性の胸元に手を入れると、手が血で濡れた。
男性「さ…3人組がうちの銀行に」そのまま倒れてしまい、慌てる雨森。
銀行から3人組の男が出てきてクラシックカーに乗って逃走。車のトランクに隠れた雨森は、そのままついて行き、アジトの天井から覗いて、男たちがトランクをを広げるのを目撃した。中身は現金。
赤頭巾が来るまで待つという3人。雨森は男達が盗み出した現金が4億円はあると推測。
3人組の1人、鮫島は、いつメンのジェリー藤尾さん。
前回も玉川良一さんと一緒の回で好評だったのかな? 今朝の再放送は73話でちょうどジェリー藤尾さんがゲスト回だった。夜の放送と翌朝の放送のゲストがリンクしていることが時々ある。
3人組のあとの2人は多分、木川哲也さんと土山登士幸さん。木川さんは、ちょっと丸顔、土山さんはゴツいひげ面の人。となると、さっきの銀行員は山田甲一さんかな。
酒を飲んで酔っ払って寝てしまった3人。ロープを垂らして下に降りようとした雨森だが、突然、赤頭巾が乱入して、銃を撃った。「4億円は、この赤頭巾がすっかり頂戴するぜ」
目しか見えてないけど、小松方正さんは初ゲスト。
3人組のうち、鮫島だけは逃走? 赤頭巾が廊下を見ているうちにトランクを引き上げようとした雨森だが、大きなクモが邪魔をして、天井から落下。赤頭巾から鮫島のグルだと勘違いされた。
銃殺されそうになった雨森だが、赤頭巾は心臓発作を起こして苦しみ出した。赤頭巾を外した雨森は、しかたがねえなあといってトランクを奪っていった。
アジトを出た雨森を写真撮影した鮫島。赤頭巾をポケットに入れていた雨森を赤頭巾と勘違い。銃を向け、山分けを提案し、トランクを1つ持った。「赤頭巾、あんたは素顔を見た人は必ず殺すそうだな。だが、今度は、そうはいかねえ。俺が死ねば、さっき撮った写真は自動的に警視庁に届くように手配してあるんだ。そうすれば、あんたの手も後ろへ回り、ギャングのお決まりコース、死刑台の露と消えるんだ」
サウナの賭場?? 雨森の周りは水着の女の子でいっぱい。
サイコロを振るのは小林稔侍さん。前回はテレビ画面のキケロ星人で登場。
金を持って奥の部屋の社長に報告に行く男。
帆足(ほあし)「どうせ土地成り金かなんかだろう。丸裸にしろ」
前回出演時は声だけの出演だった田口計さん。
男「とっくになってますがな」
帆足「そうじゃねえ。金(かね)を吐き出させるんだ」
男「あっ…へい」
シンジケートの総会は3日後。それまでに2億の金をこしらえ、大幹部の株を買いたい帆足。男も最近のしてきた鮫島なんかに先を越されてたまるもんですかと言う。
ぜいたく三昧してきたが、まだ半分も金を使っていないと笑う雨森。ミニスカートの女性を見かけて、女性のあとについて部屋を見に行った。
帆足「1000万だ」
デラ「承知だわ」
雨森は、そっちが1000万ならこっちは2000万だと金で女を得ようとするが、デラは女殺し屋で帆足がターゲットの写真を渡していた。ベッドで殺すというデラ。持っていた写真が鮫島で、雨森は鮫島が殺されたら死刑になるのでは…と妄想。
デラ「で、この殿方には、どこへ行けばお会いできますの?」
帆足「数日前から富士急ハイランドホテルに泊まってるそうだ」
出た~、おなじみのロケ地、富士急ハイランド! ジェリー藤尾×富士急ハイランドは前もあったな。
物音に気付いて、慌てて廊下に出るデラ。初めて視聴者に顔が分かる。
これまで29、43話と女囚回しか出てない賀川雪絵さん。
富士急ハイランドに車でやってきたユミたちキイハンター。
ユミ「中央高速飛ばせば富士急までひとっ飛びだわね」
風間「ユミちゃんは、このハイランドホテルで連絡係として待機だ」
吹雪「東京に残った啓子ちゃんと連絡を取り合ってくれ」
ユミ「ええっ? 遊びに来たんじゃなかったの?」
島「冗談じゃない。犯罪密輸組織を摘発する大仕事」
吹雪「この先にシンジケートの大ボスの別荘がある。そこで年に1度の総会が開かれようとしている。大幹部の株を巡って大金が動くらしい。特にこの鮫島という男。何億という金を準備して大幹部のイスを虎視眈々と狙っている」
吹雪が持っていた写真をユミに渡す風間。
ユミ「へえ、この顔でねえ」
運転席が島、後ろが吹雪、助手席がユミ、後ろが風間という席だったんだろう。男3人そろうのが最近じゃ珍しいような。
ユミが富士急ハイランド内を歩いていると、雨森とぶつかった。ユミは写真を落とし、拾い上げた雨森は写真に写っていたのが鮫島でびっくり。ミニスカートの足を見て(尻?)を見て、ユミを女殺し屋と勘違い。
303号室に入ったユミ。あとから来た従業員が落ちていたプレートを貼り付けると、308号室になった。
308号室のキーを持っている鮫島。
ふで子「フフフッ、いよいよあなたも大幹部だわね」
賀川雪絵さんと同じ女囚回にも出ている曽我町子さん。
男「おめでとうございます、社長」
こないだ見たばっかりの佐々木功さん。
先に部屋に戻った鮫島。男は、あんたと組むぜとふで子と手を取り合う。2人は鮫島を殺して2億円を手に入れ、2人で楽しく暮らそうと笑っていた。
近くの席で会話を聞き、大変だと焦る雨森とあたしが手を下すこともなさそうだわとほくそ笑むデラ。
ふで子たちは鮫島のカップに薬を入れていた。
部屋に入った鮫島は窓から見える富士山を見ながら、暗黒街に君臨するぞと決意を新たにした。風呂に入ろうとした鮫島と風呂から上がったユミが鉢合わせ。ユミはバスタオル1枚の姿で悲鳴を上げる。
部屋を間違えたと一旦は廊下に出た鮫島だが、ルームキーを持って俺の部屋だと戻ってきた。ルームナンバーを間違えたのはユミ。なんで鍵が開いたんだ!?
ユミは鮫島の顔を見て写真の男だと気付く。いい体をしていると褒める鮫島にこれでも女スパイの端くれと色っぽくふるまうユミだが、ベッドに押し倒され、悲鳴を上げた。雨森が乱入し、ユミを女殺し屋で、サウナをやっている帆足という社長に1000万円で雇われた女だと説明する。
帆足と聞いてユミに銃を向ける鮫島。ベルトを外して、ユミに帆足がどれかけ金を用意してるか脅すと、ふで子たちが部屋に入ってきた。やめてと片手を広げたユミに帆足が5億円用意していると勘違いした。
ふで子の持ってきたコーヒーを飲もうとした鮫島を止める雨森。
”ふで子命”と入れ墨を入れているふで子。そこは”鮫島命”じゃねえのかい。
鮫島は帆足を見張るようふで子たちに命じた。ふで子たちは鮫島たちが事務所を出てことを報告しつつ、今度こそ鮫島を殺すチャンスだとほくそ笑む。
襲撃なんかやめろと鮫島に説得する雨森。鮫島の頭を花瓶で殴って油断させ、鮫島を縛り上げ、雨森が襲撃に出かけることにした。
ふで子と男が来るまで潜み、雨森はユミを連れて帆足の車を待ち受ける。雨森はユミを銃で脅して、帆足たちを車の外におびき出すよう命令した。
ユミは道路の真ん中に出て帆足たちが乗ってきた車を止め、この車は狙われていると警告。赤頭巾をかぶった雨森がフラフラ出ていくと、本物の赤頭巾がマシンガンを撃ち続け、帆足と手下を射殺。
へ、こんなあっさり!?
赤頭巾は帆足のトランクを奪うが、そこをふで子たちが銃撃する。心臓発作を起こした赤頭巾が倒れ、ふで子と男が抱き合うと、男がふで子に背中を刺され、ふで子は邪魔者がいなくなったとトランクを提げ、男に銃でとどめをさして去っていった。
曽我町子さんめちゃくちゃスタイルいいな! 脚がきれいで長い。
車の下で隠れていたユミは、赤頭巾に近づく女を目撃。デラは赤頭巾の女房で、赤頭巾を連れて行った。
デラは何であんな変な帽子?をかぶってた!? 赤頭巾の妻で白頭巾をかぶってる?
部屋に戻ったふで子は鮫島を幽霊と勘違い。縛られたロープを切るふりをして鮫島を刺そうとしたが、部屋に戻ってきた雨森に止められた。
連絡がないので富士急ハイランドまでやってきた啓子はユミと合流。
いやいや、留守番がいなくていいのか?と、昭和ドラマを見ていると心配になる。
夜、寝ている鮫島と口笛を吹いてるふで子と見張りをしている雨森。ふで子が鮫島のベッドサイドに近づき、キスするふりをしながら銃を持って出ていった。雨森は酒を飲もうとしたが思いとどまる。
廊下から煙が入ってきたことに気付いた雨森は鮫島を起こし、逃げようとした。煙は廊下からふで子が入れていた。ロープを伝って先に降りた雨森。鮫島がトランク2個を落とし、鮫島が降りてきたがロープが切れ、窓にぶら下がった。落ちそうになった鮫島の下にトランポリン?を運んできた雨森。赤頭巾、デラが鮫島を狙うが弾みすぎて狙いが定まらない。
富士急ハイランド内をトランクを持って逃げる鮫島と雨森を狙うデラと赤頭巾。啓子とユミも駆けつけ、雨宮は女殺し屋と勘違い。雨森は銃で脅すふりをして逃げ、西洋鎧を着て隠れた。
トランク2つを持って逃げる鮫島がお化け屋敷に入り込む。お化けのふりをしたふで子に刺されそうになるが、何とか逃げ、赤頭巾をかぶった男を雨森と思って話しかけた。赤頭巾は鮫島を撃ち、逃げた先に雨森がいて、鮫島は逃げてフジヤマへ。デラ、雨森も乗っていた。ここから合成ね。逃げろ、逃げられないでひと悶着。
紋付き袴姿で総会へ行った鮫島。雨森とトランクを受付に預けた。引き換えに株券を受け取ろうとした鮫島だが、封筒には逮捕状と書かれていた。
顔の見えない受付から出てきたのは島。「証拠は、すべてそろってるんだ。観念するんだな」鮫島に手錠をかけた。
あら? 島ちゃんが手錠かけることもあるの? 特別室の小田切や壇が手錠をかけることはあっても、キイハンターは引き渡すまでが仕事じゃなかった?
広間にいた幹部たちも全員手錠をかけられていた。
ここで流れるのは「戦友」のエレキバージョン。寺内タケシバージョンかと思ったけど、ちょっと違ったな。
雨森「旦那、ダメですね、こりゃ」
鮫島は雨森の顔が映ったフィルムを渡した。安堵する雨森。落ちたフィルムを拾ったユミがキイハンターの谷口ユミだと自己紹介。
雨森「キイハンター?」
啓子「あなたにもいろいろ伺いたいことがあるの」
風間「どうぞゆっくりしていってください」
雨森「あんまりゆっくりもしてられないんで」
セリフないけど、吹雪さんもいるよ。
幹部たちが連行されていく。
雨森「旦那! 体だけはくれぐれもお大切に」
くしゃっと笑う鮫島。
プロデューサー:近藤照男
小野耕人
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脚本:池田雄一
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擬斗:西本良治郎
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音楽 :菊池俊輔
主題歌:キイハンター
非情のライセンス
作詩 :佐藤純弥
作曲 :菊池俊輔
唄 :野際陽子
テイチクレコード
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津川啓子:野際陽子…字幕緑
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吹雪一郎:川口浩
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島竜彦:谷隼人
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谷口ユミ:大川栄子
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風間洋介:千葉真一…字幕水色
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鮫島:ジェリー藤尾
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赤頭巾:小松方正
帆足(ほあし):田口計
鮫島の手下:佐々木功
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デラ:賀川雪絵
ふで子:曽我町子
酔っ払い:大泉滉
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帆足の手下:小林稔侍
ギャング1:木川哲也
ギャング2:土山登士幸
銀行員:山田甲一
高須準之助
ナレーター:芥川隆行
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雨森:玉川良一
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監督:鷹森立一
<プロフェッショナル・キイハンター。次のカラーシグナルは…狂気の武器ブローカー、世界的な死の商人。ニベサの財産を巡って起こる奇怪な物語。ニベサの相続権を争う2人の息子と2人の娘。娘の1人は日本の女性を母に持つサチコ。キイハンターはサチコになりすまして、スイス銀行に眠る莫大な財産の秘密、割り符の行方を追う。身の毛もよだつ恐ろしい結末が最後にどんな姿で現れるだろうか。次は…>
ミイラと棲(す)む
女の館(やかた)
最近、あらすじがちょっと短くなったのと、前回あたりから「キイハンター」「御期待ください」の文言がなくなった。タイトルに合った手書きになって、結構いい。
ま~、でもジェリー藤尾さんと玉川良一さんの組み合わせってそんなに面白いかなあ? あんまりツボに来ないんだよな。今回は2、3話分のゲスト+レギュラーメンバーって感じ。吹雪と風間が一緒にいるのがレアだし。ユミちゃん、かなり長くバスタオル1枚のシーンが続いて大変そうだった。

