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ドラマの感想など

【ネタバレ】キイハンター #129 海賊ども上陸三歩前

TBS 1970年9月19日

 

あらすじ

スカンジナビアの王家の血を引く混血娘ユリア。滅び去った王家がスイスに預けた2000万ドルの後継者。だが、ユリア姫を名乗る7人の女が登場。真のユリアだという証拠はマリアの像。しかも、相続権の期限切れが間近に迫っている。もうひとつの謎、ユリアの母が持っていた武田家20万両の埋蔵金。その在りかを示すキーは慈母観音像。2つの像を狙う凶暴な嵐の中にキイハンターは真のユリア姫を突き止めていく。

キイハンター

2026.3.27 J:COM BS録画

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黒木  啓子  吹雪

島   ユミ  風間

小田切 村岡  壇

 

KEY

HUN

TER  

 

黒木鉄也:丹波哲郎

 

津川啓子:野際陽子

 

吹雪一郎:川口浩

 

島竜彦:谷隼人

 

谷口ユミ:大川栄子

 

風間洋介:千葉真一

 

ナレーター<きょうもまた地球のあらゆるところで、陰謀、裏切り、暴動が渦巻く。その渦中に飛び込む彼ら。恋も夢も望みも捨てて非情の掟に命を懸ける。彼らの求めるものは自由、願うものは平和。彼らは、こう呼ばれた…>

 

国際警察特別室

 

    仲谷昇

中丸忠雄   宮内洋

 

KEY

HUN

TER

 

制作:東映・TBS

 

大型客船から降りてきた女性を陰で見ていた小田切が女性が乗った赤い車を追う。しかし、赤い車は銃撃され、運転手が撃たれて路肩に乗り上げて停車。小田切が見に行くと、運転手は「ステラ…ステラポラリス」という言葉を残して死んだ。助手席に乗っていた女性は突っ伏したまま。再び車が戻ってきて銃撃していった。

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服部マリさんって、いつも声が吹き替えっぽく聞こえるけど、地声?

 

国際警察救急病院

 

ソファで寝かされている女性。目が覚めて、目の間にいる小田切を恐れる。

小田切「大丈夫。僕は敵じゃない。心配しなくていい。落ち着くんだ」

女性「あたし、なぜここに? どうして病院にいるんです?」

小田切「襲われたんです」

 

通りかかっただけという小田切。ほかの車に撃たれ、運転していた男は死に、女性は額をグローブボックスにぶつけて気絶した。自分の名前を覚えていないという女性にグスタフ・ユリアというパスポートに書いてあった名前を教えた。フランスから来たことになっているが、名前から考えるとたぶんスカンジナビアの人。

 

何も思い出せないとパニックになるユリアを落ち着かせる小田切。撃たれた恐怖と車でぶつかったショックで記憶を失ったと思われ、内因性のものでないため、必ず記憶を取り戻せると励ました。

 

黒木の部屋

スライドに映し出されるグスタフ・ユリアの写真。カラー写真!

 

ユミ「美人コンクールの出場者?」

島「イカすねえ」

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次に映ったのは牧紀子さん。

 

島「いや、小田切さんのお嫁さん候補じゃない?」

 

次は初ゲストの三笠れい子さん。

 

風間「いいねえ。1人ぐらい僕に分けてくれない?」

小田切「フッ。今見たこの女性は皆、グスタフ・ユリアって名前なんだ」

啓子「分かった。テレビのクイズに出んだ」

 

小田切「違うんだよ。みんな、スカンジナビアって知ってるだろ」

風間「ああ、サウナ風呂の本場だ」

島「うん。フリーセックスの本場」

ユミ「何よ、エッチね」

 

島「じゃあ、なんか知ってんの?」

啓子「世界でいちばん福祉事業が発達した国よ」

小田切「そう。現代のスカンジナビアはね」

 

次のスライド

グスタフ王家系図

 

小田切「現在の王室は1814年、国民に選ばれて王位に就いた」

 

      ベローズ・ウルタフ

        |

ラムジオー=グスタフ一世=ネルコーエ

 

小田切「その前のグスタフ王朝は1811年、ナポレオンに滅ぼされたんだ」

啓子「グスタフ王朝? そういえば、さっきの女性は全員グスタフ・ユリアって言ったわね」

風間「分かった。グスタフ王朝のハレムの女たちだ」

 

小田切「いや、ここを見たまえ。ナポレオンに滅ぼされたグスタフ王朝の最後の後継者だ」

 

       グスタフ八世

        |

武田則子=グスタフ九世

     |

  グスタフ・ユリア

 

島「ええっ? じゃあ、あの女性、全部?」

 

小田切「いや、あのうちの1人。ほかの6人は偽者だ」

啓子「どれがほんとの女王様?」

小田切「このグスタフ7世がナポレオンに滅ぼされ、その孫のグスタフ9世は国を失ってヨーロッパ中を亡命し、昭和の始め、日本に来て、日本人と結婚した」

島「う~ん、シンデレラみたいだな」くすっと笑う啓子、風間、ユミ。

 

小田切「だが、この武田則子という女性もただの日本人じゃない。武田信玄の末裔だよ」

ユミ「へえ~、ステキだわ。ナポレオンに滅ぼされた王家の王子と…」

啓子「武田信玄の末裔のロマンスか」

風間「その子がグスタフ・ユリアか」

 

小田切「そう。しかし、このロマンスも悲劇に終わった」

ユミ「えっ? 離婚しちゃったの?」

小田切「いや、グスタフ9世と則子王妃は第二次大戦中、ナチに殺された」

ユミ「まあ、ひどい」

小田切「そのとき、4歳のユリアは一緒に殺されたと思われていた。だが、戦後10年たって、私がグスタフ・ユリアだと名乗って現れ、スイス銀行に預けられたスカンジナビア王家の2000万ドルの財産を要求した女がいた。それがこの女だ」

 

この女性は竹村清女さんかなあ?

 

小田切「スイス銀行はスカンジナビア王室から王家の正当な血統を示すマリア像を持っている人にのみ財産を渡すように言われていた。だが、この女はマリア像を持ってはいなかった」

啓子「偽者(にせもん)だったのね」

小田切「それから次々と7人のグスタフ・ユリアがヨーロッパに現れた。そして、つい最近、このユリアが日本に現れた」冒頭3人のスライドが次々出てくる。「あと1週間でスカンジナビア王室の財産の相続権はユリアからはなくなり、銀行に没収される。それなのになぜユリアが次々と日本に来るのか? 本物のユリアは誰か? 王妃が日本から嫁ぐとき、ついていった女性が日本に帰ってきているんだ。その人を見つければ謎は解けるかもしれない。誰よりも早く見つけて事件を解決したいんだ。とにかくよろしく頼む」

風間「よし、分かった」

 

小田切がユリアの病室に向かうと、先に歩いていた男が入っていった。男と殴り合い。

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お! 小林稔侍さんだ。

 

小田切に問い詰められても何も言わなかった男が病室の外から撃たれ、ステラポラリスと言い残して死んだ。

 

小田切「ステラポラリス? 北極星になんの秘密があるんだ?」

 

ユリアは小田切の目の前で医師に自白剤の注射を打たれた。小田切は催眠術師のようにユリアの発言を誘導し始めた。「ほ~ら、あなたは思い出した。何が見えます?」

 

ユリア「海が…青い海が。白いうち。白い船。大勢の人。男の人、女の人。きれいな着物を着た人がいっぱい踊っている」

 

着物…というかドレス。ダンスパーティー。

 

ユリア「ちっちゃな女の子。真っ白い服を着て。それから…ああっ! 兵隊だわ。人殺しよ! 助けて! ああっ、ああっ! 戦争よ!」

 

興奮状態に陥ったユリアは鎮静剤を打たれた。今日はここまで。

 

目覚めたユリアは船を見てステラポラリスと叫んだ。それ以上は思い出せない。

 

麻紀「あの船にマリア像があるのね?」

斉村「そうだ。俺が25年間、捜し求めて、ついに突き止めたんだ」

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いつメンの北原義郎さん。

 

麻紀「そのマリア像が手に入れば、あたしがスカンジナビア王室の本当の後継者、グスタフ・ユリアだってことが証明できるのね」

 

小幡「あの船に本当に慈母観音の像があるのか?」

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前回は服部マリさんと同じ119話に出演した上田忠好さん。

 

穴山「間違いない。俺は20年間、世界中を歩き回って、やっと探り当てたんだ」

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いつもの田口計さん。

 

小幡「その観音像さえ手に入れれば、武田勝頼の埋めた20万両の在りかが分かるわけだな」

穴山「そうだ。観音像のどこかに隠し場所が記してあるはずだ」

小幡「だけど、ユリアの自動車を撃ち、病室でわれわれの仲間を撃ち殺したやつらも俺たちと同じものを狙ってるんじゃないのかな?」

 

ユリアの病室

小田切「ステラポラリスは税関検査が終わったら西伊豆の木負(きしょう)湾につないで浮かぶホテルにするそうだ」

ユリア「あたしとどんな関係があるの?」

小田切「とにかく君が元気になったら船に行ってみよう。君はきっと何かを思い出すはずだ」

 

MISHIMA STATION

 

駅から出てきたサングラス・スーツの男2人。

穴山「沼津、木負湾のステラポラリスまで」

小幡「あと20分」

穴山「よし、急ぐんだ」タクシーに乗る。

 

船に乗っている斉村と麻紀。

斉村「この船で一気にステラポラリスまで直行だ」

 

  … HOTEL

SCANDINAVIA

 

小田切はユリアを車に乗せて、ステラポラリス…今はホテルスカンジナビアの前へ。

www.city.numazu.shizuoka.jp

ドラマ上の設定ではなく、スカンジナビア号って、ほんとにあったんだ!

 

総支配人室のドアがノックされ、中から榊原が出ると、銃を向けられた。「ハッ! なんだ? 貴様」

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12話以来の出演の根上淳さん。12話は牧紀子さんの初ゲスト回でもある。

 

穴山「2~3日、あんたの代わりがしたくてね。この船の隅から隅まで捜したいんだ」

 

捜したいものは古い慈母観音の像。そんなものはないという榊原だが、この船のどこかに必ずある、支配人代理にしろと要求する穴山。榊原は穴山に殴られて倒され、注射を打たれた。

 

小幡が船員を連れて総支配人室に入ってきた。

男「あっ…殺したのか?」

 

穴山「眠ってるだけさ。今から48時間。俺をこの船の総支配人代理とするんだ。従業員にそう知らせろ。警察に知らせたり、手向かったりすると支配人の命はないぞ」

 

ユリアの部屋を調べる小田切。ユリアは小田切が持っている鍵についた舵輪型のキーホルダーを見て、また何かを思い出しそう。

小田切はベッドルームと廊下の間のドアの鍵は絶対に開けちゃダメだと注意し、船内を見てみようかとユリアに言う。

 

斉村「さあ、船を捜してみよう」

麻紀「ええ。あと4日しかないわ。マリア像も捜し出さなければ、スカンジナビア王室の財宝は銀行に没収されてしまうわ」

 

小田切はユリアをホールに連れて行った。大勢の人がきれいな着物をしていてダンスをしていたことだけを思い出す。食堂のテーブルセットのスカンジナビアの紋章?を見て、幼いころを思い出す。今回、ノンクレジットだけど、ユリアの父役の人は時々、ゲストに出てくる外国人俳優さんじゃないか?

 

甲板に出たユリアは軍人たちが攻め込んでくることを思い出した。ナチ軍?

 

斉村「こんなことをして船中を捜してたら、いつになってもケリがつかん。支度をするんだ」

麻紀「支度?」

斉村「この船を借り切って船の連中を使い、一挙に大捜査するんだ」

 

白い制服に着替えた穴山が総支配人の榊原と名乗って、小田切とユリアに挨拶した。小田切は、この船が昔、スカンジナビア王室とどんな関係があったのか聞き、ユリアをスカンジナビア王室の最後の後継者、グスタフ・ユリア女王と紹介した。

 

同じく着替えた小幡がスカンジナビア王女だと白いドレスに着替えた麻紀を連れてきた。麻紀はグスタフ・ユリアと穴山に名乗った。

 

ユリア「あたしがグスタフ・ユリアで王女なんて冗談だったのね」

小田切「冗談か本当のことか、もう少したたないとはっきりしない」

ユリア「だって、ほんとの王女様が…」

小田切「彼女が本物かどうかまだ分からん」

 

斉村「総支配人、王女はスカンジナビアに由緒のあるステラポラリスが王女の母・則子王妃の祖国、日本に落ち着くことになって、大変喜んでおられる」

穴山「ありがとうございます」

 

斉村は、この船を1日、スカンジナビア王女の貸し切りにしたいと頼んだ。スカンジナビア王室にまつわる大事な秘密が隠されていると話すと穴山、小幡がアイコンタクト。

 

名越「その女は王女ではありません」

由美「私がスカンジナビア王女、グスタフ・ユリアです。その人は偽者です」

麻紀「失礼な。偽者は、あなたでしょ」

由美「総支配人、スカンジナビア王女としてこの船を借り切ります。ほかの方は皆、直ちに出てもらってください」

 

斉村「何を言うか! 貸し切りを申し込んだのは私が先だ」

名越「先であろうと、あとであろうと偽者は、とっとと消えうせろ」

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この方が袋正さん?

 

お互いに偽者といい合う斉村と名越。スカンジナビア王室の大事な秘密がこの船にあるという斉村にそれは何かと問う穴山。答えられた方が本物だと言う。

 

小田切「マリア像を捜してるのさ。スイス銀行に預けられているスカンジナビア王室の2000万ドルを受け取るには、そのマリア像がいるんだ。そのマリア像は、この船のどこかにある。そして、あと4日で財産相続の期限が切れる」

 

穴山「すると、そのマリア像さえあれば偽者の王女でも2000万ドルを相続できるわけですな」

小田切「そのとおり。その2人は、それを狙ってる偽者さ」

 

怒り出す斉村と名越。

 

小田切「ハハハッ。偽者どうしケンカは、やめたまえ。本物のグスタフ王女は、この方だ」

斉村「ちくしょう」

小田切「そうだ。君が殺したと思った本物のユリアだ」

斉村「何を? 出任せを言うな!」

 

小田切「2日前、日本に着いたばかりの彼女を襲ったのは貴様だな。運転していたのは、その女だ。マシンガンの引き金を引いたのは貴様の指だろ」

斉村「でたらめ言うな!」

 

名村は一緒になって斉村を責め始める。

 

小田切「もしかすると運転していたのは、その女でマシンガンを撃ったのは、あなたじゃなかったかな?」

名越「総支配人、こいつはキチガイだ!」

 

穴山「あなたのお名前は?」

ユリア「グスタフ・ユリア」

 

穴山「生年月日は?」

由美「1938年3月1日」

 

穴山「生まれた場所は?」

麻紀「ストックホルム」

 

穴山「そちらのユリアさん、ご両親の名前は?」

ユリア「…」

穴山「ご両親の名は?」

小田切「彼女はマシンガンで撃たれて恐怖から記憶をなくしたんだ」

 

笑い出す名越と斉村。「記憶喪失とは、うまい手を考えたな」

名越「だが、ほんとは偽者(にせもん)だから知らないんだろ」

 

斉村「ユリア、父の名は?」

麻紀「グスタフ9世」

 

名越「ユリア、母の名は?」

由美「グスタフ・則子王妃」

 

穴山「両親は、どうなされました?」

麻紀「ナチに殺されたわ」

 

穴山「どこで?」

由美「強制収容所で」

麻紀「ウソよ。この船の上です」

由美「違うわ。第二次大戦が始まったとき、私と両親はフィンランドにいたのよ」

 

穴山「それで?」

由美「ナチスドイツがフィンランドに侵入してきたんで父と母は、ちょうど入港してた、このステラポラリスでイギリスへ脱出しようとしたのよ。4歳の私は知り合いの家へ預けられたわ。そして、この像が私の未来のすべてを決める。パパやママに万一のことがあったら、この像を捜し出すように、そう言って母は像を持ってステラポラリスに乗り込んだわ。でも、イギリスへ行く途中、ナチの軍艦に捕まったの。そして船は没収。乗客は全員、強制収容所に入れられた。でも、その前に父は、この船にマリア像を隠したんだわ」

麻紀「ウソつき。あたしはステラポラリスに乗ったわ。両親と一緒に。そして全員、舷側(げんそく)に立たされて撃たれたのよ。乳母があたしを抱いて海に飛び込んだので、あたしは助かったのよ」

由美「ウソだわ。私は乳母と一緒にフィンランドに残った」

麻紀「みんな一緒にこの船に乗ったのです」

 

穴山「それで、肝心のマリア像は、どこにあるんです?」

麻紀「父が隠したんです」

由美「この船のどこかに」

 

小田切「ハハハッ、本物の王女だったらマリア像の隠し場所を知ってるはずだ。グスタフ9世は必ず娘に隠し場所を教えている」

麻紀「教わらなかったわ」

由美「私だって」

 

小田切「だから君たちは偽者だというんだ」

斉村「じゃあ、彼女は知ってるというのか?」

小田切「ああ、知ってる」

斉村「マリア像は、どこにある?」

名越「言え。隠し場所はどこだ?」

 

穴山は水掛け論の堂々巡りになるからいったん部屋へ引き上げるように言う。40年前、則子王妃が嫁いだときに侍女として一緒にヨーロッパに渡り、ユリア王女の乳母となった方がこの近くにいて、その方をお連れする。

 

小田切はその案に賛成する。「偽者たちはバレるのを恐れて反対するだろうな」

 

それぞれが部屋に戻った。

 

小幡「どうするんだ?」

穴山「やつらを待たせてる間に船を捜して頂くものを頂いちゃうんだよ」

小幡「なるほどね。けど、この船は宝の山だな。慈母観音だけじゃなくて、そんなマリア像まであるなんて…」

穴山「バカ。両方ともおんなじもんだ」

小幡「ええっ?」

穴山「両方とも赤ん坊を抱いてる。日本の慈母観音像を向こうじゃマリア像だと思ったんだよ」

小幡「なるほどね。ふ~ん」

穴山「運が向いてきたぞ。スカンジナビア王室の2000万ドルと武田信玄の20万両、そっくり頂きだ」

小幡「フフッ」

 

ユリア「あたし、本当に王女様なの?」

小田切「分からん」

ユリア「じゃあ、偽者?」

小田切「それもまだ分からない。さあ、落ち着いて。あなたの乳母だった人が来れば、すべてがはっきりする」

 

船にナチ軍が攻め込んできた光景を思い出し頭を抱えるマリア。「あたし、いったい誰なのかしら? どうして日本へ来たのかしら?」

 

斉村は邪魔者は消してしまおうとマシンガンを手にする。名越と由美の部屋へ行くと、2人は既に死んでいた。

 

小田切とユリアがいる部屋に相談があるとドアを開けさせ、マシンガンで脅す斉村。名越たちを殺したと疑われ、小田切は部屋から一歩も外に出ていないと話し、ほかにもマリア像を狙ってるやつがいると指摘する。

 

小田切たちを殺そうとする斉村にわれわれを殺したらマリア像の在り場所は分からないと言い、ユリアに催眠療法で船底だと聞きだしたと話した。

 

船底へ行ったものの思い出せないユリア。斉村を油断させ、殴る小田切。麻紀が銃でユリアを脅していたが、人間の手をを見つけ、悲鳴を上げる。

 

榊原総支配人が薬で眠らされていた。斉村と小田切は穴山が偽者だと気付く。乳母を呼ぶと言ったのもウソで時間稼ぎしてると知った斉村はマシンガンを麻紀に預け、穴山のところに行った。

 

斉村は穴山を拳銃で脅して船底へ。穴山は武田家伝来の仏像で則子王妃が嫁に行くとき持っていった慈母観音像を捜していると白状した。その中に武田家の20万両の埋蔵金の地図が入っている。

 

銃を持った小幡が現れ、拳銃、マシンガンを捨てろと脅した。穴山は斉村を殴り、偽者のマリアだから殺したと言い、麻紀に則子王妃は、どちらの足が悪かったか聞く。左と答えた麻紀をマシンガンで撃ち殺し、則子王妃は、どっちの足も悪くないと斉村も撃ち殺した。

 

マシンガンを見て記憶を取り戻したグスタフ・ユリア。あのとき、ナチの人殺しが今のようにマシンガンを撃った。

 

ユリアは強制収容所に連れていかれたのではなく、船の上で撃たれたのでもなく、そばの無人島に全員上陸させられ、銃撃された。

 

穴山にマリア像はどこだと脅され、マストの守護神を飾るところにはめ込んであると思い出したユリア。

 

穴山の手下がマストを見たが、何もなかった。小田切は誰かに盗まれたというが、穴山は信じない。そこに風間と島が拳銃を持って登場! おお~!

 

小田切は小幡を盾にし、穴山たちの銃撃をかわした。うわっ!

 

風間が銃を撃ち、隙を突いて逃げた小田切とユリア。

 

風間が手下に追いかけ垂れたのを助けたのは島。「お手伝いしますよ」

風間「サンキュー、ベイビー」

 

今度は島のピンチを風間が助けた。「どっこいしょと…お手伝いしますよ、坊や」

島「ええ。お願いします」

 

追いかけられた風間と島が鉢合わせし、飛び込んだ先が船上のプールだった。

男「手を上げろ!」

風間「坊や、ごめんね。プールあるなんて知らなかったもんだから」

島「こんないい船、乗ったことないもんね」

風間「そうね」

 

そのピンチを救ったのは小田切。

2人「お世話になります」

 

穴山は三方を風間、島、小田切で取り囲み、風間がマシンガンを奪って倒した。

 

ユリアの目の前には体の自由が利くようになった榊原総支配人がいた。グスタフ・ユリアと分かると、きのうの昼、偶然に船首のマストに登った船員が見つけて、由緒がありそうだから金庫に保管していたと言う。

 

風間、島がばあやを連れてきた。乳母と感動の再開。

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この方、藤井まゆみさんだろうか?? 

 

榊原総支配人がマリア像を出し、風間、島、小田切と見て、小田切はマリア像が抱いた地図も見つけた。ユリアが日本に来た目的は乳母に会い、母のふるさとのことを聞くこと。地図は日本の財産ですから、と日本の福祉施設に寄付するよう頼んだ。

 

風間、島、小田切の前にグスタフ・ユリアが現れ、小田切の前に来て、ダンスに誘った。ホールで踊る小田切とユリア。風間や島も踊る。

 

夜、船の甲板の上

ユリア「あたし…あたし、もう一度、記憶を失いたい。ただのユリアであなたと同じ部屋に泊まっていた日が懐かしい」

 

小田切はユリアの手を取り、甲板の上で踊った。

 

プロデューサー:近藤照男

        小野耕人

*

脚本:佐藤純弥

*

擬斗:日尾孝司

*

音楽 :菊池俊輔

主題歌:キイハンター

    非情のライセンス

作詩 :佐藤純弥

作曲 :菊池俊輔

 唄 :野際陽子

    テイチクレコード

非情のライセンス

非情のライセンス

  • 野際陽子
  • 歌謡曲
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

*

津川啓子:野際陽子…字幕緑

*

島竜彦:谷隼人

*

谷口ユミ:大川栄子

*

風間洋介:千葉真一…字幕水色

*

小田切慎二:中丸忠雄

*

榊原総支配人:根上淳

グスタフ・ユリア:服部マリ

*

麻紀:牧紀子

斉村:北原義郎

穴山:田口計

*

由美:三笠れい子

小幡:上田忠好

名越:袋正

小林稔侍

*

木川哲也

藤井まゆみ

竹村清女

山田甲一

土山登志幸

仲塚康介

*

比良元高

西本良治郎

清水照夫

和田年明

ナレーター:芥川隆行

*

監督:小西通雄

 

<プロフェッショナル・キイハンター。次のカラーシグナルは…マタロの神の秘密。ルビー、ヒスイに散りばめられた王家の宝。戦争中、日本軍の手によって奪われたが、王家の血を引く火のような激しい娘と、そのきょうだいが宝の行方を捜して日本にやってきた。だが、偶然にもキイハンターの親友だった作家の別荘にマタロの神の謎が秘められていた。休暇を楽しむはずのキイハンターは恐ろしい命懸けの宝探しに巻き込まれ、傷ついた親友の作家を助けて危機一髪の大活躍>

 

キイハンター

(しば)り首の木の

        ある家

                に御期待下さい

 

やっぱり佐藤純弥さんの脚本ってなんか独特。

 

小田切さんって、風間さんや島ちゃんが正統派の正義の味方に見えるのに対し、ダークヒーローっぽく見える。なんかうさんくさいのよ。あの低音ボイス!?