徒然好きなもの

ドラマの感想など

【ネタバレ】黒の超特急

1964年 日本

 

あらすじ

自動車工場の誘致のため、土地買占めに協力した田舎の業者。実はその土地が超特急路線用地の買い占めと分った彼は、莫大な利益を得た都会の業者のカラクリを暴き、政界のボスに戦いを挑む。

2026.3.3 BS12録画。大映映画特集

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これは

架空の物語である

したがって登場人物

およびその背景は

すべて虚構である

 

大映株式会社製作

 

     に わ せ

           庭     瀬

        NIWASE

なかしよう おかやま

NAKASHO  OKAYAMA

 

桔梗不動産に入った中江。東京から来たというけど関西弁。桔梗に、ここではゆっくり話ができないと岡山の料亭に誘った。土地を買収したいため、地主を口説いてほしいと頼まれる。

 

企画:藤井浩明

原作:梶山季之

   光文社版「夢の超特急」より

脚本:白坂依志夫

   増村保造 

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音楽:山内正

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桔梗敬一:田宮二郎

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田丸陽子:藤由紀子

財津政義:船越英二

中江雄吉:加東大介(東宝)

*

千波丈太郎

小林:春本富士夫

工藤:石黒達也

加田:早川雄三

検事:花布辰男

旅館の主人:上田吉二郎

*

刑事A:守田学

大藤:高村栄一

公団の守衛:大山健二

証券会社の社員:中條静夫

長沼博子:町田博子

隣りの奥さん:目黒幸子

煙草屋のおかみさん:村田扶実子

財津の夫人:穂高のり子

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すし屋の板前:小山内淳

公団の受付:酒井三郎

肉屋の店員:中田勉

谷謙一

やくざ風な男:橋本力

料亭の女中:三島愛子

旅館の女中:松村若代

東西開発の事務員C:真杉美智子

有島圭子

不動産屋の若い女:大西恭子

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東西開発の事務員B:高見貫

東西開発の事務員A:小杉光史

槙俊夫

隅田一郎

佐々木正時

毛利敏夫

公団の係長:杉森麟

杉山明

米沢富士雄

超特急の客:竹内哲郎

やくざ風な男:九段吾郎

公団の人事課員:南堂正樹

刑事B:原田詃

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監督:増村保造

 

桔梗は地主たちを連れて新幹線で上京し、中江と土地売買の契約を結ぶ。中江を得体のしれない男だという地主もいたが、土地を売って、そっくり銀行に預けて利息で暮らすという者もいた。

 

料亭で土地の調印式。中江は三ツ星銀行の保証小切手を地主たちに渡し、桔梗への手数料だけは現金で払うという。あすから3日からは高級ホテルに泊まり、東京タワーやナイトクラブなどを桔梗が案内して観光する。

 

その後、株が暴落し、中江から手数料2400万をもらったものの大損した桔梗。

 

証券会社の社員が中条静夫さんなのは分かった。今までの大映映画にも名前は、あったんだけど、どこに出ていたか分からずじまいだったんだよね~。

 

桔梗の不動産会社に元地主の1人が家を新築したり、二号を囲ったりで金がなくなったと借金を申し込み、売った土地が新幹線公団に高額で売られたことを話した。

 

桔梗は上京し、中江が最初から新幹線が通ることを見越して土地の先買いをしたのだと指摘し、仲間にするよう持ちかけたが、断られた。桔梗は、中江の事務所で会った田丸という美人のあとをつけ、近所の女性たちに聞き込みをする。

 

田丸陽子、26歳。新幹線公団で秘書をやっている。

 

西日本新幹線公団

受付に行き、秘書の田丸陽子に会いたいと言ったが、人事課で調べても在籍しておらず、2年前に円満退職したことが分かった。

 

桔梗は財津政義という専務理事を見かけた。船越英二さん。

 

旅館の主人に宿代の催促をされる桔梗。旅館には中江がやってきたが、誘いを断った。

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宿の主人は時々、「キイハンター」にも出演している上田吉二郎さん。

 

朝、出勤していく陽子をつける桔梗。陽子は赤坂の毛利マンションに入っていった。

 

マンションの近所のすし屋に入り、聞き込みをすると、陽子は立派な紳士の二号で、出前もするし、店に来ても高いものを食べると話した。

 

着物に前掛け姿で歩いている陽子を見た桔梗があとをつけると、肉屋でステーキ肉を買っていた。この辺でステーキを週に何度も食べているのは奥さんのところだけと店員に言われていた。

 

陽子のいる長沼宅を訪ねた桔梗。マンションを買ってくれたのは中江さんか財津さんかと聞く。警察に届けるという陽子だが、桔梗は陽子の母に話すと脅す。10万払うか、俺と遊べというと二度と来ないと約束して、と服を脱ぎだす陽子。めちゃくちゃスタイルがいい~! 

 

桔梗は陽子が自分の体より金が大事だと気付き、俺と組まないか?と持ちかけたが、断られた。

 

中江と財津が会っていた。桔梗が周辺を嗅ぎまわっているため、中江は財津に陽子と手を切るように言うが、財津は渋る。

 

毛利マンションに行って、陽子に話しても、陽子も嫌がり、ほかのマンションを買ってほしいと要求した。

 

桔梗の部屋を陽子が訪ねてきた。昼間、聞かれたくない話をするには最適だと連れ込みホテルに呼び出した桔梗。陽子は桔梗の分け前の半分を要求する。

 

財津の奥さんは結核で長いこと寝たきり。財津の趣味は壺収集。財津の秘書をしていた陽子は中江に食事に誘われた。

 

料亭の女将は中江の妻。中江は陽子がお金を欲しがっていることを私立探偵を使って調べていた。陽子は昭和12年生まれ、父を列車事故で亡くし、以降、母が家政婦として稼いでいたが陽子が18歳にときに過労で倒れ、バーで働きながら女子大に通う。大学時代は妻子ある大学教授と熱烈恋愛するが別れた。昭和34年、西日本新幹線公団に就職。結婚より店を出したいと友人に語る。

 

中江は財津の二号になることを提案する。月25000円の月給では夢が叶えられない。二号になれば1年で店が出せる。陽子は財津を誘惑して、ホテルに誘い出した。お金のない辛さが身にしみているため、財津に気持ちはない。男なんかに頼らない、1人で生きていきたい。財津に別れをほのめかすと、財津はすがりつき、陽子はアパートを借りて一緒に暮らしてほしいと頼んだ。

 

陽子は財津から月10万、中江から月50万をもらう生活を始めた。

 

中江は財津をゆすりにかかる。財津の妻は大物政治家・工藤の一人娘。新幹線が通るルートが知りたいと迫る。今度は工藤を強請る。

 

陽子は中江から別れろと言われていると財津に相談し、思い出に一緒に写真を撮ってほしいと頼んだ。写真を撮っていると、中江がやってきて、カメラを没収し、陽子を強請るための道具だという。

 

陽子は、はじめは金のためだったが、今は好きだとしおらしく言うが、財津はマンションから出ていった。

 

連れ込み宿で桔梗と会う陽子。カメラは失敗したが、桔梗はレコーダーをしかけることを思いつく。しかし、財津はもうマンションに来ないと陽子が言う。

 

中江と財津に工藤は女を始末しろという。ひー!

 

殺しと聞いて、さすがにビビる中江。

 

桔梗は中江に夜、四谷の料亭に来るよう言われ、財津は陽子に今夜、マンションに行くと電話した。工藤は財津にいずれ政治家になればいいという。

 

桔梗と陽子が会っている。桔梗はテープを仕掛ける最後のチャンスだというが、陽子は罠じゃないかと恐れる。金が欲しい桔梗はマンションに行くよう言う。財津に睡眠薬を飲ませて裸にして写真を撮る。

 

料亭で待ち続ける桔梗だが、7時過ぎても来ないため、料亭を出た。しかし、料亭を出ると、3人の男からボコボコにされた。

 

陽子のマンションを訪ねたのは中江。財津は別なところにいると誘い出そうとしたが、陽子は外に出るのを嫌がる。中江は桔梗と陽子がつながりがあることを分かっていて、陽子を責め立て、陽子の首を絞め殺し、花瓶にテープレコーダーが仕掛けられているのも見つけた。

 

陽子の死体を背負って階段を降りる中江。高級マンションでも当時はまだエレベーターはなかったか。マンション脇に止めていた車に乗せる。

 

ボコボコにされた桔梗がタクシーでようやくマンションにたどり着いた。合鍵で部屋に入るが、無人でテープレコーダーもない。

 

中江を呼び出し、売りたいテープがあるという桔梗。レコーダーは花瓶と本のケースにも仕掛けていた。中江は1億円払うというが、桔梗は新幹線で儲けた2億を出せという。陽子は東京湾で石をつけて沈めたと聞くと、桔梗はテープを渡さないと言い出す。金は欲しいが、人を殺してまで欲しいと思わない。陽子の苦しむ声を聞いて考えが変わった。陽子の喜ぶことがしたい。

 

陽子の最期の声を何度も中江に聞かせると、中江は桔梗の首を絞めた。しかし、桔梗が反撃し、中江の首を絞める。どうせ死刑になるんだからな、と玄関前に張っていた刑事を中に入れ、テープと共に中江を引き渡した。

 

桔梗は陽子の死体を確認した。

 

刑事から工藤や財津を逮捕できそうだと感謝された。ただ、金が欲しかったのに陽子を殺してしまったと立ち去った。

 

中江は死刑になりたくないと一切合切白状すると検事に言う。

 

マンション殺人事件急展開

 

新幹線公団汚職に発展

 政財界の大物に波及か?

 

鍵を握る犯人中江の自供

 

列車に乗って新聞を読んでいた桔梗は脇を通る新幹線を見て窓を閉めた。(完)

 

0.1%くらいは良心が残っていたらしい桔梗。でも、陽子が死ぬ展開は後味が悪すぎる~。邦画って大体そうなんだけども!

 


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