TBS 1974年3月15日
あらすじ
花田病院に、大熊虎吉(小松方正)と大八(坂上忍)と名乗る妙な親子がやってきた。息子の大八は盲腸炎を患っており、手術自体は大吉(宇津井健)によって無事完了したものの、入院手続きの際にこの親子が保険証を持っておらず、それどころか住所不定であることが判明する。
2025.2.7 BS-TBS録画
花田外科病院
今こそ二宮尊徳先生を見直す時が参りました、と徳子が看護師たちにお説教。いつの間にかロビーに二宮尊徳像! 尊徳先生は石油危機を先取りし、倹約をモットーとしていた。消費は美徳という時代は終わった。富田も一緒になって倹約について語る。入浴は夜9時までに済ませる。看護師はみんな寮生活!?
富田は女子寮を専門に荒らす下着泥棒の手配書を見せた。ひな子は手配書の写真が富田先生によく似ていると指摘。
30才位
下着ドロで…
身長165センチメートル
髪が短い、一見…
チラッと見えた手配書。似てるかあ!?
花田大吉:宇津井健
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花田秀子:倍賞美津子
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花田徳子:冨士真奈美
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岩崎明夫:水谷豊
花田悦子:山口百恵
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花田きり:葦原邦子
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悠木ひな子:春川ますみ
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悠木次郎:夏夕介
富田淳:橋本功
岩崎千代:初井言栄
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鈴木初恵:紙じゅん
寺田町子:深沢裕子
渡辺桃子:青山美樹
ナレーター:浦野光
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大熊虎吉:小松方正
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谷村昌彦
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大熊大八:坂上忍
松山新一
相川圭子
荒砂ゆき
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花田誠一郎:松村達雄
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脚本:加瀬高之
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プロデューサー:野添和子
山本典助(TBS)
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家具提供:家具の大正堂
衣裳協力:ミカレディ
医療器具:アコマ医料工業㈱
協力:鎌倉市
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音楽:青山八郎
主題歌「パパは恋人」
作詞:千家和也
作曲:都倉俊一
編曲:高田弘
歌:山口百恵
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監督:瀬川昌治
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製作:大映テレビ株式会社
TBS
手術室から出てきた大八。大吉がおとなしくしてれば元気になると言うとはい!と元気に返事した。
院長室
大吉はベッドの増設に反対、ベッドを増やすなら看護婦を増やしてほしいと徳子に訴えたが、聞き入れてもらえない。しかし、大八の入院する部屋がなく、ベッドの増設に嫌々ながら賛成した。
大八に付き添うために生活用品を持ち込んだ寅吉だったが、徳子に完全看護だと反対された。しかし、大吉は寅吉の付き添いを認めるよう徳子に頼んだ。千代は身元のしっかりしない人は本来入院させない規則だと言う。
大吉たちの部屋
大吉も悦子と2人きりの時は大変だったと秀子に語る。
悦子は「春風のいたずら」を今日も歌う。
大八たちの部屋に来たひな子。寅吉も大八もじっとひな子の顔を見る。眼鏡をかけた大八は、目が悪いので間違えましたと謝る。隣のベッドのけが人は谷村昌彦さんだな!?
谷村昌彦さんは1話で花田花子像を運んでたけど、多分、別の役なんだろうね。
大八たちの部屋から窓辺でギターを弾き語る悦子が見える。
医局
下着ドロの手配書が貼られている。富田と明夫は将棋をしているが、富田はご機嫌で歌を歌っている。浪曲?
これかなあ? 歌詞に寛一お宮と出てきた。
千代が下着ドロが寅吉に似てると話し、富田や明夫に注意される。
夜中、起きた寅吉が病室から出て行った。
翌朝、看護師たちが千代にブラジャーやパンティーが盗まれたと訴えた。刑事が駆けつけ、話を聞く。刑事がケーシー高峰さん、警官が佐山俊二さん。
佐山俊二さんも別の役か。
別のドラマだけど、「たんとんとん」の警官とそっくり。チョビ髭だし。
刑事は被害届を出してほしいと言う。
ダイニング
みんなでパンティー、パンティーって。1人だけ盗まれなかった徳子がせいぜい派手なパンティーを履くと宣言。何言ってんだ。
事務長室
富田は寅吉を下着ドロと疑う。徳子は大吉の弱みを握れると笑う。
夜、初恵が見回り。富田はこっそり張込みをしている。大八は明かりのついた悦子の部屋を見つめる。11時過ぎてもまだ勉強している悦子。
医局にお湯をもらいに来た寅吉と富田が鉢合わせ。寅吉は富田を手配書の写真と似ていると指摘した。
花田外科病院
朝、悦子の部屋を見ていた大八は悦子に手を振られて振り返した。
大八の隣のベッドの上で花札をしている患者たち。大吉たちが院長回診に来たので、慌ててやめた。回診が終わり、大吉たちが出て行くと、また花札再開。しかし、秀子が入ってくるとまたやめた。秀子は悦子からプレゼントされた本を大八に渡した。
夜、ひな子が悦子がプレゼントした「家なき子」を読み聞かせ。悦子は窓辺で「時には母のない子のように」を演奏した。
ひな子は泣きながら「家なき子」を読んだが、大八は本の内容を知っていた。
盲腸の手術をした大八のおならが出た。
医局
翌朝、富田は明夫に寝不足で注射を打ってもらっていた。
夜の花田外科医院
11時過ぎ、ロビーで張り込んでいた富田。怪しげな男をつけると誠一郎だった。
朝、花田花子像に挨拶している看護師たち。銅像の後ろで富田が寝袋に入って寝ていた。
夜、尾行に失敗した富田はそのへんで用を足そうとして、誠一郎と会い、連れション。2人で屋台のおでん屋へ行くと寅吉がいた。寅吉に連れられてキャバレーへ行った富田と誠一郎。富田は徳子に電話をかけて報告。誠一郎も若い女性に囲まれてニヤニヤ。寅吉はトイレに行く振りをして帰ってしまった。
徳子と千代は寅吉の荷物を漁り、女物の下着を見つけ、富田が警察に通報した。
大八は窓辺の悦子のシルエットを見ていた。隣のベッドの男はいびきがうるさく、大八はタオルをかけて、部屋を抜け出し、花田家に入った。秀子が見つけ、話をしようとすると「おばさんには話せません」。秀子は嫌な顔せず、悦子のところへ連れて行った。
ほら、やっぱり70年代は、子供におばさんと言われても”お姉さんでしょ!?”とは言わない。秀子だってまだ20代なのに。
事務長室
秀子は女物の下着は大八の母親のもので大八の母親は生きていると悦子に打ち明けたことを徳子たちに話した。母親が死んだと言うと世間の人が同情してくれる。
ロビーで寅吉が「泥棒!」と叫んで男ともみ合っていた。大吉が寅吉をもみ合っていた男を捕まえた。下着を隠し持ち、キャミソールを着用し、えへへと笑う変態だった! ん? これが梅津栄さんだろうか?
寅吉は妻が水商売をしていると聞き、夜な夜なキャバレーなどを捜し回っていた。刑事が酔っ払った誠一郎を連れ帰ってきた。
リヤカーに荷物を積んで寅吉と大八は退院していった。おっ、大八も黄色い巨人帽をかぶっている。
ひな子は大八にお守りを渡し、悦子は鉢植えの花をプレゼントした。大八は寅吉のリヤカーに乗っていつまでも「さようなら」と手を振った。(つづく)
ゲストの多い回。再登場は多いけど、みんな別の役なのね。坂上忍さんは当時の子役の中では抜きん出て上手。前にゲストに出た水野哲さんも上手だった(「ありがとう」の太ちゃん)。水野哲さんは劇団若草で杉田かおるさんと同期、坂上忍さんの先輩。ほ~。


