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【ネタバレ】🈟顔で笑って▼第1回「二十八回目のお見合い」

TBS 1973年10月5日

 

番組内容

永遠のスター・山口百恵の連ドラデビュー作。1973年に制作されたこのドラマで山口は、宇津井健と初の父娘役で共演している。本作の共演がきっかけで、翌年の1974年には大映テレビドラマの名作“赤いシリーズ”第1弾の「赤い迷路」が制作される。

百年あまり女系が続く鎌倉の外科病院を舞台に、院長に就任した有能な外科医とその家族、病院のスタッフ、そして患者たちとの日常を描いたホームドラマ

 

あらすじ

鎌倉で明治以来続いている花田外科病院の院長は代々婿養子だ。病院の経営権は花田家の女から女へ受け継がれ、院長はただの飾り物にすぎない。現院長の誠一郎(松村達雄)も、妻のきり(葦原邦子)や娘の秀子(倍賞美津子)、義妹の徳子(冨士眞奈美)にはまるで頭が上がらない。

パパは恋人

パパは恋人

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2025.1.7 BS-TBS録画

 

オリジナルのまま放送しておりますので、

番組中の表現は当時のものです。

ご了承ください。

 

アニメーションの魚がウインクした後映ったのは鎌倉の大仏様。近くを通り過ぎたトラックの助手席の男は大あくび。谷村昌彦さんだね。地図?を見ながらあちこち走る。荷台にはブロンズ像を乗せている。荷台の後部に初心者マーク、側面には”型造ンサ”。男はとうとう眠りこけ、手から離れた地図はブロンズ像に張り付き、目的地の花田外科病院を通り過ぎた。

 

800年の歴史を持つ鎌倉、花田外科病院も99年の歴史を持っている。

 

ここまでがロケで病院はセット。フィルム撮影っぽいのにセットなんだ!?

 

診療科目

 外科

 整形外科

院長 花田誠一郎

医師 富田 淳

医師 岩崎明夫

入院応需

受付 午前九時~十一時

   午后一時~四時

 日𫞂日祭日は休診します

花田外科病院

 

病院は4年前に新築された。

 

 正三位勲三等医学博士

花田花子刀自之像

 

病院の待合室には、ブロンズ像の台座だけがある。ここにあの胸像が乗る。創立者は花田花子、明治の女傑。以来、花田家は女性の血筋で代々院長は婿養子。

 

看護婦はブルーの制服。外科部長の富田医師はイッちゃん! または信子の長兄! 

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橋本功さんの次に出てきた岩崎医師は水谷豊さんなのか。髪型が違って分からなかった。看護師長の初井言栄さんと水谷豊さんは親子なのね。

 

院長・花田誠一郎は松村達雄さん。60歳。先代のヤヨイばあさんに気に入られていた。医師が3人、看護師が4人。遅れてきた看護師は春川ますみさん。「おやじ太鼓」だと初井言栄さんと春川ますみさんが親子だったねー。

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初井言栄さん、春川ますみさんの後を歩く松村達雄さん。お尻を揺らして歩く看護師を見ている院長。病院の経営はすこぶる順調。「それぞれの秋」といい、春川ますみさんってお色気要員なのね~。

 

病室の前で聴診器を肩にかけ、病室に入る。ここでオープニング。結構ここまでに情報が詰まってる。字幕ほしい~。

 

魚のアニメーション

 

山田大吉:宇津井健

*

花田秀子:倍賞美津子

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花田徳子:富士眞奈美

花田きり:葦原邦子

*

岩崎明夫:水谷豊

内田久利子:川口晶

山田悦子:山口百恵

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悠木ひな子:春川ますみ

吉本玉代野添ひとみ

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富田淳:橋本功

岩崎千代:初井言栄

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花田誠一郎:松村達雄

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鈴木初恵:紙じゅん

寺田町子:深沢裕子

渡辺桃子:青山美樹

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大妙寺:松山英太郎

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江本:谷村昌彦

ナレーター:浦野洸

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石井富子

高野英子

関口久美子

立花房子

フアン友美

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吉本太郎:フランキー堺

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脚本:下飯坂菊馬

   瀬川昌治

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プロデューサー:野添和子

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家具提供:家具の大正堂

衣裳協力:ミカレディ

医療器具:アコマ医料工業㈱

協力:鎌倉市

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音楽:青山八郎

主題歌「パパは恋人」

 作詞:千家和也

 作曲:都倉俊一

 編曲:高田弘

  歌:山口百恵

    宇津井健

*

監督:瀬川昌治

*

製作:大映テレビ株式会社

   TBS

 

役名ありでありがたい。アニメーションのオープニングが今までの赤いシリーズに比べて格段にふるーい昭和ドラマって感じに見えた。これが大映ドラマなのね。「それぞれの秋」と同時期にやってたドラマと思うと、やっぱり古く感じる。あどけない百恵ちゃんの歌声。

 

医局

事務長の花田徳子は人手不足だと院長にも物おじせず厳しく言う。

 

待合室

ブロンズ像が届かないことを看護師たちに文句を言う徳子。

 

事務室では家政婦・久利子が電話をしていた。今晩のお見合いのお料理を注文していたと言うが、徳子はお寿司を注文していたと驚く。ここのお嬢さんの27回目のお見合い。

 

久利子は徳子から給料をもらい、3万円貯金し、仕送りもしていると話す。川口晶さんってこんな感じだった?

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犬神小夜子だよね。

 

花田家

誠一郎の妻・きりはお見合いの準備でピリピリ。誠一郎は娘の秀子のお見合いに乗り気ではない。きりにも徳子にもきつく当たられる誠一郎。秀子の見合い相手も自分たちの言うことを聞きそうな誠一郎のような男ならいいと高笑いする徳子ときり。

 

吉本家

妻をアゴで使う吉本をうらやましがる誠一郎。これはこれでどうなの~!? 誠一郎は吉本に血圧を測ってもらう。山田大吉に話をしたか?と聞き、男の権利を回復してもらいたいと話す。婿候補?

 

育仁会(いくじんかい)病院

レントゲンを見ていた大吉は頭でゆで卵を割る。石井富子さんは看護師ね。

 

ポータブルラジオで競馬中継を聞きながら歩いていた誠一郎がふらついて倒れた。トラックの男から花田病院はありませんか?と聞かれ、立ち上がってトラックの荷台のブロンズ像をどっかで見たばあさんだなあといって、再び倒れた。

 

吉本の診察で脳溢血とされた。目を開けた誠一郎は「大吉を…」と言う。きりの手を握り「わしのあとを任すのは大吉」という。吉本は山田大吉は大学の後輩で育仁会病院の外科部長をしていると説明。再び目を閉じた誠一郎を見て大泣きするきりと看護師たち。吉本はひとりにしたほうがいいと看護師たちや富田、岩崎医師が部屋を出た。

 

吉本は2人きりになると誠一郎に「随分芝居がうまいですね」と褒めた。誠一郎は山田大吉を跡取りにしたくて一芝居打ったのだった。

 

久利子が寺の住職が来ていると徳子たちに話した。玄関にいたのは紋付き袴の大妙寺と名乗る男。松山英太郎さんは松山省二さんのお兄さんだよね? 声が似てる。きりが家に招いた客だった。

 

徳子が育仁会病院に電話すると、看護師から娘さんとデートでもう帰ったと言われた。四ツ葉女学園の中等部…と聞いて電話番号を聞く。富田が山田大吉のことを調べていた。昭和13年生まれの福岡出身。院長と同郷。医大を昭和37年に卒業し、学生結婚した妻は亡くなっている。誠一郎は両親を早く亡くした大吉に学費援助をしていたらしい。

 

四ツ葉女学園に入っていく大吉。バレーボールをする悦子を見つけた。あどけないな~。百恵ちゃんは25分過ぎでようやく登場した。おにぎりとゆで卵の差し入れをした大吉。悦子は練習が5時まででお母さんの墓参りに行けないと話す。今度来たコーチは厳しく、女大松と呼ばれている。大松監督ね。

入ってきた女大松は練習中に食事をするなんてと回収する。私が持ってきました、とすぐ名乗り出た大吉におにぎりを返した。大吉は練習を休ませてほしいとお願いしたが断られた後、間違ったテクニックを教えてほしくないと華麗なアタックを決める。

 

事務員から電話があると言われ、大吉は徳子から院長が脳溢血になったと連絡を受けた。女大松の花田さんもお父さんが倒れたと連絡を受けていたと悦子が知らせる。悦子は宿舎暮らしなのでここでお別れ。

 

鎌倉駅に着いた大吉はタクシーを捕まえて花田病院へ。少し遅れて出てきた女大松も花田病院へ向かった。大吉は秀子に院長の弟子と言った。きりと徳子は大吉を品定めするようにじっと見た。

 

誠一郎の部屋

ヨイヨイになっちゃったと秀子に言う誠一郎。大吉も訪れ、誠一郎の手を握る。誠一郎はろれつの回らないふりをして、吉本に君が来てくれればもう安心だ、死んでもいいと代弁させた。こういう病気ギャグ?今なら不謹慎と言われそう。

 

リビング

徳子は秀子に大吉の関係を聞く。おなかペコペコで~、と秀子はごちそうがあることに気付く。

 

客間に招かれた大妙寺は薄暗い部屋で一人、部屋の絵画や壺を見ていた。きりは今日のところは、と帰らせた。

 

ナースステーションでは誰が秀子の婿になるのかと噂し合っていた。

 

リビング

徳子は大吉に金が流れていたことを問い詰める。タバコを吸おうとする大吉に火をつける徳子。きりと徳子、秀子は大吉に「お婿さんになれ」と言われたんじゃないの?と聞くが、急患が入って中断。

 

腸ねん転の子供が運ばれてきて、緊急手術が行われることになった。

 

手術室

ザ・手術って感じの「メス!」

富田医師が担当。

 

ブロンズ像が飾られている待合室で待つ母親。

 

手術室

時間がかかりすぎるオペに患者の血圧が下がり続け、大吉が手術を代わった。鮮やかな手つきに看護師たちも目を見張る。

 

手術を終え、母親は富田に泣いてお礼を言う。岩崎は大吉を褒め、富田も素直に褒めた。いい人そう。大吉は貴重な勉強をさせてもらいました、と大吉に言うと、大吉の態度が変わり、医学は医者のためにあるんじゃない、患者のためにあると諭した。陰で聞いてた秀子。

 

誠一郎の部屋

手術の報告をする大吉。誠一郎は明日から花田外科の四番だと芝居を打ったことを告白した。聞き耳を立てる徳子。家付き娘の尻に敷かれてきたと話す誠一郎は、このまま死んだらと徳子の悪口を言う。結婚できなくて欲求不満…いつも独身女性の悪口はコレ。きりも50過ぎなのに蝶よ、花よの嬢ちゃんで、秀子もじゃじゃ馬で28なのに結婚できないと言い、秀子の婿になってほしいと頼んだ。

 

聞き耳を立てていた徳子、きり、秀子がなだれ込んできた。(つづく)

 

こういうドラマを見ると、木下恵介アワーって新しい感じがするんだよな。女性に頭が上がらないことを情けないことみたいに描いているけど、「おやじ太鼓」はそうじゃなかったから。

 

この枠は山口百恵さんの出演作が続くのかな?といっても、TBSでの出演作は、もう残り少ない。赤いシリーズ5作目の「赤い激流」は1話だけのゲスト出演だし、あとは「人はそれをスキャンダルという」だけ。赤いシリーズではないけど、大映ドラマなのね。CSのTBSチャンネルで今月末から再放送が始まる。もしかして、BSでも…!? 

 

ザ・昭和な感じでこれはこれで面白かった。気楽に見られていいんじゃないかな。

 

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