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【連続テレビ小説】澪つくし(117)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

宣伝会議で、かをる(沢口靖子)が優秀な販売店を旅行に招待しよう、と案を出すと、久兵衛津川雅彦)はそのチラシの文案を梅木(柴田恭兵)と二人で考えろ、と指示する。その頃東京では、律子(桜田淳子)が小浜(村田雄浩)と再会していた。律子は小浜を、男性としての魅力を感じる、と見つめ、小浜も見つめ返す。久兵衛津川雅彦)は梅木との再婚に反対する英一郎(鷲生功)を叱り飛ばすが、それは英一郎を鍛えるためだった。

 

でもほんっとに弥太郎っていつまで出るの? wikiで読んだときに、結構長々と徐々に出番が減らされて最後は端役扱いみたいに書かれてるけど、もう全体の2/3過ぎてますけど、セリフの少ない端役には感じない。これで出番が減らされた方なの!?

 

「入兆」では梅木とかをるの仲が関心の的になっていた。梅木が結婚を申し込み、かをるが返事を保留している事は周知の事実であった。

 

店では久兵衛、梅木、英一郎、かをるで宣伝会議。よそでは新聞や雑誌の広告の他にネオンサインや折り込み広告を使って大宣伝しているという梅木。資金力が違うから同じ方法じゃかなわないという英一郎に、久兵衛は「お前は大体初めっから負け犬根性やな」とまず否定。

 

かをるは、たくさん売ってくれた小売店の店員を一泊旅行に招待したらどうかと提案する。その隣で「天才だな、姉さんは…」と言ってくれる英一郎の優しさを久兵衛は見逃すんじゃないよ。

 

梅木とかをるで販売店向けのチラシを作れと命令する久兵衛。挟まれた英一郎の気まずい感じがよい!

 

そのころ律子は東京で小浜敬助と再会していた。

 

1年ぶりに会うという二人。律子は「その目誰かに似てる…」「分かった、水橋さんの目よ」水橋の名前なんか出されたくねえ~。

 

案の定、小浜は水橋のたぐいは嫌いだとはっきり言う。やつらはわが国を滅ぼそうとしています。律子はひと握りの財閥が日本を駄目にしていると考えていて、小浜はすっかり軍人的考え方。話は平行線。

 

律子「自分という感情を持った人間がここにいて論理を見つめ返しているというのかしら。分かります?」

小浜「分かりません」( ̄m ̄〃)ぷぷっ!

 

律子は忠烈無比な帝国軍人である小浜に反発も感じるが、一方で信念をもって純粋に生きる小浜に男性としての魅力を感じる…と語る。そりゃ小浜もメロメロだ。

 

広敷の待遇改善を掛け合ったかをるは広敷の畳の張替えをしてくれた。そこにツエが「英一郎と旦那様が大喧嘩している」と伝えに来た。

 

久兵衛「お前は仕事もようできんくせにひがみ根性だけは一人前やな!」

英一郎「どうせ僕は出来損ないだよ! お父さんに愛想尽かされているのは分かってるよ。僕かてお父さんは大っ嫌いや!」つらいよ、こういう会話は。

 

るいが英一郎がかをるの結婚を反対したことをチクったんだな。るいの久兵衛ファーストやりすぎじゃない? 妾が正妻になってありがたいと思ってるのかもしれないけど。かをるは梅木の事は嫌いじゃないけど、誰とも結婚したくないと。久兵衛は「入兆」の没落を防ぐには、梅木とかをるが結婚するしかないと頭を下げてまで再婚を迫った。

 

英一郎が部屋から出ていくと、久兵衛は人間教育には2つの種類があって、褒めたおして、おだて上げて伸びるやつと徹底的にしごかなあかんやつで、英一郎はしごかなあかんと久兵衛は言うけど、英一郎は褒めて伸びるタイプだと思うけどなー。あんなに人のこと手放しで称賛してくれる人なのに。

 

ここから梅木と英一郎の会話。「お前頭のネジが2~3本抜けてるようだな」この辺りのシーン、本当に長いよ。

 

るいはかをるをさらに追い詰める。「梅木さんの事、いつまで待たせるつもり?」「黙ってあの人耐えてるのよ」

かをる「どうして私のせいにするの? そんなのおかしいわ」そうだそうだ!

 

るい「かをる、いいかげんに心の整理をしたらどうなの?」えー! まだ1年だよぉー。子供も抱えて実家も頼れないなら、この時代は一刻も早く再婚しなければならない経済状況かもしれないけど、かをるは頼れる実家がかなり太いのになー。

 

そうなるとやっぱり再婚しなかったおしんや、肩身は狭かっただろうけど、ずっと独身だった初子がいた「おしん」の世界の方が共感できる。初ちゃんにとっては大変だっただろうけど、途中のおしんと初子の2人暮らしがうらやましかった。

 

あ、そうそう以前見逃して見たいと思っていた「新幹線大爆破」がBSプレミアムのBSシネマで2月15日の午後1時から放送。すごいトンデモ映画っぽいけど今度こそちゃんと録画して見る! 「はね駒」からりんの祖父、父の山内明さん、小林稔侍さん、「澪つくし」から沖田役の福田豊土さん、漁師役の浜田晃さん出演。1975年の作品なので、朝ドラより10年若い姿が見られるんだね。

 

BSシネマは、ホントは毎日録画したいくらいだけど、西部劇はあまり興味がないので除いて、今はヒッチコック作品中心に録画してます。17日には、昨年4月のチャップリン映画特集のラインナップにはなかった「キッド」があるので、これもまた楽しみ。