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【連続テレビ小説】澪つくし(29)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

警察に捕まった弥太郎(明石家さんま)と清次(寺田農)を久兵衛津川雅彦)が引き取る。清次はなんとか久兵衛に運転資金を半額用立ててもらい、残りをるい(加賀まりこ)に貸してもらう。かをる(沢口靖子)は千代(岩本多代)に呼び出され、律子(桜田淳子)の力になってくれと頼まれる。かをるの絵を描いた画家の沖田(福田豊土)たちが銚子の芸術家協会の援助を久兵衛に願い出るが、久兵衛は不景気で援助は出来ないと断る。

 

白い壁を背に座り込んでいる清次とボコボコになって倒れている弥太郎。それにしたってこういう腰の低いぺこぺこした男を演じる寺田農さんは珍しいよなぁ。二人は警察に捕まり、久兵衛が引き取りに来た。

 

警察の耳には危険分子(水橋)が入り込んでいたとか情報も入っているのね。お嬢さんの様子はどうですか?とか。店に戻った清次は梅木から500円を受け取り帰っていった。

 

かをるの花嫁修業。今日は、お盆について。

あらよね…青ウリとナスをさいの目に切って米と混ぜる。小さく裂いた蓮の葉の上に供える。

「迎え火ははよ 送り火は遅」

 

ハマと勉強中に奥様に呼び出されて、千代の部屋へ。律子のことを尊敬しているという

かをるに、「女は高い理想持ったらあきません。理想は必ず崩れます。一歩一歩足元踏みしめながら歩かんとあきません」という千代。かをるは素直、という評価、確か久兵衛もしてたけど、そうだね、くよくよしないし、理想的かも。

 

律子を「勝気な性格をお持ちだとは思いますが、その裏には優しさや思いやりが隠されています」というかをるに千代は「律子の力になってやってほしよ」とお願いした。沢口靖子さんが美しいのは当然として、岩本多代さんも見とれるほど美しい。

 

ハマVSツエ…頭を下げる練習。「はね駒」のやえさんって頭の下げ方がすごいなぁと思ってました。ハマどころではない。

 

清次は今度はるいに金の無心に行く。ただじっとしてれば毎月金が入ってくるるいをうらやましがるが、るいもるいでお手当をいただいてる立場上、外へ働きに行くこともできないらしい。嫌味の限りを尽くした清次だけど、結局るいから借金できた。

 

久兵衛の家には沖田と河原畑がバイオリニストの宍戸と訪ねてきて、平田篤胤の書を見ている。

ja.wikipedia.org

かをるをモデルにした絵を外川の漁師が買ったことについて

河原畑「漁師に絵が分かるんでしょうか」

「はね駒」北村に続き(こっちの方が後だけど)、デリカシーない発言。

 

”かをるは一瞬ムッとした。何と失礼なことを言う男だろう。絵を買った吉武惣吉は毎日あの絵を見てくれているのだ。2日後にはその惣吉と犬吠埼で会う事になっている。この人たちは想像もしていないだろう。かをるの胸はコトコトと音を立てていた。”

 

にこやかにお茶を出しながら、嫌われてるぞ、河原畑。久兵衛には銚子芸術家協会を発足するため援助をお願いしに来たのだが、不景気のため断られ、龍月でのカフェー遊びを問い詰められる。

 

外に出たかをるは黒猫を抱いた律子と顔を合わせた。「私の性格を分析してくれたそうね…」え、にこやかだけどちょっと怖いな。