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【連続テレビ小説】澪つくし(65)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭和四年の正月、かをる(沢口靖子)たちは浜辺に文吉(飯沼慧)を連れて来て、大漁旗を見せていた。一方、病院には律子(桜田淳子)が千代(岩本多代)の見舞いに来て、家に閉じ込められている近況を報告する。その後かをると惣吉(川野太郎)はるい(加賀まりこ)を訪れ、外川での新婚生活について語り、久兵衛津川雅彦)の様子を聞いた。その頃入兆では、弥太郎(明石家さんま)が騒ぎを起こして、久兵衛に追い出されていた。

 

昭和4年の正月。吉武家は惣吉が文吉を背負って海へ。ほのぼのしたお正月。

 

律子は新しく久兵衛が作ってくれた着物を着て千代の見舞いへ。昭和3年のお正月は家に帰れたけど、今年は無理だったか…。千代と話すときだけ関西弁になる律子がいい! 千代が律子がマルクスボーイにご執心なことを「インテリがかかるハシカ」と言ってたけど、ホントそうだね。

 

かをると惣吉はるいの家へ。そういえばかをると惣吉のカップルにイマイチ私が乗り切れないのは、惣吉の声があまり好きじゃないのかも…と新婚になってかをるとよくしゃべるようになって気付きました。声自体はいいんだろうけどまだ棒読みっぽさがあるから。「おしん」の竜三、「はね駒」の源造、どちらも顔だけじゃなくすごく声もよかった。源造さんは表情が印象的でよかったんだよな。

 

入兆では広敷で梅木が珍しくヤケ酒。その場にいなかった弥太郎が戻ってきて一緒になって騒ぐ。一方、同じころに帰ってきた早苗は、ハマに注意され部屋を一人部屋でなくみねと一緒にすると言われてしまった。

 

みんなが寝静まった夜中に広敷から女中部屋に夜這いに行く弥太郎。そこに寝ていたのはハマで…ここ、当時はお笑いっぽい場面としてコミカルな音楽も流れていたけど、部屋が明るくなってハマだと分かると「誰がお前なんか襲うか」とかやっぱりのセクハラ。弥太郎は追い出された。あんなに普段セクハラばっかりなのに、これは追い出される案件なの?と当時の基準がよく分からない。

 

今日で弥太郎退場なのかな。だったらありがたい。

 

そういえば、テレビドラマデータベースで「はね駒」を検索すると誰が何話に出ていたかも全部書いてあったから、この人はこの辺で退場かとかまた再登場するんだとか分かりやすかったのに、「澪つくし」はないんだねー。

 

かをるは文吉に気に入られ、食事の介助もした。ここはそれだけ舅に気に入られた可愛い嫁という描写なのかもしれないけど、私はちょっと気味悪く思ってしまった。

 

「海で死にてぇ」という文吉。不安顔のかをるだった。

 

文吉役の俳優さんがうまいなーと思って調べたら、2011年にお亡くなりになった文学座の俳優さん。「テルマエ・ロマエ」の長老役が遺作だったそう。

 

それと作品一覧を見てたら、これ面白そう。

www2.nhk.or.jpジェームス三木脚本、津川雅彦主演。「澪つくし」キャストもちらほらいるけど、「はね駒」キャストもちらほら。あ、昨日観たばかりのオペラ歌手の岡本喬生さんもいる!