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【連続テレビ小説】澪つくし(71)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

アミノ酸液を使えばしょうゆを安く作れる、と売り込みが来るが、久兵衛津川雅彦)は味が悪くなるなら使わない、と追い返す。タイミング悪く河原畑(石丸謙二郎)が律子(桜田淳子)と結婚したいと言いに来るが、久兵衛は取り合わない。体調を崩した千代(岩本多代)の見舞いに、かをる(沢口靖子)と惣吉(川野太郎)がやってくる。その場で千代は、自分が死んだら久兵衛の正妻になってくれ、とるい(加賀まりこ)に頼む。

 

平沼商店の岸本という白スーツの男がアミノ酸液の売込みに入兆に来た。岸本役は早崎文司さんで「3年B組金八先生」シリーズで教頭先生だったなあ~。岸本は関西弁だったけど、金八先生の劇中でも大阪出身でたまに関西弁でしゃべるとwikiに書いてた。そうだっけ? 関西弁の教頭先生なんて新鮮だなーとか思ってたところだったのに。

 

アミノ酸液を使えば、短期間で醤油を作ることができる=安く作ることができる、ということだが、久兵衛は追い返した。これが吉と出るか凶と出るか分からない。

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こちらによれば今でも8割は本醸造方式だけど、アミノ酸液を加えた混合醸造方式、発酵・熟成をさせない混合方式があるそうです。アミノ酸液を入れる方法は今でも存在するけど、それほどメジャーにもならなかったんだね。やっぱり味が違うのかな?

 

そんなセールスが来て機嫌が悪いところに沖田と河原畑が来て、律子と結婚させてほしいと来た。即お断りの久兵衛。河原畑は父親が図書館の館長で自身は新聞社の手伝いをしてるそうです。新聞社の手伝いから、翌年には新聞社の社員に格上げされたんだね(はね駒)。

 

入兆の前には怪しげな虚無僧が下手な尺八を吹いていた。早苗が「あっち行ってください」と言いに行くと、虚無僧は弥太郎であった。えー! 弥太郎ってまだ出てくるのー! もういいって。番頭さんや梅木に追い払われてすっきり。

 

多分他の役者さんは昭和初期に生きてる人みたいに見えるのに、さんまさんだけ昭和60年の男がタイムスリップしてきたみたいで違和感あるのかなー。髪型とかよくテレビで見てたそのままだしね。

 

夏の漁休みに惣吉とかをるは千代のお見舞いへ。いやー、なんだかんだ言って実家も嫁ぎ先も病院も駅も近くていいよね(田舎者の感覚)。ナマズをお土産に持って来た二人にお礼を言う千代。かをるが胸を張ってナマズを捌くと言っていた。

 

惣吉、かをるの前で千代は自分が死んだら久兵衛の後妻になるのはるいだと言った。一同驚くが、千代の心は決まっている様子。千代って上品な奥様って感じで泣けてくる。自分がいなくなって久兵衛が一人になって寂しがる方が耐えられなくなったのかな。

 

惣吉とかをるが家に帰ると新造船を頼んでいた鹿児島から電報があり、この値段では作れないと連絡があった。どこもかしこも不景気だね。

 

正直、かをるの出番が少なくてもいろんな話が進行してて面白い。