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ドラマの感想など

【連続テレビ小説】はね駒(85)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

12月、りん(斉藤由貴)は職を探し、母・やえ(樹木希林)と奉公人をあっせんする桂庵(けいあん)に行く。しかし、女学校を出た才女は使いにくいと断られてしまう。だがそこで、女学校の旧友・高木みどり(美保純)と再会。みどりは新聞記者を続けており、男社会の中で苦労しながらも、いきいきと働いていた。東京で女性が働くことの難しさを痛感するりんだったが…。

 

10月頃、東京に来て、今は師走。弘次郎を送り出し、弘次郎の仕事は変わっても心は変わっていないと話すやえとこと。そこに徳右衛門が出しておけと言っていた袴が出てない、ことはそんな話は聞いてないと言い合いになる。いつものほのぼのよりちょっと殺伐とした感じ。

 

りんは、教師がトラウマになり家で仕立物をしていたが、やっぱり桂庵で仕事を探すことにした。そこについてきたやえ。家で終始舅姑と顔を合わせているのはやっぱり仲が良くても気詰まりに感じていた。そこがまたリアル。

 

桂庵でりんは女学校出の女は生意気だから仕事はないと言われてしまう。ついてきたやえにぴったりの仕事があると紹介されたのは、一日権妻(いちにちごんさい)という、妾を持てないケチな男に1日だけ妾になるという仕事で結構給金はいいらしい。怒って帰ろうとしたところにみすぼらしい格好のみどりに出会う。

 

みどりは、新聞記者を辞めたわけではなく、潜入ルポみたいな仕事をしていて女中として大きな屋敷に入り込むために桂庵に来ていた。明るく屈託のないみどりさんだけど男社会の新聞記者として生き残るためにいろいろ体を張ってやってるのね。

 

みどりと別れてもう一軒、別の桂庵に行って仕事を探そうとしたりんだが、河田(先日の英語塾長は河井…ちょっとややこしい)という屋敷で住み込み女中を募集している貼紙を見てその家を訪ねてみた。

 

キクさんという女性が出てきて、どうなるの~?ってときに、”ジャン!”という効果音と共に急にドラマが終わってびっくり。斬新な終わり方だった。

 

 やっぱり樹木希林さんが出てくるとドラマが面白くなるなぁ! 舅姑に不自由な想いをさせてると涙を拭いたり、みどりと入ったしるこ屋で餅を食べたり、見てるだけでも飽きない。