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連続テレビ小説 おしん(254)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしん乙羽信子)は、道子が田倉の家にようやくおさまって、肩の荷をおろした思いであった。しかし、おしんは、道子にはもう嫁として期待することをやめた。22歳の道子に、おしんが思う通りの嫁になれというのが無理だったのだ、と悟ったからである。年末の忙しさも終わり、大みそかの店を閉めると、仁(山下真司)と道子はさっさとスキーに出かけ、田倉家はおしんと初子(田中好子)だけの元日を迎えた。

 

 

昭和31年に22歳の道子は、昭和7~8年生まれと思われます。となると昭和7年生まれの「ゲゲゲの女房」布美枝さんと同年代ということになります。結婚前の昭和28年21歳の頃は実家の酒屋を手伝いながら、女学校の友達と洋裁教室に通っていたという描写があったなぁ。今日は道子の出番はありませんでしたが、あらすじに22歳とあったのでつい。

 

それと禎どこ行った?と思ったけど、禎もスキーだったんですね。女子大生、スキー…80年代のイメージ。

 

おしんと初子のふたりきりの正月に百合が新年のあいさつに電話をかけてくる。師匠の夫婦も出かけ、希望は満足のいく作品作りに集中していた。そこにそっと世話を焼く百合ちゃん。

 

家の電話だから万が一、仁が出たらとか考えない? そもそも今も田倉家とつながりあるっていうのがやっぱり理解できない。いい子なんだけどなぁ~、どこかモヤモヤするのです。

 

おしんは、お元日の昼間から初ちゃんに愚痴りながら酒を飲む。希望が焼き物で一人前になれないなら商売をさせようなんて、まだ言ってるしー。希望は商売は嫌いだって言ってたよ。仁はとんでもないクズだけど、お店に立ってる時は明るく愛想よく接客してるし、商売好きなんだから好きな人だけやったらいいの。

 

セルフサービスの店は最後の挑戦で失敗できないと強く思っているおしんは、失敗したらまた行商からやり直しましょうと明るく言う初子の言葉も耳に入っていなかった。55歳ですべてを失うのは、やっぱり若い頃とは違うもんね。

 

希望の作品作りの隣に寄り添う百合。帰る家がないと言ってたけど、今が一番幸せなんだって。百合ちゃんみたいなのは、今でいう”相談女”なんだろうなぁ~。相談女で検索するとたくさん出てきます。希望は健気な百合ちゃんにひかれ始めている? こう言っちゃなんだけど、希望にこそ「百合なんか」と言ってやりたくなるよ。

 

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今日の最後だって、また百合からの電話で希望の作品を焼くことになったと知らせが来たけど、仁もちらっと見てたよねぇ? 

 

希望と百合は穏やかでいいカップルになりそうと思う反面、百合ちゃんは百合ちゃんで仁とは二度と会わないような場所で幸せになってほしかったんです。それが仁に近しい希望のところってのが気に入らないのです。