徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(296)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしん乙羽信子)に頼まれたからとはいえ、自分が土地を売ったことで、「たのくら」を結果的に追い詰めることになった浩太(渡瀬恒彦)は「妙に後味が悪い」と話す。おしんは、「どうかもうご心配くださいませんように」と笑って頭を下げた。同じ時代を生き、お互いに愛し合いながら結ばれず、別々の道を歩いてきたおしんと浩太は、いわば「愛」を超えた「同志」だった。浩太は、おしんの不運に胸をえぐられる思いだった。

 

 

↑このあらすじは昨日のラストに流れたナレーション。それぞれの伴侶がいてもそういう男女がいてもいいんだろうけどね…。若い頃から積み重ねで全く浩太の人生や人柄にひかれないせいかこの二人の関係が心に入ってこないというか…。浩太が今、融資のお願いなどとてもできないようなおじいさんだったら、どんな関係になっていたのか。

 

作造が亡くなったときに実家に帰ってたときだったか、小作争議をおしんが建てた新しい家でやってて、そこに浩太が来た時に、おしんは結婚も決めた頃で浩太をさっぱりとあきらめたような描写があって、そこがすごく好きだったんだよ。そこですっぱり縁が切れてたら、今頃浩太さん何してるのかな?とかそれなりに愛着があったかもしれない。

 

またしてもおしんは何も言わずに浩太の元を訪問していた。心配する道子、あかね、みどり。誰も心配する人などいないと思ってたよとおしんは言ってたけど、行き先くらいは言ってよ~。3時過ぎに出て行って、そこから夕食を食べて帰宅。遅くなるからご飯いらないとか、心配云々じゃなく単純に連絡は欲しいな。

 

浩太に、仁は人を踏みつけにしても平気でみたいなこと言ってたけど、商売相手を蹴散らしてきたおしんとどう違うの? おしんが義理と人情を持って接してきたのはお客様に対してであって、同業者には常に喧嘩腰だったじゃんねー! 小さな商店をつぶしてお店を大きくしてきた仁と何が違うのか分かりません。

 

嫁や孫娘たちの優しさに触れたが、いよいよ引越しの日が迫る。初子が手伝いに来て、希望も仁の家の荷物を預かるために物置小屋を建ててくれた。禎も来て、今日は豪邸での最後の晩餐。

 

そこに浩太が来襲。何かある?! 最終回まで詰め込むね~。1年もやってきて最終回はほぼ回想なんてことにはならなそう。