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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(255)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしん乙羽信子)は、希望(のぞみ)が店で働いてほしいと考えていた。新しい店を始めるのに、仁(山下真司)だけでは頼りないと感じ、希望のような根がしっかりした人間に、仁と力を合わせて店をやってほしかったのだ。昭和31年2月、田倉商店には、陳列棚やショーケースなどが運びこまれ始めた。それでもまだ、どの程度の商品をどういうふうに扱うかで、おしんと仁の意見が合わず、母子で口げんかの絶えない日が続いた。

 

 

冒頭いきなり始まったおしんと仁の喧嘩は、このあらすじによれば昭和31年2月の出来事だったのね。怒鳴り合う姿を見て、あんな店やだと思うけど、それって今の感覚で、CSとかで昔のドラマを観てると怒鳴り合いみたいな会話も結構普通だったりするんだよね。次郎と征男のリアクション見ても日常茶飯事みたい(百合は苦手な環境だったかも)。

 

すぐに言い合いになるため、仁のそばには希望がいて欲しいとまたしても思ってしまうおしんだったが(希望の意思は?!)、仁も道子も名古屋に泊まりに出かけた夜、希望が訪ねてきた。

 

希望は、陶芸の道で食べていけそうなことと百合との結婚を報告に来た。希望一人で報告をし、近くの宿屋に百合を待たせるとは、ちゃんとおしん対策できてるなぁ。

 

今日は全体的に、THE昭和のドラマって感じがした(※あくまでイメージ)。

 

希望のプロポーズを断り続けたという百合だけど、そりゃ躊躇するでしょ。きょうだい同然に育った仁とはこれから何回となく顔を合わせる機会もあるんだからさぁ。幸い、”田倉”じゃなく”八代”という全然違う名字になるからいいけど、と無理やり納得してみました。

 

仁の顔もたまには見たい百合の作戦勝ちだな!と素直に百合を見ることができません。きっとおしんが店の旦那さんのお手付きになりそうになったら黙って受け入れるんじゃなく全力で逃げるんじゃないかと思ってしまうからなのかも。

 

仁のことさえなければ希望と百合はお似合いだし、おめでとうなのに、しかし、仁のことがなかったら希望のところに行くこともなかったし…複雑ですね。多分このまま百合は圭ちゃんの母親になるんだろうし、優しいうえに気遣いができるのはきっと両親のいいところを受け継いだんだろうね。しかしな~。

 

 

他の人の感想も読んで思いました。百合は希望の紹介で師匠や奥様の手伝いをすることになった。百合は山奥の静かな暮らしが合っていて、希望の同僚である他の弟子と結婚することになったらしいよ、と希望から聞かされて、あぁよかったねという展開ならまだ納得かな。

 

希望じゃなくていいじゃない。それなら希望が顔を見ることはあって、おしんや初子に報告することはあっても仁とは全く関わりのない人生になるのに。希望と仲のいい同僚も一人くらいだしとけばよかったのに〜。