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連続テレビ小説 おしん(225)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭和20年8月15日の終戦から1年がたった。その1年の間に、おしん(田中裕子)の人生は大きく変わった。夫・竜三の自決、長男の雄(ゆう)の戦死、そのうえ、住み慣れた家からも出て行かざるをえず、おしんは、厳しい戦後を丸裸で生きていかなければならなくなっていた。そして、どん底の気持ちに追い打ちをかけるように、自分の娘のつもりで育ててきた初子もおしんのもとを去って行った。

 

 

田中裕子さんが演じるおしんは今日で終わりです。だからこそ、今日は「おしん」にしては珍しく回想シーンがたくさん入っていました。

 

雄と竜三が汽車ぽっぽしてるとか、最期の家を出ていく竜三とか、お加代様、源じい、大奥様、作造、おふじ…そこに現れたるは、おしんの永遠の憧れの君、節(せつ)を曲げて女々しく生きている浩太。今日も目がぎらついています。

 

おしんたちがあの家から出ていく直前、初子が手紙をくれました。住所は書かれておらず、消印は東京。お金がたくさん入っていて、若い女性で大金を稼げる仕事と言えばそんなにないはずなのに、それほど心配する様子のないおしん。またお金を送ります、と手紙には書かれてたけど、引っ越したら分からないよねぇ。郵便局では届出をすれば、新住所に転送してくれるサービスがあるけど、当時それがあったかどうか…。

 

ひささんは頼もしく仕事に燃えてるし、竜三が戦争責任を感じて自殺したという事にも、そんなことで責任感じてたら軍人はみんないなくなるとか、視聴者が思ってたことをはっきり言ってくれてホント好き。赤木春恵さんは、渡鬼を見てる人だと、意地悪なおばあさんのイメージみたいですが(私は見たことないです)、私は、桜中学の君塚校長先生のイメージもあるから、頼もしい優しい女性が合ってると思います。

 

そういえば、今日で田中おしんが終了で、明日から乙羽おしんになるわけですが、乙羽おしんは年明け月曜日から始まったわけで、明日は本来なら月曜日回で、来週水曜日の今年最後の放送が土曜日回になるわけか。

 

子役から田中裕子さんになるときも、これ以上面白くなるのだろうか?と思ってたけど、それは杞憂で本当に楽しく?楽しくってことはないか、ストップザおはしで見続けることができました。「おしん」と言えば、田中裕子さんに上書きされました。