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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(212)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

雄(ゆう)の入隊を前に、おしん(田中裕子)は入隊のことには触れず、雄も平静に気持ちの整理をしているようだった。そして、盛大な見送りもなく、雄は、ひとりで田倉家をあとにした。しかし、おしんは雄の気持ちを大切にすることで、見送ってやりたい母親としての気持ちを抑えこんだ。雄が去ると、おしんには、ただ雄の無事を祈るだけの日々が残された。おしんにとって、身を切られるようにつらい毎日であった。

 

 

今日の回は昭和19年5月。雄からハガキが届いて、面会ができるという。竜三は仕事で抜けられず、おしんは子供たちを連れて行こうとするが、子供たちも軍需工場で働いており、休ませるなと言われる。竜三が言った”お国に差し上げた息子”ってすごい言葉だなぁ。

 

竜三、仁や希望もおかわりするほど食糧にも困ってない様子。なんだかんだ言っても竜三はすごいよ、あのご時世で。子供を飢えさせないという父親の務めを果たしてる。

 

竜三が佐賀から家出した時、そして今回の雄のハガキ”ご放念ください”=気にしないでくださいという意味で、恥ずかしながら「おしん」を見て、初めて知る言葉がたくさんありました。

 

先日の雄の手紙の”便々と過ごす”みたいなのもまじめにやってます的なことかと思えば、”何もしないで時間を無駄に過ごすさま”だそうで。今日の”耳に胼胝ができる”も字幕で漢字で初めて見た!

 

そういえば、竜三がおしんに向かって「女々しいぞ」っていうことあるんだけど、この言葉って、男性に向けて言う言葉だと思ってました。

 

おしんは、せめて初子だけは会わせてあげたいと思い、仕事を休ませる。翌朝、おしんが竜三を起こして、初子も工場に早くいくから~と言ってたけど、おしんは竜三をだますことなんてちょろいと思ってそうだけど、にこにこしながらまた布団に戻っていたから気付いてたんじゃないのぉ? おしんの考えること、結構分かってると思うよ。

 

雄に会いに行ったおしんと初ちゃん。お重いっぱいのおはぎ。戦友の川村は斉藤洋介さんだった。朝ドラ見てると、こんなところにこんな人が的なのが面白いなぁ。