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ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(207)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

おしん(田中裕子)は、とうとう魚屋をやめるときが来たと思った。おしんには、特別の思いがある店であった。夫婦の再出発に始めた魚屋をやめなければならない寂しさといっしょに、戦争への不安が、おしんの胸を暗くおしつぶしていた。やがて厳しい配給制度を迎える前触れでもあった。また、おしんは、竜三(並木史朗)がどこまで事業を広げるつもりなのか、不安であったが、黙ってついていくしかないと諦めていた。

 

 

初ちゃんが高等小学校を卒業したら山形に帰ってしまうのか気になっていたのですが、今日になってとうとう分かりました。

 

魚屋を閉店すると竜三が決める。おしんは近所の人たちのために…と未練があるが、配給制になり、ただ配るだけなら創意工夫もできないし、というわけでおしんも心を決める。なんだよ、夫婦でやってきた店を、ていうかおしんが始めた店を!とお怒りの感想も見たけど、羅紗問屋閉めた竜三も寂しそうにしてたよ。おしんは子供服のことでキラキラしてたけど。

 

カマボコ工場の他に縫製工場も任されることになった竜三は、縫製工場の責任者をおしんにやってほしいと言う。そうなると家の中は回らなくなるから初子にいてほしい、ということになったのでした。竜三にとっては初子はただの労働力扱いなのかもしれないけど、それでも、仁や希望、禎たちにとってもいい結果になったんじゃないかな。春休みに帰ってきた雄も嬉しそうにしてたよ。

 

それにしても子供たちの演技力に対し、普通に演技を続けられる田中裕子さんも並樹史朗さんもすごいわ。それを日に日に感じてます。

 

おしんは、実は山形に帰さないで済む法を考えていたのかと思ってました。雄が「あのこと頼むね」と言ってたのもきっと初子のことだと思ってたから。おしんはすごく我を通すときと、竜三のいうことに反論しても無駄だと何も言わないときと差が激しいね。

 

雄が春休みで帰ってきたタイミングで、おしん一家は引っ越し。風呂もある大きな家に住むことになった。竜三は田舎の大きな家で育ったから家に対してこだわりがあったんだろうね。

 

こんないいことばかりが続くとあとで強烈なしっぺ返しが起こるのが「おしん」。これからが怖いよ。でも、私は竜三擁護派を貫きます。