徒然好きなもの

ドラマの感想など

連続テレビ小説 おしん(205)

公式あらすじ※初見の方、ネタバレ注意 

昭和14年、戦争によって運命を変えられていく人々のなかで、おしん(田中裕子)や竜三(並木史朗)も例外ではなかった。竜三は、軍の御用商人になったことから新しい事業のきっかけをつかみ、魚の練(ね)り製品の工場をスタートさせた。昭和15年の新春を家族そろって無事に迎えられた田倉家は、竜三の仕事が軌道に乗っていることもあって、結婚以来、初めての物心ともに恵まれた元日を迎えていた。

 

 

先週の土曜日が昭和14年3月で、雄は京都の第三高等学校へ進学した。で、今日は昭和15年の正月。子役たちがみんな大きくなってる!

 

雄は冨家規政さんに変わった。繊細そうな少年からがっしりした青年へ。私の中では、フジ(東海テレビ)の昼ドラのイメージがあるけど、「結婚できない男」で沢崎さんをヘッドハンティングする男とか、「侍戦隊シンケンジャー」でシンケンピンクの父役とかここにあげたのはごく一部でいろんなドラマで見かけるイメージ。長身でスーツがよく似合う。

 

竜三も雄もゲストとはいえ「シンケンジャー」に出てたんだなぁ。

 

意外だったのは、冨家さんが意外と棒だったこと。最初っからうまい人なんてごく一部なんだねー。人に歴史あり。松田洋治さんや小林綾子さんが飛びぬけてうまかったのね。子役ではないけど、今思えば定次の光石さんも結構よかったよねぇ。先週までの初ちゃんも終盤はすごくよかったけど。

 

竜三は老け役するためにますます顔色が悪くなり、調子に乗ってることより、メイクでも健康が心配になるレベル。しわとかをわざとらしく描くより肌をくすませるのが昔の老け役メイクなのか。しかし、おしんはしょんぼりしてる竜三よりいきいきしてる方がいいんだって。

 

雄は、初子にお年玉を渡す。お金じゃなくかわいいお人形みたいなやつ。初子は、高等小学校を卒業したら、今度こそ山形へ帰るという。初ちゃんを帰すな!と怒る雄に、おしんは雄の気持ちを知る。

 

橋田先生に恋愛もののイメージがなかったせいか、おしんと竜三、雄と初子の恋物語にドキドキ。

 

雄と水木しげるさんはほぼ同世代で水木さんが1つ上の学年だそうです。水木さんは尋常小学校の入学を1年遅らせたそうなので、同じ時代を生きていたんだ(雄は架空の人物だけど)。で、イカルは教育熱心で水木さんの兄も弟も旧制中学に進学したそうですが、水木さんは高等小学校へ。だけど、この世代は結局どのルートに行っても兵隊になってしまう。